
先日、いつもビートの部品を注文しにいくHONDAカーズで、最新型のシビックタイプRの試乗をしてきたKAZUYAです。
こんばんは。
約2ヶ月前、親しい営業マンから「シビック試乗してみますか?」というハナシになり、ようやくその日が実現しました。
シビックといえば、私の中ではEK9のように今でもホットハッチのイメージが強いですが、今や最後のタイプRということもあり、フラ~っと来て、気軽に試乗できるクルマではなくなっています。
私もインプレッサ(GC8)の前にEFシビックに乗っていたので、ホットハッチというカテゴリのクルマは大好物。
とはいえ、現行のシビックは、名前は継承されていても、価格は500万円ですし、クルマとしては全くの別物です。
その貴重なシビックは、普段、店頭に並べるクルマではないため、わざわざ同販売店に持ってきていただき、試乗が実現しました。
試乗をする指定日時の10分前にHONDAカーズへ到着すると、平日にも限らず、シビックタイプRの周囲にギャラリーが取り巻いていました(^^;
試乗車はタイプRのイメージである白(チャンピオンシップホワイト)を勝手に連想していましたが、黒(クリスタルブラック・パール)でした。
一つ前のシビックがやたらと大きく感じましたが、少しシャープな感じに見えたのは黒という色が要因ではないと思います。
フロントの顔つきも露骨にガンダムチックだった前モデルよりも今回の方がスッキリしていて私好み。
リアもなかなかスタイリッシュです。
室内に目をやると、タイプR専用のステアリングは素手でもグローブをはめてもグリップ感のよいアルカンターラ仕様で手触りがよく、操作感も非常に良かったです。
シートもタイプR専用で、フルバケほどのホールド性能はないですが、街乗りの乗り降りも考えれば十分。
足元のペダルに目をやると、フロアも赤(笑)
ペダルの配置と高さも抜群で、乗ってすぐにヒール&トーをしても違和感ゼロで扱いやすかったです。
センターコンソールに目をやると、タイプR専用のシフトノブがあり、コクッコクッと入る小気味よく入るダイレクト感が気持ちいい♪
シフトレバーの右横には、私にとって見慣れたサイドレバーはなく、電子パーキング。
その奥にショックアブソーバーの「コンフォート」「スポーツ」「タイプR」の3パターンで切り換えが可能なドライブモードがあります。
試乗コースで全てのモードを試してみましたが、切り替えレバーだけで簡単に操作ができ、それぞれのモードで乗り味が変化して面白かったです。
路面の悪いところでは「コンフォート」が当然良いと思いますが、少しワインディングのようなところを走る場面では「スポーツ」モードが楽しく走れました。
「タイプR」モードは路面がキレイなところでは気持ちよく走れますが、一般道ではそれを期待する方がムリ。
路面のうねりが大きいところでは突き上げも大きいので、街中では「タイプR」モードは選択する必要はないと思います。
最高出力330馬力、最大トルク42.8kgf/mを搭載する2リータ-VTECターボエンジンは、ドッカンターボではなく、下からモリモリとトルクフルで、どこからでも加速していく感じは大排気量NA車のような感覚でした。
そのパワーを受け止めるタイヤは、タイプR専用の19インチホイールに、265幅に30扁平のミシュラン/パイロットスポーツ。
30扁平という超扁平タイヤですが、扁平率の割に乗り心地は良く、コンフォートモードで走ると、扁平率からは想像できないほど乗り心地が良好でした。
渋滞路しか走らない試乗だと何もシビックの「性格」を感じることはできませんが、営業担当者のご厚意で、「ちょっとしたシチュエーション」をいろいろ走らせてもらえたことは感謝しかありません。
新しいシビックタイプR・・・(買えないけど)いいクルマでした♪
Posted at 2022/12/15 20:18:42 | |
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