昨日、マツスタで見た森下投手の完封劇、そしてホームラン3発もあった打線の援護による勝利は最高でした。
今シーズン、いつも追い上げる展開ばかり見てきたので、昨夜はホントにスカッとする試合でした。
一方、今日はカープの先発九里投手に対する中日の先発は高橋投手。
二十歳で、今、若手の投手の中でも最も勢いのある投手で、5勝目を狙う上昇株。
150キロを超える切れのあるストレート、そしてカットボール、スライダーと落差のあるフォーク等を武器に、「カープ打線は苦戦するだろう」と昨日の予告先発の段階から予想していましたが、予想通りナイスピッチング。
でも九里投手も負けていない。
完全な投手戦となり、10回まで0行進。
前夜の快投に刺激を絶対に受けているだろう九里投手も9回表まで投げきり、投球数は134球。
投手キャプテンの役割をしっかりと担いました。
7回まで投げきった中日の高橋投手から8回はロドリゲス投手、9回は祖父江投手、10回は谷元投手と継投でカープ打線を0行進。
対するカープは10回表に抑えの栗林投手を投入。同回裏の加点を目指すものの0点。
11回にカープはターリー投手を投入し、ピンチを迎えますが、なんとか0点で終了。
11回まで中日ヒット5本に対し、カープはヒット3本という状況の中、キャッチャー磯村選手がしぶとくヒットで出塁。
菊池選手のコロナ感染により、急遽チャンスが巡ってきて2軍からやってきた若鯉の韮澤選手がしっかり送りバントを決め、磯村選手の代走として送られた曽根選手を2塁へ進塁。
ここで11回を任された藤嶋選手から投手交代で登場したのは野手から投手へ転向した根尾投手。
迎えるのは代打松山選手。
力勝負で投じた初球を打ち返し、センターの頭上を越えるタイムリー2ベースヒットで勝ち越し。
11回で4本しかヒットが出なかったカープが勝利への細い糸をたぐり寄せました。
代打で登場した松山選手を1塁が空いているので、歩かせるという選択肢がありましたが、恐らく「思い切って勝負してこい!」と立浪監督が送り出したのだと思うので責任は投手にはありません。
打率は1割台で決してよくない松山選手ですが、「ここぞ!」という場面で仕事をしてくれて嬉しい限りです。
それにしても、カープは佐々岡監督がコロナ感染して、代役となった河田ヘッドコーチ兼野手守備走塁コーチが監督代行を努めていますが、2連勝。
選手の層も厳しい中で勝利を重ねているので、「佐々岡監督じゃない方が・・・説」がカープファンの中で密かに出ているという都市伝説があります(笑)
Posted at 2022/08/17 23:54:25 | |
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