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2022年03月06日 イイね!

暖機運転



愛車を労りたい人は、エンジンをかけていきなり速度を上げて走るようなことはせず、よく暖機運転をすると思います。



暖機運転とは読んで字の如く、「機械を暖めながら運転すること」で、「暖めながら」ということは、急激に走ることではなく、負荷を余りかけずに走ることになります。


負荷をかけても良いと判断する材料として、人によっては水温計が一番低い位置から動き始めるまでとか、イマドキのクルマだとランプが消灯するまでとか様々だと思います。


エンジン始動直後から、寒いからといってヒーターを全開にしながらいきなり走り始めるような人は暖機運転を心がけている人とは無縁としても、今日は、その暖機運転について考えてみます。




今年の2月はそこそこ雪が降りましたので、クルマのエンジンをかけるときに、ボディもエンジンも冷え切っていることは多々ありました。

 



そういうときは雪を避けたりしている間、アイドリングをさせるため数分間エンジンをかけっぱなしということもありましたが、毎日の動かしている通勤車だと、私の場合、通常は長くてもアイドリング時間は2~3分でOKと思っています。


夏場など外気温が高く水温(LLC)の温度も高い場合は、エンジンをかけて数十秒で走っています。


急いでいるときは、エンジン始動直後に走り出すこともありますけど(^^;




ただし、アイドリング時間の有無はともかく、走り出してから必ず実践していることはあります。

それは水温計や油温計を見ながら、一定温度に達するまでは回転数を余り上げる走りをしたり、急激な負荷をかけない運転をすることです。


非力な軽NAでも2,500回転くらいを上限にすることを目安にして、エンジンや駆動系各部のオイルが暖まっていく感じを意識しながら運転しています。



エンジンオイルは油温計や油圧計により数値で確認できますが、ミッションオイルやデフオイルは数値ではわかりません。
それでも、フィーリングによっておおよその検討はつきます。



シフトの入りがスムーズになったなとか、カプチーノだとデフのチャタリングっぽい感じが消えたなとかは体感できます。

 



エンジンオイルの油温が50℃くらいまで達していれば、水温はもっと早く上昇していますし、ミッションオイルもデフオイルもそれなりに温度が上がっています。


クルマにもよりますが、水温でいえば水温計が90℃くらいを指していれば、間違いなく各部の油温も適正温度に達しています。


ここで「暖機運転」の事を少し勘違いしているのではないかなと思うケースが、アイドリング時間を長めにとり、水温計が完全に適正値(純正メーターでいえば半分近くで固定される位置)まで上がるのを待つ人です。



確かにアイドリングによってエンジンを暖めることは間違いではないと思いますが、長時間のアイドリングはスラッジが溜まる原因になります。


アイドリング時間を長めにとる人は、無負荷状態(走っていない状態)で徐々に温度を上げた方がエンジンへのダメージが少ないと思っている方ではないかと思います。


冒頭で、暖機運転とは読んで字の如く、「機械を暖めながら運転すること」と書いたように停車状態のアイドリングだと各部を暖めながら運転している状態とは異なることになります。


エンジンが冷え切っているとき、エンジン始動直後、自動チョークで2,500回転や3,000回転までエンジンが回るということは周知の事実です。


ということは、メーカーとしても、エンジン始動後にその回転数くらいは回しても良いと考えていることになると思います。


だからといって、エンジン始動後すぐにその回転数まで回して運転して良いという意味ではありません。


季節により差はありますが、数十秒~3分間くらいアイドリングをして、その後、クルマをのんびり転がすように走らせながら各部を暖めていく運転をすることが「暖機運転」だと私は考えています。



スラッジはどうしても溜まってしまうものですが、何年か前に無駄にアイドリング時間を長くすることはスラッジ堆積の要因になると知ってからは、「暖機運転」はそのようにしています。




アイドリング時間を今まで10分だったところを3分にしたからといってクルマは急に壊れないと思いますし、どちらかといえば、クルマを動かし出してからしばらくの間こそ「暖機運転」にとって重要な時間だと思います。


このブログを読んで気になった方がいれば、実践してみてはどうでしょうか。


Posted at 2022/03/06 23:23:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | 車ネタ | クルマ

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