恐らくカプチーノのあるあるネタの一つではないかと思われるカプチーノのフロントバンパーが下方に下がってくる現象。
特に純正バンパーではなく、社外バンパーに交換すると、純正バンパーよりも取り付け箇所が少なくなることや、一番の原因と思われるのが、バンパー中心部を固定するステーを切断すると、フロントバンパーが下がりやすいと聞きました。
純正バンパーで特に何もバンパーや固定箇所の細工をしていないクルマであれば、バンパー下がり現象は起きないのかもしれませんが、インタークーラーを前置きタイプにするため、バンパー中心部裏の固定箇所を切断すると、いくら純正バンパーであっても下がる傾向にあるらしいです。
私のカプチーノも例に漏れず社外バンパーになっているため、下がっています。
理由は、インタークーラーを前置きにしたからではなく、当時、勢いで切断してしまったからという・・・いわゆる若気の至りです(爆)
あるとき、「キリキリキリ・・・」と嫌な音が前回りからしていたので、何の音かと思ったら、バンパーがエンジンの振動で揺れて、軋む音が鳴っていることに気づきました。
「まぁ、大したことないわ~」と放置と思っていたら、段々とバンパーが下がり始め、見た目にわかるほどフェンダーとバンパーのチリが合わなくなってきました。
写真を見ても、チリが合っていない状態がはっきりとわかります。
強化エンジンマウントを入れると更にエンジンの振動が大きくなるため、益々バンパーの揺れが大きくなり、しだいにFRP故にバンパーにクラックも入り始めました。
放置期間2年(爆)でサーキットを走ったり、ジムカーナ走行をしたりしていましたが、このまま放置しすぎるのはよくないと思い、丸山さんに相談。
リアフェンダーの錆除去&板金作業を年末にしていただいていた間、「なんかいい方法を考えてください」とお願いしたところ、「あんたのじゃけー、適当に作ったらええんじゃろ(笑)」とからかわれましたが、ちゃんと作ってくださいました。
名づけて・・・カプチーノフロントバンパー下がり対策棒~!
う~ん、長いし、ネーミングにセンスがないので、「丸ちゃん棒」と命名します(笑)
中空のスチール丸棒にステーを溶接したものですが、バンパーが下がってこないように後方から前方にテンションをかけるように長さを調整して作られているのがミソらしいです。
ただ、色がついていないスチール棒のままだと、すぐに錆びてしまうので、塗装作業だけ私がやることにしました。
目立たないよう、またタッチアップがすぐにできるようブラックにしてもよかったのですが、
スーパーカーのタペットカバーを塗装した青が残っていることを思い出したので、仕上げの色はブルメタに決定。
先日ブログに書いたとおり、家の用事をやりながらの塗装だったため、タレるギリギリまで攻めて、放置している間、ストーブで塗装を乾燥させながらやっていたら、案の定失敗して、ツブツブ仕様になってしまいました(^^;
仕上がりはダメダメですが、塗装して錆予防ができたと思うようにします(笑)
ちなみに、装着するとこんな感じです。
先ほど書いたように、後方からバンパーを前方に押すようにしているので、バンパーが下がってきません。
流石、丸山さん、考えてるわぁ~。
実際、最初の写真と比較したらわかりますが、バンパーが下方から持ち上げられているので、チリもほぼ合っています。
丸山さんから「これ以上、下からバンパーを持ち上げるとライトと干渉するので、これくらいにしておいたで」と言われていたとおり、絶妙なクリアランスだと思いました。
カプチーノでフロントバンパーが下がる症状に困っている人の参考になればと思います。
Posted at 2019/01/08 21:48:28 | |
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