娘はお金のことを理解していないので、私としてはお小遣いをあげるつもりはないし、一人で買い物はまだ早いと思っています。
そもそもお金のことというより、算数も10までの足し算くらしか学校で習っていないので、お金の価値どころか買い物なんてとても一人でできるものではないのです。
そんな状況なのに、中途ハンパにお金を持っているんですよ・・・今時の小学生って。
それは、私がお金を渡さなくても、じいさん、ばあさんがあげるんです。
芸北に住む私の祖父母などは、ひ孫が来ただけで「遠いところよく来たねぇ~、これでノートとか鉛筆でも買い~。」といってお金を渡すんですよね。
小さな子どもが来るだけで嬉しいという年寄りの喜びであることはわかっていても、年金暮らしで決して裕福な生活をしているわけではないことを知っているので、「連れていく度にお金をあげるのはやめて~な」というのですが、私のいないときにこっそり渡していたりするんですよ。
そんなわけで、中途ハンパに小銭を持った、足し算・引き算もできないような怪しいヤツが「1,000円を●枚持ってるよ~!」とか平気で抜かすわけです。
そういう態度をとったときは、「お前が一生懸命働いてもらったお金じゃないんやで!オモチャと違うんやから、それを自慢げに見せびらかすな!」と説教。
私自身、そういうところは古風と思いますが、子どもが「価値をわかるわからない」は別にして、息子のときもそうして教えました。
そんな娘が、今日・・・残念な目に遭いました。
小遣いをもって買い物に行ったら、お店の人にお釣りをちょろまかされたようです。
しかも、お店に行ったとき、ちょうど悪いタイミングで年上の小学生も一緒だったらしく、買ったお菓子をとりあげられたようです。
本人はお菓子をとられたとは思っていないようですが、話をきけば、どう考えても無知な娘がまんまと騙された感じになっていました。
息子も「あのクソボロ店のヤツ~!●●のヤツらも~!くっそー!全部ぶっ飛ばしてやる!」とか鼻息を荒くしてメッチャ怒っていましたが、やっぱり、娘にも問題があります。
「騙す方が一番いけない!」ことはわかっています。
でも、全く無知で、結果、騙されたというのも問題があります。
ということで、これを機会にパパっとパソコンでネタを作って金銭教育。
「悔しかったらお金のことを少しは覚えろ!」
10円が5枚で50円・・・50円が2枚で100円・・・
850円の買い物をするのに1000円札お店にもっていったら、おつりはなんぼ?
小学校では習っていない単位ですが、そんなことは関係ない。
習っていないからわからないじゃなくて、わからないけど、今覚えればいいこと。
息子が3歳のときには、数字をカレンダーになぞったり、アルファベットを真似て書いたりしていたので、子どもってそんなもんかと思っていましたが、みんな当然違うんですよね。
娘が、今日のことを「悔しい!」と感じ、少しでもお金のことを正しく理解してくれればいいのですが・・・。
Posted at 2015/08/26 21:46:08 | |
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