今日は8月20日。
広島では、6年前に豪雨災害が発生。
今でも傷跡が残る場所を見ると、復興半ばという気持ちと、復興が進んでいるという気持ちと、災害に遭われた人たちにとっては、一生忘れることができない日だと思います。
仕事中でしたが、少し手を止めて、午前9時29分、黙祷しました。
さて、今日の本題。
先日、恒例のカプチーノのブレーキチェックを行いました。
パッドだけで判断せず、ローターも外して、チェック。
まず、ブレーキローターの表面とパッドのアタリ状況。
続いて、ブレーキローターの裏面とパッドのアタリ状況。
いずれも見た目には問題がないし、特にピストン側となる裏面のアタリはかなり良好で、パッドの残量をいろいろな角度からデジタルノギスで測ってみたところ、差異は0.5mm以下。
ピストンからしっかりパッドを押していることがよくわかりこちらは安心。
一方、ローターの表側は、ブレーキパッドの減り方に多少の差異がありました。
差異といっても、1mm未満(0.5~0.7mm)なので、誤差の範囲と思いたいところですが、比較すると進行方向側の方が減っていました。
メタルではない普通のブレーキパッドで、やさしくブレーキを踏むだけであれば、恐らく均等にパッドが減りやすいと思うのですが、サイドターンをする際、一気にロックさせ、しかも旋回も伴うことから、進行方向側にかなりの力が加わることが偏摩耗の原因になっているのではないかと思います。
ピストン側となる内側のブレーキパッドは、ピストンが固着していない正常な状態で、直接パッドが押されるため、力の加わり方が均等になりやすく、それで偏摩耗しにくい。
一方、表側のパッドは、キャリパーの爪で挟み込まれているだけなので、サイドターン時のように急激にロックさせると、どうしても進行方向側に力が加わりやすいのではないかと思います。
現時点では、サイドターンのように一気に制動力を発揮させることが目的のブレーキパッドを使う限り、進行方向側の方が減ってしまうのは仕方がないと私なりに結論づけました。
結果、摩耗の度合いの違いで制動時に引っかかり現象が起きているのではないかと想像しています。
不思議なことなのですが、ブレーキが暖まっていないときには、低速時もある程度の速度(一般道なので法定速度くらい)が出ていてもジャダーは発生せず、パッドに熱が入ってくると、ジャダーが発生するという現象が起き始めました。
ローターとパッドの相性により、噛みつき(引っかかり)が発生しているのかわかりませんが、コレの原因はよくわかっていません。
現状では、極端な偏摩耗(1mm以上)が見られないため、キャリパーはゆがんでいないと信じたいです(^^;
このままローターとパッドを戻してもよかったのですが、ローターベル部分(ホイールが当たる部分ではなく、側面)にうっすらと錆が浮き始めていたので、ついでにシルバーの耐熱塗料を塗布しました。
見た目だけのことでブレーキ問題の根本解決にはなりませんが、錆が浮いたローターよりも見た目もキレイな方がいいということで・・・気晴らしです(笑)
Posted at 2020/08/20 23:44:02 | |
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