
3月3日、TSタカタサーキットから帰宅後、前々から気になっていたカプチーノのLLC交換をしました。
前回の交換履歴をメンテナンスノートで確認すると、約2年前に交換していて、その間の走行距離はわずか●千km(爆)
いかに冬のタカタアタック時しか稼働していないということがよくわかります(^^;
走行距離は少ないのに、リザーブタンクをあけてみると、何故かかなりLLCが変色していました。匂いを嗅いでみると、イマイチ鮮度の悪い匂い・・・。
変色の原因はLLCの劣化(錆も含まれていた?)ですが、あまりクルマを動かさないとエンジン内部を巡回せず停滞するので、LLCが劣化しやすいのかもしれません。
たまにしかエンジンをかけないようクルマは、「バッテリーが上がった~」なんてハナシは序の口の問題。
そんなことよりも、オイルが下がりきる、ラジエター内の錆がエンジンに回る、ボディ自体に錆が発生しやすくなる、駆動部分を動かさないので不具合が出るなど、よくないことばかりだと思います。
旧車乗りでたまにしかエンジンをかけないような人がいますが、始動前にはそれなりの儀式をしないと、不動期間が長いのに、いきなりエンジンをかけようとすると各所によくないことが起きると思います。
カプチーノも決して新しくないクルマなので、オイルだけじゃなく、LLCもチェックしないといけないな~とあらためて思いました、
ラジエターをアルミ製に変更しているため、走行風が当たればメッチャ冷え、水温計で見ると冬の高速道路を走るとオーバークール気味なのですが、やっぱりエンジン内部の冷却水の劣化は見逃すこができません。
そんなわけで、ロアホース引っこ抜き~の、ヒーターホースへホースを突っ込んで強制的にエンジン内部の水を循環させ~のという作業で、古いLLCを強制排出。
それで、少し前に入手していたスズキの他車種の純正クーリングファンスイッチへ交換するべく、ノーマルのスイッチを撤去。
24mmのディープソケットがあれば抜けるのですが、手持ちが1/2のスタンダードなソケットしかなかったので、仕方なくそれで抜き取りました。
カプチーノのノーマルクーリングファンは、サービスマニュアルによると93℃で回り始め88℃で停止します。
今回入れた、スズキの他車種流用のクーリングファンスイッチは、88℃で回り始めるものです。
当カプチーノに装着している懐かしい大森の機械式の水温計でファンが回り始める温度を確認すると、確かに87℃から88℃くらいで回り始めました。
サーモスタットについては、ミドルテンプ(76.5℃)のサーモスタットに2012年9月に交換済みなので、コレで水回りの熱対策は、一通りイイ感じなんじゃないかと思います。
クーリングファンスイッチの新旧比較をすると、見た目は色が一部違うくらいで接点部分も同じ(スズキだから当然!?)なので、安心です。
肝心のLLCについては、某黄色い帽子のお店で販売されている10万km無交換OKってホンマかいな~という青色のSLLCを入れました。
以前は、希釈タイプを使っていましたが、どうも希釈するとアレな気がするので、ここ数年は、希釈せずに原液をそのまま入れるタイプのものを使うようにしています。
ちなみに、ラジエターサイズがちょっと大きいせいもあり、カプチーノで4L以上飲みました。
コレでしばらくカプチーノの冷却水はイイ感じだと思います。
・・・ってカプチーノで走りに行く暇あるかな(^^;
Posted at 2016/03/05 20:15:38 | |
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