2020年11月20日
先日、スポーツランドTAMADAのホームページを覗いたら、面白そうなイベント告知がありました。
12月6日に開催予定の「TAMADAジムカーナ祭」です。
公式戦でいえば、通常、午前と午後の各1本走行し、タイムの良い方でベストタイムが決するというのが一般的ですが、この「TAMADAジムカーナ祭」の場合、午前と午後のタイムを合計して競うというもの。
大きなミスをすれば、それが足を引っ張りますが、合計タイム方式は、私にとっては、過去にあった「ダイチャレ方式」のようで懐かしい。
クラス分けも次のとおり細かい。
●ロードスタークラス NA、NB、NC、ND 型式のロードスターと呼ばれる車両
●86BRZ クラス ZN、ZC 型式および AE 型式の86やBRZと呼ばれる車両
●S2000 クラス AP 型式の S2000 と呼ばれる車両
●ロータスクラス ロータス社の車両
●軽四クラス 軽自動車に分類される車両
●FFクラス 前輪駆動の車両
●FRクラス リア駆動の車両(MR、RR 含む)
●AWDクラス AWDの車両
スポーツランドTAMADAでいえば、ロードスターは水を得た魚のごとくとなるうえ、マツダのお膝元ということもあり、ロードスター乗りが多いのでわかる気がします。
86やBRZと同じ土俵で、元祖ハチロクも入るのはちょっと違和感がありますが、ノーマルのハチロク乗りなんていないし、どうせ何かしらやってるでしょ?という意味では成立するアレなのかも(笑)
FRクラスがあるのにS2000のみ別になっているのも面白い♪やっぱ、別格でしょ、S2は!ということなんでしょうね。
ココに突然、ロータスクラスがあるのも面白いですね。
そして、極めつけは、次のハンディキャップ。
1 参加者の申告および主催者判断により各選手各ヒートに以下のハンディを加算する
●現役全日本チャンピオン +3秒
●全日本選手および地方チャンピオン等速い人 +2秒
●地方戦上位入賞者 +1秒 普通のジムカーナ選手 0秒
●地方選手権にも出ていない選手 -1秒
●レディースドライバー -2秒
●初心者・未経験者 -3秒
●SA・B・SC車両以上の改造車両 +1秒
●P・PN・N車両程度の改造車両 0秒
●ノーマルに近い車両 -1秒
●ツーペダル(AT)車両 -2秒
●競技専用タイヤ等(PNタイヤ含む) +1秒
●スポーツラジアルタイヤ(71RS等) 0秒
●TREADWEAR280(刻印で確認)以上 -2秒
●エコタイヤ -4秒
●ラリータイヤ -2秒
2 その他にも当日に思いつきでハンディが加算されることがある
たとえば、全日本選手及び地区チャンピオン(+2秒)が、PN車両でPNタイヤを履いて(+1秒)いるだけで+3秒のハンディ。
地区戦未経験(-1秒)の初心者(-3秒)が、ノーマルに近い車両(-1秒)のAT車(-2秒)でエコタイヤを履いて(-4秒)いると、それだけで-11秒有利ということになるのかなと思います。
そして、謎なのが、当日の思い付きでハンディが加算されることもあるってことは、「あ、君、普通のハンディに追加で◎秒加算ね!」なんてこともあるってことでしょう(笑)
まぁ、要するに、ジムカーナ経験者に簡単に勝たせるのではなく、初心者が楽しく走ってほしいという趣旨のイベントなんだと理解しています。
最近、学生が頑張ってスポーツランドTAMADAでジムカーナイベントを開催しているようですし、何かをきっかけとしてジムカーナを始めてみたり、ヘルメットやグローブも不要のオートテストからジムカーナにステップアップしてみたりという流れが、どんどんできてくればいいなぁと思います。
食べ放題のケータリングもあるようですし、競技会というよりもお祭イベントだと思うので、ジムカーナ未経験者はもちろん、走ることが好きな人は是非、チェックしてみはいかがでしょうか。
http://www.sl-tamada.com/img/20201206.pdf
Posted at 2020/11/20 21:13:53 | |
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