
当ブログを見てくださる人たちは、私が頻繁にブレーキのことをブログネタにしているので、「しょっちゅう、ブレーキをチェックしている人だな」と思われているかもしれません。
はい、否定しません(笑)
以前はそこまで頻繁にチェックしていませんでしたが、カプチーノのブレーキで悩んでからは、チェックする癖がつきました。
サイドターン時にリアがロックしないことやジャダーが発生したことで、「なんで?」と思い、頻繁にチェックすることになったのですが、あれこれ苦労した分、そのトラブルはいい勉強になったなと思っています。
今日は、そんな私から簡単にできるブレーキチェックについて書こうと思います。
チェック方法は、ズバリ、ホイールの隙間から見えるブレーキローターの状態を覗くこと(笑)
「ホイールキャップが付いた純正ホイールを履いた人はどうなるの?」という人は、「ホイールを外して観てください(笑)」としか言いようがないのですが、ホイールの隙間からブレーキローターが見えるホイールであれば、簡単にできることですよね。
(写真はわかりやすくするためホイールを外しています)
ホイールの隙間から覗き込んだブレーキローターが、波打っている、ローターの色が外周と内周で激しく違う、大きな筋ができている・・・そんなときは何かしらトラブルが発生している前兆です。
波打っているときは、ブレーキパッドからの攻撃が非常に強い状態となっている証拠。
ローターの色が外周と内周で明らかに違うときは、パッドのアタリ方が適正ではなく、偏摩耗が起き始めている証拠。
大きな筋が円形にできているときは、ローターとパッドの間に小石が噛み込み、それによって筋ができたという証拠。
そうなる前には、ブレーキからキーキー、もしくはギャーという耳障りな音が聞こえていたハズです。
そうした状態を発見したときは、ブレーキの固着で偏摩耗したり、パッドが引き摺りにより適正温度を超えて炭化したりと、何らかの原因で、パッドとローターにダメージが蓄積した状態になっていると思います。
そうしたトラブルを回避するため、ちょっとブレーキローターを覗き込むだけで「あれ?前、こんな感じじゃなかった」と違いを感じることができます。
自分で整備ができない人でも簡単にできるチェック方法なので、「そういえば・・・」と気になった人は、お試し下さい。
Posted at 2020/12/02 21:43:12 | |
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