8月8日の今日は、暦の上では立秋ですが、全く秋の気配を感じませんね(笑)
さて、ここ数年、ガソリンスタンドが急激に減っている気がしませんか。
以前、ブログでも書きましたが、実際、
私も長年、お世話になっていたスタンドが2019年3月末で閉鎖し、それ以降、定期的に給油するスタンド探しに数日かけました。
「別にどこでガソリンを入れようが構わない」という人にとっては、関係ないハナシだと思いますが、私のように変なこだわりがあるエネオス信者は困るんですよね。
前年度くらいから、ゼネラル、エッソ、モービル系のスタンドのエネオス化が加速している気がしますが、問題は看板ではなく、エネオスの燃料(特にハイオク)のローリーが来ているかどうかなんですよね。
スタンドの人に「ここってエネオスの看板が上がっていますが、エネオスのローリーが給油に来ますか?」と質問すると、何のことを言っているのかわからないスタッフも多いです。
(というか、まともに答えられる人が限りなく少なかった)
ホントは「こんなマニアックな質問するヤツは嫌がられるだろうな~」と思うのですが、そこは長年エネオスのハイオクを飲ませ続けたB(ビート)とC(カプチーノ)にはこだわりたかったんですよね。
先にエネオス化していると書きましたが、つい先日まで「スピードパス」を使っていました。
スピードパスは、スティックのようなモノを給油機の指定場所に当てるとあらかじめカード情報等を読み込み、給油手順が短縮化され、ガソリン単価も値引きされるガソリン決済です。
それを今月に入ってから、「エネキー」に変更しました。
エネキー対応のスタンドであれば、どこでも使えるというのがメリットなので、これから更に普及してくれることを期待したいです。
閑話休題
結局、次なるエネオスを探す際、家からの距離とスタンドまでのアクセス、価格のバランスを考えて決めましたが、そのスタンドは携行缶への給油は不可。
携行缶への給油だけは、手間ですが、少し離れた別のフルサービスのスタンドへ行かなければなりません。
そうえいば、携行缶への給油については、今年起こった「京アニの事件」以来、余計、厳しくなってきたところもあります。
正直、私のようなクルマを趣味にしていて、競技会場へ携行缶を持参するような者だけでなく、舟を使う人、農業で農機具に燃料を入れるような人にとって、携行缶への給油不可はかなり痛手だと思います。
今日、ガソリンスタンドのことを書こうと思ったのは、某地方紙に「広島県に給油ゼロ地域」という記事が書いてあったからです。
具体的な地名の記載は避けますが、地域住民にとって困る人が多いのではないかと思います。
私も芸北へ行ったときに感じるのは、ガソリンスタンドの少なさと価格の高さ。
でも、町の中に一つしかないスタンドだったら、ガソリン価格が高い、安いなんて言っていられません。
中山間地域であっても陸路。
それよりも輸送費用がかかる島だともっと深刻なところ(島内にガソリンスタンドゼロとか)もあるんじゃないかと思います。
私のように「エネオスで給油したい」なんてわがままは言えません(笑)。
この地域には「JAしかないで」なんて当たり前です。
ハイブリッド車を始めとした低燃費車やEV化による利用者及び給油量減、ガソリンへの高額な課税により売ってもスタンドが儲からない仕組み、そして人件費など日ごろから爪に火を点すような経営をしている中で、地下タンクの改修費用や給油機の更新費用の捻出などドカンと圧し掛かってくる費用があれば、経営の継続は厳しいというものです。
更に、長年、地域に親しまれてきたスタンドは、経営者の高齢化や後継者不在により廃業。
経済産業省によると、中国5県では2018年度末時点で、ガソリンスタンド数はピーク時の半分を割ったとのことです。
立地条件やサービスの良し悪し等により淘汰されてきた現実もあるかもしれませんが、それによりスタンド数ゼロになった地域は、重要な「ライフライン」の一つを失ったも同然です。
最後にガソリンの値段が高いなんて言ってはいけない、というたとえ話。
地域にもよりますが、レギュラー単価が1リッターあたり150円~160円としましょう。
500mlのペットボトルの飲料水をコンビニで買ったら、160円や170円は当たり前。
コンビニで売っている値段が高すぎるという見方もありますが、水モノは儲けが太いのに、油モノは儲けが(課税により)薄いという現実を見ると、文句を言っちゃいけないなと思いますね。
Posted at 2019/08/08 20:07:39 | |
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