
2日前の月曜日、スーパーカーでタカタに出勤したばかりですが、今日は黄色いカプチーノで出勤してきました。
月曜日に会ったばかりのTaNoonさんが「KAZUYAさん、水曜日も天気がいい感じなんで、イケますよ!」という誘惑の呪文を唱えていらっしゃったので、昨日、1.5倍速で仕事を猛烈に頑張り、休みをゲッツ!!
しかし、カプチの準備が全然できていない状態だったので、仕事から帰宅後、午後8時くらいからエンジンオイル、ミッションオイル、ブレーキフルードの交換、ロアアームの点検、マフラー、ブローオフのリニューアル等々といった整備を始め、終わったのが午前1時半・・・。
でも、何故か元気!
楽しいことをやっているときって、凄い集中力を発揮します(笑)
そして午前5時半に起床し、娘を保育園に連れていったあと、高速を使って午前8時半頃タカタ入りしました。
タカタへ到着すると、見慣れた速い人たちが出走準備をされていました。
カプチに至っては、デフの慣らしは1,000kmも我慢できなかったのですが、早く試走しないことには課題も見えてこないと思って、とりあえずテスト走行。
午前9時の走行開始の合図とともに素早くコースインしたのですが、びっくりするくらい酷いオーバー(汗)
おまけにリア側のパッドの準備が間に合わず純正ブレーキパッドだからなのか全然ブレーキコントロールができない。
四苦八苦しながら、3周ほどアタックし、タイムは78秒971。
正直、ハマればビートのタイムは超えられるだろうと勝手に予想していたので、肩透かしをくらった状況。
カウンターの嵐なので、腕の未熟もさることながら、セッティングも全然ダメ。
少しクールダウンさせ2度目のアタックは2周ほど走り、タイム78秒744。
結果から言えば、この
78秒744がベストタイム。
減衰力とエア圧を調整したものの、走っていて面白くない。
やっぱりブッツケでバチッとハマるほど簡単じゃないですね。
もちろんLSDの恩恵もあり、旧4コーナーではタイヤが空転していたのが前に進むのは嬉しいのですが、ビートの感覚を求めているので満足点には程遠い結果。
3枠目からはクラス分けとなり、3番目を走ることになったので、その間、たもんさんと雑談。
セッティングのことをいろいろと聞かれたのですが、過去、私が通ってきたビートの仕様に近かったので、私なりのセッティングをお伝えしました。
まぁ、合っているかあっていないかは責任モテないんですけど(笑)
そして、3枠目の順番が回ってきたとき、タイヤも冷えきっていたので、念入りにタイヤを温めながら走ろうと思った3周目・・・
メインストレートでドボン・・・。
コレですわ(恥)
その後は、源さん始め、走られていた皆さんが素早くホウキを持ってコース清掃。
私がホウキを探しに行ったときは、1本もありませんでした。
「オイルが漏れている!」
「ミッションケースが割れたんじゃないか!?」
パッとクルマの姿を見られた人たちがそんなことを言われるので、「あぁ・・・テスト走行でもう終わったか・・・」と意気消沈。
クルマの下にもぐって点検しようにも、簡単な工具は持ってきていたものの、保育園から直行なのでジャッキさえない。
そんな中、源さんがジャッキを貸してくださったので、下から覗いて点検しようとしたらBRZの方が「これ、要らん毛布だから使っていいですよ。」と暖かいお言葉。
この毛布のおかげでオイルまみれにならずに済みました。
ホントに感謝してもしきれません(涙)
再び下に潜ろうしたら、パーツクリーナーやウエスなどを源さんが「これ、使ってえぇけ~」と・・・。
もうね、嬉しくて泣きそうになりましたよ(T_T)
ジャッキだけでウマがないので、青インプの方に追加でジャッキをお借りし、ようやく下にもぐるとミッションからのオイルではなくエンジンオイル。
オイルパンもヒットした形跡がないので、「どこだろ?」と思ったら・・・
純正の水冷オイルクーラーの固定ボルトが緩んでいて、そこからのオイル漏れでした。
考えられるのは、コンプレッサーを外す際、そこを緩めたので原因は私。
それでも、増し締め点検もしたし、それからデフの慣らし走行を数百キロ走っているので、緩むならとっくに緩んでいるハズ。
でも、それは言い訳!
ドボンの際の衝撃で緩んだのかどうかわかりませんが、いずれにしても私の整備ミスの可能性があるし、そもそも運転のミス。
恥ずかしい限りです。
大きいサイズなのでコマも持ち合わせがないため、再び原さんに工具をお借りすることに・・・。
それでも足りない工具が出てきたので、TaNoonさんが「テクノから工具を借りてくるよ。」といって下さり、自分の走行時間を削ってテクノまで走ってくださいました!
いろんな方の協力で何とかなりそうな目処がたったため、補充用のオイルをテクノまで買いにいくことになったら・・・
TaNoonさんが「一緒に行こう!」
みんな、なんて優しいんだ(T_T)
助手席に座ろうとしたら「運転しんさい!」
TaNoonさんの心遣いです。
ハイレートからは想像できない乗り心地のよさ、エンジンのピックアップのよさ、シフトの小気味よい入り具合。
ゴールはまだ先にあるんでしょうが、ここまで到達するまでに長い道のりを通って来られたんだろうなぁ~と想像しながらたぬ~んロドのステアリングを握らせていただきました。
テクノへ着き、工具をお借りしたお礼と量り売りでオイルをいただき、再びタカタへ。
カプチにオイルを継ぎ足し、「漏れるなよ~!」と祈りながらエンジン始動。
油圧OK!
何とか自走で帰れることになりました。
源さんやyoriさんから「誰でもやるときはやる。お互い様」と優しい言葉をかけていただいたのが、嬉しくもあり、とても情けなくもありました。
「捨てる神あれば、拾う神あり」
タカタの神様が、今日は私にとってホントの神様でした。
さりげなく、カッコいいんですよ、源さん。
あんなカッコいい人になりたいです。
今日、タカタにいらっしゃった皆さん、スタッフの皆さん、いろいろとご心配とご迷惑をおかけして、本当に申し訳ありませんでした。
何とかまともに走れるようにして、可能であれば2月中にカプチーノで再戦を目指します!