昨夜のことです。
11月5日(日)にJAF CUPが終わり、帰路の中国道の七塚原で夕食を食べて帰ったのですが、カピバラ1号さんが「カツ丼」を選択し、この流れを止めてはいけないと思い、私も「カツカレー」を選択。
一緒に食堂に行ったガレージよしだやの吉田さんが「それは、試合前に食べるものだろ!」と突っ込み(笑)
それを予兆するかのように、「カツメニュー」を注文した2人のメニューが後から注文した人たちよりもかなり遅れるハメに(笑)
食堂でも負け組になってしまい、まるで試合内容と・・・まぁ、これは後述します(笑)
さて、11月3日(金)~11月5(日)にJAF CUPに参加して、記憶が飛ぶ前に感想を残しておこうと思います。
そもそもJAF CUPの前に今年から公式戦に参加し始めたわけですが、以前にも書いたとおり、2016年にSPEC-Dの土居さんが「KAZUYA~、上手くなりたいんやったら公式戦出ろよ。」と言われたのがきっかけ。
その時は、ビートも公式戦仕様ではなかったので、公式戦仕様への仕様変更のコストやエントリー代でかなり悩みましたが、一度は出てみようと中国地区第3戦のタカタサーキットのラウンドが初参戦となりました。
耐久レースなども含め、走り慣れているタカタサーキットだし、タイムアタックでもたくさん走らせてもらっているサーキットので、心の中では「ストレートが長いコースでも負けたくない!」と思い参加しましたが、結果はコンマ4秒負けでクラス2位(私のビート以外は全車ターボ車)。
公式戦は1回限りのつもりでしたが、あとちょっと届かなかった悔しさのため、火がついてしまいました(笑)
あと、足を製作していただいたJICの存在も大きいです。
試行錯誤しながら足の仕様変更を繰り返していきましたが、その都度、JIC工場長にサポートしていただいたので、いつか結果を残したいと思い続けたことが今シーズンの公式戦に参加し続けた大きな要因です。
第3戦が2位、第4戦が2位、第5戦が3位、第6戦が2位と、ターボ勢に屈していましたが、最終戦の第7戦は台風18号が迫る中、ヘビーウェットでのジムカーナとなり、念願の1位をようやく獲得できました。
ターボ勢と戦うには、ノーミスが大前提だったため、最後の1戦で有終の美を飾ることができてホッとしたのが昨日のことのようです。
今シーズンの公式戦が終わったと思っていた折、全く予定にはなかったのに、突然「JAF CUPはどうする!?」ということになり、バタバタで準備し、エントリー締め切り日に事務局へ用紙とエントリー代を持参して滑り込み。
今、考えても、無謀なことはエントリーのときから始まっていたな・・・と思います。
地元開催とはいえ、備北サーキットを走ったのは今年の公式戦が初。
他地区の人とのアドバンテージは皆無に等しいので、金曜日の練習会から参加。
第4戦も備北のBコースでしたが、ストレート1本でターボ車にかる~く1秒の遅れをとるので、その差を少しでも埋めたいと頑張りました。
しかし、結果は変わらず、金曜日からサポートしていただいた又さん、土日からサポートしていただいたてっつんさん&彼女さんたちにストップウォッチで区間計測をしてもらいましたが、やっぱりその差は埋まりませんでした。
スタートから2コーナーの先まででコンマ5秒、コース中央のストレートから高速コーナーで1秒、帰りの区間も1秒以上、ちょっとしたストレートがあればコンマ5秒、最終コーナーまでの長い区間になると1.5秒くらい差がついていました。
「こりゃ、どうすることもできないわ・・・」と思いつつも、「日曜日の本番ではテクニカルセクションが増えて少しは勝負になるかもしれない」という淡い期待をしつつ、今、できることを頑張るしかありませんでした。
まさに、3日間を一言で片づけるならば「苦行」(笑)
これまでもターボ車相手に戦うことはありましたが、比較的ライトチューンのようなクルマが多かったこともあり善戦していましたが、激戦猛者ぞろいの近畿地区のトップドライバーだったり九州チャンプが相手だったりするだと、ドライバーもクルマもハンパないので、ナニかが起きないと、基本、勝負になりません。
そんなこともあって、あちこちのジムカーナイベントに顔を出すようになったため、随分、私の顔を覚えてくださった人が増え、参加者だけでなくオフィシャルをされているいろんな人たちからも「このコースで、あのクルマたち相手に走るのはキツイねぇ~」と声をかけられました(^^;
それでも「ガンバレよ!」と言われるたびに、何とか同クラスの人たちに追従したいという気持ちをキープし続けていました。
金曜日・土曜日ともにトップタイムから概ね3秒の差が開いていましたが、その両晩とも又さんやてっつんさん、彼女さんたちとごはんを食べながらワイワイできたので、翌日にはリフレッシュして臨むことができました。
現地でのサポートだけでなく、気を許せる人たちと一緒にワイワイできたことでメンタルが崩れることなく次の日に望めたと感謝しています。
土曜日公開練習走行終了後、公式車検、受付を済ませ、迎えた本番の日曜日。
予報通り、メッチャ寒い朝でしたが、吉田さんも加わり、サポートをしてくれたみんなが他の準備をしっかりやってくれたおかげで、私は完熟歩行に集中することができました。
完熟歩行を行うコースオープン後は、ブリーフィング。
参加予定者148人がブリーフィング会場にいましたが、大会役員等の挨拶、優勝旗返還等あり、草ジムカーナはもちろん、地区戦でも見なかった雰囲気でした。
その独特な雰囲気を肌で体感できただけでも、貴重な経験をしたと思います。
また、全国からトップレベルのドライバーが集まっているので、その走りを目の前で見ることができるだけでも、多いに価値がありますし、刺激を受けました。
追う立場なので追われるプレッシャーがない分、思い切って走れるので、「少しでもいい勝負がしたい」と思い、完熟歩行でしっかり頭に叩き込んだコースをイメージしながら、出走の順番が近づくのを待ちました。
後編につづく。
(余談)
そうそう、いつもは、出走前につまらんことを言ってくる輩な連中も、本番の日は珍しく余計なことは言ってこなかったな。
いや、違う。やっぱり言ってきた。輩な連中だが憎めない連中だ(笑)
ジュニア、いつもお土産ありがとう!