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2016年06月03日 イイね!

S660とビート

S660とビート
高知県に行った際、S660を運転させていただく機会があったので、今日はS660とビートについて書いてみようと思います。


最近では、ようやく街中でも姿を見かけるようになってきましたが、やっぱり私の中ではあのスタイリングは新鮮でカッコよく、S660の姿を見かけると目で追ってしまいますね(笑)



軽自動車でMRのオープンスポーツカーということで、ビートと比較され続けるS660。


S660オーナーは、別になんとも思っていない人も多いかもしれませんが、ビートオーナーは、やっぱりホンダの軽MRの先輩として、「後輩の出来はどうなのよ」と思っている人も多いのではないでしょうか(笑)


少なくとも私はそうでしたし、実際、私も運転席に座って走らせるまでは、S660を比較の対象として見ていました。





私なりにザックリと比較した印象は・・・


S660は現代的な美しいデザインで、最新の技術を盛り込んだスポーツカー。

ビートは、ノーマルデザインは現代車と比べると、どうしても古さを隠すことができませんが、NAエンジンで上まで使い切る楽しさと、ドライバーが積極的に操る楽しさが詰まったスポーツカー。


単純に新旧のスポーツカーという括りで比較ができると思ったのですが、よくよく考えたら、純粋な比較になっていないことに運転中に気づきました。


S660とビートの比較といっても、そのビートは自分のビートだし、メンテナンスを繰り返し、私の思うような動きになるようクルマを仕上げていっているので、純粋な意味でノーマルビートではない。


 




おそらく、今ビートを所有していて、S660に乗り換えることはないと思っている人の多くは、自分のビートと比較するからなんじゃないかと思います。


私はノーマルの状態のビートを運転したこともありますが、それも新車に近い状態ではないので、新車状態に近い両車を比較することは、条件として厳しい。




となると、手元にあるビートと比較すると、アナログ車といってもいいビートに対し、電子制御で武装化されたS660へ多少なりとも、「こんな装備はいらねぇよ」みたいな拒絶反応も出てくる気持ちは否定できません。

 





でもね・・・。


普通に乗って速い。乗り心地いい。エアコンを入れて5速からグッとアクセルを踏み込んでもトルクがあって加速していくからストレスを感じない。


評判通り足がよく動いてワインディングを流すくらいだとホントに気持ちいい。




AD08Rというアドバンのラジアル最強タイヤを標準で履いているので、路面からのインフォーメーションも申し分ない。


細かいことを抜きにすれば、ケチをつけるところはあまりないんですよね。


だた、細かいことで気に入らないこともあるわけで、しかもそれはドライビングの操作に関係することなので、決して無視はできないのですが、「今時のクルマですから、電子制御されたクルマに慣れろ!」と言われたらそれまでのハナシなんですけどね。






スローイン・コースアウトビートとS660を比較すると、メンテナンスを繰り返してきた愛着と、ドライバーがコントロールする喜び(ABSやパワステといった装備がないアナログなところ)で心が満たされるので、いずれかを選ぶなら、今はスローイン・コースアウトビートの方が断然いいです。


それは、その用途がモータースポーツで楽しく走りたいということが前提だからです。





それが、通勤、たまにワインディングという用途で、程度がほどほどで今から手を入れていくところが多い個体のビートと、S660との比較だった場合、それなら私はS660を選ぶと思います。



ドライビングフィーリングについて、スローイン・コースアウトビートとS660を比較してしまうと、気になる個所が何点かありますが、総合的にはド・ストライクのクルマであることには間違いありません。


そんなことを考えると、ビートとS660を比較すること自体がナンセンスなんじゃないかと思えてきました。



きっとビートオーナーも、仮にS660に乗り換えるとするならば、今、愛情を注いで所有しているビートを手放してでも乗りたいか否かという選択になるから、後者を選ぶ人も多いのではないかと思います。


絶対、許してもらえませんが、S660を所有できるなら、私は所有してみたいクルマです(笑)

 





ビート以上に比べる対象にはないという最たる例を出せば、SPEC-Dで完全管理されている土居さんのS800。

 



S800とS660は、どっちがいいって比較できないですよね(^^;



運転そのものを楽しめる楽しさがある古いクルマは、現代車にはない魅力を持っています。

でも、乗り手を選ばず、多くの人がスポーツカーを楽しめるクルマとなって進化(?)したS660も、それはそれでイイネと思います。






Posted at 2016/06/03 20:14:22 | コメント(4) | トラックバック(0) | ビート | クルマ

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