2022年06月09日
セ・パ交流戦が始まる前からパ・リーグのチームにカープがコテンパンにやられるだろうと予想していましたが、予想を超える内容と結果にガックリきているKAZUYAです。
こんばんは。
6月8日現在で、交流戦のカープの戦績は、4勝10敗でブッチギリで12位の最下位。
交流戦1位を走るヤクルトは10勝4敗で、大きく差を開けられています。
交流戦では12球団の中で、唯一、ホームラン数がゼロのカープ。
これはシーズンが始まる前から長打力に決定打を欠くことはわかっていましたから諦めていました。
打線がつながり、相手のエラーに乗じて1点をもぎ取るのがカープ。
セコかろうが、泥臭かろうが1点は1点。
それがたった1発のホームランであっという間に追いつかれる場面を何度も見てきました。
中継ぎ投手準が大崩れして試合をぶち壊していた昨シーズンと違い、今シーズンは先発が試合を作る試合が増えました。
シーズン序盤、鬼門の8回では、昨シーズン同様の結果を繰り返していましたが、セットアッパーを何人も変え、ようやく明るい兆しが見えてきました。
それでも、打線が貧打なのはどうしようもありません。
長打がなくても足でかき回すチームであればそれらしい試合も期待できますが、盗塁数もここまでのシーズンを通して24個。
中日とDeNAが同じ20個で、カープを含めた3チームとも足が使えていないことが共通点。
一方、カープのキャッチャーは、相手チームからすれば走りたい放題の結果。
チームのホームラン数でみると、リーグ1位のヤクルト59本、巨人66本、中日35本、DeNAが39本、阪神43本なのに対してカープは24本と歴然の差があるので、足を絡めなくても長打のあるDeNAの方が一気に試合をひっくり返す期待感もあります。
課題があれば、巨人のようにチーズン途中でもチームの補強をするようなことをしないのがカープなので、既存の選手で戦うならば、選手の底上げをベンチが期待するよりも、ベンチが何かしら仕掛けるサインが必要なのではないかと思います。
日ハムのビッグボスのように「ダブルスチールを仕掛けてくるかも!?」というようなワクワク感はカープベンチにはないし、スクイズなんて選択肢は絶対ないと思うようなベンチの静けさ。
テレビで観ていても、「何かしら仕掛けてくるかもしれないから・・・」と投手が慌ててボール球が増えて四球、または自らカウントを悪くして打たれるという場面を見るのはカープばかり。
自チームの選手を信頼してジタバタしないことは、ベンチの姿として正しいと思いますが、ベンチから何かしら指示を出して、相手チームにプレッシャーを与えるサインが皆無なのは、コレはコレで問題と思います。
「どうせ普通にバントして進塁させるだけで終わりだろ」と思うことはあっても、なぜ、「ここでスクイズでも仕掛けるかもしれない」と思わせるような動きさえもなかったのかなと思います。
バント処理がうまくない選手の場面ならともかく、バントもバスターへの切り替えもできる菊池選手が打席に立ったときに何もしなかった先日のオリックス戦を観て、ベンチワークに「いつも通りか・・・」とガックリきました。
選手が若いチームなので、いろいろと粗さはあっても、相手に飲まれないように戦っていくには、「やってこい!失敗したらこっちが責任もってやる!」くらいの動き(サイン)や選手の入れ替えがあって欲しいと思いますね。
少なくとも、監督の「あそこで抑えてほしかった」や「あそこでもう1本ほしかった」と選手への他力本願ばかりのコメントだと、これからも変わらないとファンは見抜いていると思います。
選手に「頑張れ!」というエールは誰しも送っているので、ベンチこそ、同じことの繰り返しではなく、「何かやってくれるかも!」と期待できるような采配を期待したいです。
Posted at 2022/06/09 19:51:34 | |
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