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2017年04月26日 イイね!

寄せきれるか、そして踏み切れるか




G6ファインアートラウンドで、名阪サーキットCコースを初めて走って思ったこと。



コース上のパイロンにどこまで寄せきれるか。


そして、路面を読んで、初走行のコースをどこまで踏み切れるか。




サーキットのタイムアタックの場合、クルマが仕上がり、ドライバーもコースに慣れてくると、1秒縮めるのはかなり大変なことです。

ですが、ジムカーナは、パイロン1本の回り方次第で1秒以上の大差が開くこともしばしばあります。

例えば、コース上にパイロンセクションが2箇所あり、2箇所でそれぞれ1秒以上の差が付けば、それは他で回収しようのない差になります。

そう考えると、脱出への理想的ラインに乗せながら、クルマの旋回性能と相談し、パイロンタッチせずにギリギリを抜けていくことがパイロンセクションをクリアする理想形の一つと言えます。



結局、パイロンへ寄せきれるかどうかは、パイロンターンの経験値の差かと思います。


私は限られたジムカーナのコースしか走行していませんので、憶測で書きますが、フルパイロンコースを比較すると、西日本はハイスピードからのターンセクションを織り交ぜたコースが多く、関東は低速でのパイロングリグリのコースが多いのかなと思います。



西と東のドライバーを比較すると、西の立場にある私から見れば、林の如く並んでいるパイロンを舐めるように旋回していくマシンの姿は、そういうセッティングをしっかりされているだけでなく、東のドライバーの高いスキルに「真似できねぇ~」って唸るしかありません。

東のドライバーの高い車両コントロールをもってすれば、パイロンへの寄せはどこでも通用するのかなと思います。



では、ハイスピードコースを中心に走っているドライバーがダメかというとそうでもありません。


ミニサーキットとフルサーキットを比較すると、常用速度域が違い、ブレーキングが難しくなって高いボトムスピードが求められるため、高速旋回中のマシンの安定性なども重要になります。


速度域が高くなれば、マシンセッティング(特に足)も当然違い、運転の仕方もストレートエンドでのブレーキングやステアリング操作などより繊細さが求められるということになります。



高い速度域のマシンコントロールは、低い速度域とは比べられない恐怖との闘いでもあるので、それが体に馴染んでいる人は強みがあると言えます。



私のビートは、地元TSタカタサーキットを楽しく走るところからセッティングを始めましたが、ここ数年はジムカーナ寄りのセッティングにしています。
こんな車両でフルサーキットを走ると「高速コーナーで吹っ飛んでいくだろうなぁ~」と思います(笑)


マシンセッティングもトータルで考えないといけないことではありますが、東のドライバーが持つ高いスキルは尊敬しますし、練習して「いつかあのようなテクニックも身に着けたいな~」と思います。











続いて、初走行のコースをどこまで踏み切れるか。



これは、結局、そのコースへの慣れが最重要課題かと思います。


ジムカーナは、パイロン1つの配置でコースが毎回変わり、メンタル面も含めて、そのコースをいかに攻略するかという競技だと思いますが、路面の読みやコース攻略のポイントを見抜く力だけは走り込んだ人には敵いません。




「地元スペシャリスト」という言葉がありますが、スペシャリストは走り込んでいるからこそ熟知していることってありますよね。


「見た目にはわかりにくいけど、このコーナーは滑る」とかは、初見の人はわからないことなので、イケイケバロメーターがあるとすれば、リスクを考慮してイケイケ100%というのは難しいんですよね。




マージンを多く残せばタイムは出ない。


だから、自身の腕とマシンを信用してどこまでアクセルを踏み切れるかどうか。


稀に頭のネジが切れたような人(笑)がいますが、キレているように見えるだけで、スキルの裏付けがあるからこそできることだと思います。


逆にホンマにキレてどこかに突っ込む人(初の姫センジムカで、全開で突っ込んでタイヤバリアを吹っ飛ばしたどこかのビート乗りとかw)も、ときどき見かけますけどね(爆)




速いクルマを作るのはお金を払えば作れますが、速いドライバーはお金を払ってすぐ完成ってハナシではありません。


私は後者に憧れるし、ネットや人の伝手でそんなシビれるドライバーの存在を知ることができ、そんなドライバーに少しでも近づきたいって思える今の環境は、いい環境だと思います。


Posted at 2017/04/26 12:39:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | ビート | クルマ

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