2022年09月20日
台風14号が抜け、今日は肌寒い1日でした。
さて、台風14号の影響で試合が延期となったカープ対中日。
カープの先発九里投手に対し、中日は柳投手。
九里投手の「1点もやりたくない」という思いとは裏腹に初回から先制され、悪い流れの中、試合が進むのかと思いきや、柳投手も請求に苦しんでいる中、マクブルーム選手が3ランホームランを放ち逆転。
このままの点差で進んで欲しいというファンの願いはむなしく、九里投手が5回に捕まり、降板。
火消し役の森浦投手が5回を抑え、6回の松本投手もしっかりと打者3人で終わらせたところまでは良かったのですが、7回に登板したターリー投手が相変わらずの制球の悪さでランナーを溜めていき、2アウトから火消し役で交代したケムナ投手が打たれて同点。
7回のカープの中継ぎ陣の制球の悪さを見ていたら、自爆するだろうなと思ったとおりの結果でした。
8回と9回の回またぎでしっかりと抑え、セットアッパーの役割を全うしたのはカープの矢崎投手。
ベンチにザキ劇場の中崎投手とコルニエル投手が控えていましたが、接戦では使えないところがカープの厳しい台所事情を表しています。
そのまま両チームとも0行進となり、迎えた10回に登板したのはカープの栗林投手。
結果として、10回は抑えましたが11回に2点奪われ、コルニエル投手に2アウトから途中交代。
11回の裏、中日が最後まで温存していたマルティネス投手が出てきて、手も足も出ず試合は3対5で終了。
絶対に落としてはいけないホームでの試合で落としたカープ。
一方、3位を走っていた阪神は2位DeNAと対戦。
こちらも7回までDeNA2点、阪神1点と大接戦だったところ、8回に阪神の猛打で3点を奪い逆転。
9回の抑えで登板したのは岩崎投手。
本来であればセットアッパーの役割を担う投手と思うのですが、今シーズン途中からクローザーへ配置転換。
このまま試合終了かと思いきや、DeNAの桑原選手、佐野選手に捕まり2点奪われ、さらに2死満塁の好機で楠本選手に適時打を打たれて土壇場で再逆転。
まさかの逆転に続く逆転で終わってみれば、5対4で阪神の敗戦。
阪神の中継ぎ陣はカープからすれば本当にイヤで、早めの継投で、湯浅投手、浜地投手、岩貞投手、復調したケラー投手が出てきて、抑えの岩崎投手が出てくると、まず勝てないイメージがあります。
今日の結果はともかく、私は岩崎投手が本領発揮できるのは8回のような気がします。
阪神ファンも同じような思いを持っている人が多いのか、今日の矢野監督の采配に不満をぶつけている人が多いようです。
(そりゃ、逆転のあとの逆転ですからねぇ・・・)
同じく3位争いとなっている巨人は、首位ヤクルトと対戦し、5対4で勝利。
新人王の可能性が高まっている巨人の大勢投手がピシャリと抑えたワケですが、9月の巨人の強みは、ホームランバッターが試合をひっくり返していること。
今日も岡本選手、ポランコ選手がソロホームランを放っています。
巨人のスタメンを見ると、3番丸選手、4番中田選手、5番岡本選手、6番ポランコ選手、7番ウォーカー選手と所謂4番打者を揃えてみました的な打線。
それだけでなく、ゲスいハナシで話題沸騰中の2番坂本選手もヒットメーカーですしホームランだって量産した年もあります。
8番キャッチャー大城選手も今シーズン本塁打を既に13本も打ち、打率も2割6分なので、実質2番から8番までがカープでいえば4番バッターのようなもの。
セ・リーグの強力打線といえば、首位ヤクルトの他、巨人、DeNAと続くと思うので、結果がそれを証明していると言えます。
明日のカープは阪神と直接対決。
両チームとも負けられない試合ですが、先発の森下投手ができるだけ長い回を投げ(できれば7回まで)、3点以上先制していれば勝機はあるかと思います。
逆に3点以上阪神に先制され、万一、今日の九里投手のように5回で交代するようなことがあれば、投手戦ではまず阪神に勝てないでしょう。
阪神の予告先発は伊藤投手なので、決して楽ではないですが、いかに先制して細かい継投でも何とか逃げ切れるかだと思います。
先発の枠が全然足りていない上、中継ぎ陣の不安定さは他チームの上をいくカープの投手陣、打線も秋山選手の復帰の目処は立たず、つながらないときは驚異の貧打となる野手陣。
他人の芝は青く見えると言いますが、青いヘルメットのチームにいつもヤラれている赤ヘル軍団を見ていると、思わず、ため息が出てしまします(笑)
Posted at 2022/09/20 23:56:33 | |
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