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今日の某新聞に掲載してあった記事「タイパ重視のＺ世代の日常」。



新聞も略語を普通に使うんだなとちょっと思い、今日のネタにしてみました。



知っている人は説明不要ですが、そもそも「Ｚ世代」って何ってことす。


この世代には諸説あり、多少の差異はりますが、ザックリと次のようなイメージだと思ってください。

Ｚの前にＹとＸがあり、それぞれ次のような区分になっています。

Ｘ世代：1965年から1980年頃に生まれた世代
Ｙ世代：1980年から1985年頃に生まれた世代
Ｚ世代：1995年から2010年頃に生まれた世代

この「Ｚ世代」は、身の回りにパソコンやスマホが小さい頃から日常にあり、インターネットも普及していることから「ソーシャルネイティブ」「スマホネイティブ」とも呼ばれています。


それゆえに、ＳＮＳの「いいね」の共感を重視する世代ともいわれています。


Ｚ世代は、流行に敏感で、今の時代の流行の発信源となる世代でもあるので、この世代のニーズを把握することは景気を左右します。



次に「タイパ」とは「タイムパフォーマンス」の略語で、かけた時間に対する成果や満足度を意味します。


「コストパフォーマンス」を略した「コスパ」は、「コスパがいい」というように日常的に使うので、言われてみれば「タイパ」も生活の中で意識しなくても浸透していますね。


無駄なことを省き、時間を有効活用するという点では、多くの世代が共感できることなのではないでしょうか。

ただ、新聞に掲載してあったＺ世代が重視するタイパの事例として、動画等の視聴時間を短縮するため「倍速」で観るのは当たり前だし、映画も１．５倍、２倍と早め、会話のない「間」も不要という考えは、ちょっと私には馴染めないです（＾＾；



私も動画再生時のＣＭはカウントが０になった途端スキップしますが、映画は「できれば劇場で観たい」と思う人間なので、「間」は関係ないとか、倍速によって声のトーンが高くなったり、声優本来の声とは違う状況になったりすることに違和感を覚えます。



よく考えれば、うちの娘もYouTubeを観ているとき、倍速再生をよくしています（笑）


でも、すぐ傍で「それ」をされると、甲高い電子音みたいな音が鳴り続けるので、耳障りでしかないんですよね･･･。


動画を観ている人のみ成立するやり方であって、映像を観ずに音だけが耳に入ってくると、アレは正直、ノイズでしかないです（笑）


「時短重視」の世代からすれば、１０分以上ある動画だと長く感じるので、ショートムービーとかTikTokが流行るのもわかる気がしますね。



また、限られた時間を有効活用するため「ながら見」も当たり前。


コレは私も全く否定できないです。



昔は「ながら仕事はダメ」なんて言われましたが、結構、私も「ながら」をしています（笑）


仕事でなくてもガレージで作業しているときにラジオをかけているので、言ってみれば、これも「ながら」（笑）。

野球中継を観ながらビールを飲むお父さんも、これも「ながら」です（笑）



私のよくない「ながら」の場合、パソコンのキーボードを叩きながらテレビをつけ、同時にスマホをイジってということをやっていると、嫁さんに「どれ見てんの！？一つにしぃや！」とよく怒られます（笑）





自分と違う価値観やライフスタイルの人に対し、「信じられん」とか「考えられん」と片づけるのは簡単ですが、それは相手からすれば、自分自身もそのように見られている証拠。



これだけ情報があり触れた世の中で、求めなくてもスマホを持っているだけでいろんな情報が入ってくるので、それと無縁の生活は現代人には難しいでしょう。




対極的な見方で、ＳＮＳやスマホから解放され、自分だけの時間を作るため、電波の届かないような山中に入ってソロキャンプを行うことがブームになっているのもわかる気がします。