2022年09月30日
仕事から帰宅後、テレビをつけるとカープ対ヤクルトの試合をやっていました。
テレビをつけたその時点(3回)で3点差。
前夜は仕事で全くテレビを観る暇もなかったが、大事な場面で中継ぎのターリー投手が3ランホームランを打たれ、逆転負けをしたことを新聞で知り、今日も先発の九里投手が打たれたのかと、「悪い意味」で驚きもしませんでした。
CS進出への最後の臨みをかけたヤクルトとの2戦。
意地を見せるのなら、もう、最後の最後なので、ここしかない。
しかし、結果はホームランを2者に打たれ、万事休す。
カープ野手陣は、ヤクルトの新人山下投手に手も足も出ず、初白星を献上。
実は、カープはヤクルトに対して、一番ホームランを献上しているチーム。
カープファンとしては不謹慎だけど、外国人2人にホームランを献上するくらいなら、「村上選手に打たせてあげて欲しいわ~!」とずっと思っていました。
投手からすれば、個人成績に影響するため、打たれてはいけないけれども、ここまで先発から中継ぎまで崩れるのであれば、カープの勝利よりも、最近、不振で苦しんでいる村上選手の日本の記録更新の方を応援してあげたくなりましたよ。
9回裏に坂倉選手のソロホームランで完封リレーこそ防ぎましたが、試合を観ている方が辛くなる展開ばかりでした。
一時期、カープにも投手王国と呼ばれた時代もありましたし、足を使った野球が伝統の時代もありました。
パワーヒッターはいなくても、足や小技を使った相手チームが嫌がる試合を展開し、泥臭くても勝利を目指していたのがカープだったハズ・・・。
野手でいえば、10年目で初ホームランを打った上本選手のブレイクや、秋山選手の加入など明るい話題がないワケではありませんが、結局、小園選手以外の新人野手が育っていない・・・。
投手でいえば、新人の松本投手を今シーズン酷使し、それでも耐えて頑張ってくれ、後半には敗戦処理投手から勝ちパターンに昇格したこと、それとドラフト1位で加入しながら長年、制球に苦しみ1軍から遠ざかっていた矢崎投手がブレイクしたのは明るい材料だと思いますが、全体としては信頼のおける中継ぎ陣が少ないのは昨シーズンと同様。
CS争いのチャンスがあったとはいえ、終わってみれば5位は妥当な結果。
巨人、阪神の足踏みもあって、CS争いというチャンスが巡ってきましたが、とても戦力的にCSを戦えるチーム状況ではなかったと思います。
これもファンとして不謹慎だけど、選手の個々の能力比較をしても仕方がないですが、それを補う戦略も見えてこないので、結果、良CS争いから脱落して良かったと思います。
今のコーチ陣にホームランバッターだったコーチがいないので、長打を育成することが難しいのでしょうが、そんなことだと、いつまで経っても第二の鈴木誠也は出てきません。
二軍で育てることも中途半端になっている末包選手や正随選手は、長打の可能性は高いので、しっかりしたコーチを招聘して両選手を鍛え直すか、もしくは即戦力の外国人選手で補強することを考えないと、いつまでも打力で勝負ができるチームが作れません。
今シーズン、床田投手の途中離脱が一番痛かったですが、それでも、昨シーズンからの投手陣の課題は根本的に解決されないまま今シーズンも終わったとしか思えません。
来シーズンに向けては、ドラフトでしっかり戦い、外国人もしっかり補強。
そして選手の育成については、コーチを刷新して、他チームで実績があった人をホンキで招聘しないと、自前で全て賄い、選手時代もパッとしなかった人をコーチにしていたら、いつまで経ってもこのチームは変わらないと思います。
Posted at 2022/09/30 23:30:31 | |
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