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ヤクルト対オリックスの日本シリーズ。

正直、どちらのチームが勝って欲しいとかはないのですが、12球団1の爆発力を持つヤクルト打線に対し、打力的には若干、遅れを取っていると思うオリックスがどこまで戦えるかということに注目していました。


オリックス目線ですが、なんといっても4番吉田選手がキーマンなので、4番吉田選手、5番杉本選手のラインをヤクルトに押さえ込まれると厳しい。

逆にヤクルトの山田選手、村上選手、オスナ選手のラインをどのようにオリックスが抑えるかが大事。

ヤクルト打線が怖いのは、今日（10月27日）の打線でいえば、1番塩見選手のパンチ力と脚力、2番のベテラン青木選手のいぶし銀。

3番山田選手、4番村上選手、5番オスナ選手のクリーンナップは説明不要なほど破壊力抜群。

6番キブレハン選手は多少波があっても、7番捕手の中村選手も打力が侮れない。

続いて8番にサンタナ選手、9番長岡がいることで下位打線から上位打線へのつながりがあり、息をつく間もない打線とはまさにこのこと。



投手戦でいえば、オリックスはなんといっても第1戦の山本投手と第3戦の宮城投手の2枚看板によって勝ちが見込めるハズでしたが、両投手を投入した2試合とも敗れるという誤算。


しかし、第2戦では細かい継投で12回まで戦い3対3の同点。

第4戦ではオリックス山岡投手から5回で継投に入り、杉本選手のタイムリーによる虎の子の1点を守り、1対0で勝利。

僅差での勝利を手にしたことが大きく、今日の第5戦もひょっとすればオリックスが波に乗るのではないかと思っていたら、まさかのサヨナラ勝利。



9回裏に吉田選手がヤクルトの守護神マクガフ投手からの2ランホームラン。


球が高めに行ってしまう悪いときのマクガフ投手だったとはいえ、それを1発で仕留める吉田選手の打力は流石！


2022年パ・リーグの首位打者は、日ハムの松本選手に譲りましたが、2020年・2021年と2年続けて首位打者を獲得し、今シーズンも松本選手に続いて打率2位の3割3分は立派。



第5試合を終え、2勝2敗1分けと勝負の行方はわからなくなりました。




ホントに強いチーム同士が日本シリーズを戦っていると実感します。