まさか私が電気自動車に乗ることがあるなんて思ってもみませんでした(笑)
でも、わかったことが一つ!
なんでも体験してみるもんですね~。正直、電気自動車の印象が変わりました。
私がクルマに求めるものは、「乗って楽しい、走って楽しい」。
クルマはあくまでも単なる人や荷物を乗せるだけの移動手段ではないと思っているからです。
それがマニュアル車であれば積極的にクルマを操ることで「楽しさ」が増すわけですが、決してAT車やCVT車を否定しているわけではありません。
どちらかといえば、多少快適さがスポイルされても、無味無臭というか白物家電のような(私にとって)面白くないクルマは選びたくないと思っているだけであって、トランスミッションは二の次なのです。
では、リーフは一言でいうと、まさに快適な乗り物。
電気自動車は、音もなく静かに進む(周囲にしてみれば音もなく迫り来るって感じ)のでノイズは皆無ですし、路面の追従が恐ろしくいいので、轍や段差があっても不快感はゼロに等しいです。
足回りの印象としては、よく言えばしなやか。悪く言えばフワリフワリした感じ。
でも、腰砕けの弱腰な感じではなく、路面の粗さをいなす感じなので、嫌いではありません。
リーフを1週間モニタードライブしているのは嫁さんなのですが、1日私が借りて通勤等で普通に使ってみたインプレを書いています。
「あ!KAZUYAさん、通勤といってTSタカタサーキットへ通勤したんでしょ(笑)?」とブッ込んでくる人がいますが、真面目な話、それ無理です(笑)
嫁さんの名前でモニターしているから無茶なんてできないということもあるのですが、そもそもタカタへの往復で電池が持ちませんから(^^;
話を元に戻します。
「快適な乗り物」と前述しましたが、それでは「乗って楽しいかどうか」が問題です。
その判断となる一つの例として、ハンドリングがあります。
「コーナリングで狙ったラインを狙えない。ブレーキがプア。」
この2つがあると、私はどうしても、そのクルマに面白みを感じることができません。
では、リーフのコーナリングについてはどうか。
タイヤがコンフォートタイヤであることを踏まえ、丁寧なブレーキングとステア操作でコーナーへ侵入し、ステアリングを戻しながらブレーキペダルからアクセルペダルへとペダルを移行させるという当たり前の操作をしてやると、想像していた以上に舵角は少なく旋回できました。
キツイコーナーでも、速度をそれほど落とさなくても、私の思う操作に追従するので、これには驚かされました。
走行モードにはDモードとBモードがあります。
Bモードで運転すると、マニュアル車でいう2速くらいのエンジンブレーキ(回生ブレーキ)がかかり、加えて電力消費も抑えられます。
このスグレモノの機能を活用すれば、緩やかな坂道ではフットブレーキを必要としないくらいエンジンブレーキが効きます。
よくあるAT車のようなブレーキペダルにいつまでもダラダラと足を乗せていることもないのです。
最後に加速。
「電気自動車はトルクがすごい」という話については、以前より話は聞いていましたが、体感すると確かにスゴイですね。
アクセルペダルに軽く足を乗せ、スムーズに加速していくと、アクセル開度を緩め、燃料消費を抑えながら軽く加速していくというやり方はガソリン車でもやっていますが、同様のことを電気自動車リーフでも試してみました。
やっていることは同じなのですが、ガソリン車との違いはエンジン音や様々なノイズがないため、スピードメーターで確認しないと、知らないうちに70~80km/hも出ているんです。
それくらい加速が軽やかでスムーズ。
電気自動車リーフには、当初、それほど期待していなかったので、その反動というか驚きが大きいクルマでした。
もちろん、モータースポーツに使うような用途のクルマには考えられませんが、「乗って楽しいor楽しくない」という二者択一であれば、前者を選べるクルマだと思いました。
まるでパソコンを起動しているかのように感じるリーフのエンジン始動から充電まで短い動画にまとめてみましたので、リーフをプチ体感していただければと思います。
Posted at 2015/10/10 21:05:28 | |
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