2024年01月18日
昨日(1月17日)で、1995年に発生した阪神・淡路大震災から29年が経過しました。
早いもので、来年の1月を迎えると地震発生から30年です。
M7.3の阪神・淡路大震災では、東西を分断しただけでなく、日本経済も麻痺させた過去に例のない地震でしたが、多くのボランティアが駆けつけたことから、「ボランティア元年」とも呼ばれています。
当時、私は兵庫県に住んでいたので、この地震のことは一生忘れることはないと思います。
いつやってくるかわからない地震。
プレートの動きや活断層の存在によって、ある程度、地震の発生を想定することはできても明確にいつ発生するかということは予測できません。
阪神・淡路大震災の5年後の2000年には、M7.3の鳥取西部地震が発生。
2001年には、瀬戸内海安芸灘を震源地としたM6.7の芸予地震が発生。
広島県と山口県東部、愛媛県に大きな被害をもたらしました。
2016年にはM7.3の熊本地震が発生。
熊本のシンボルでもある熊本城も甚大な被害を受け、今も復旧工事が続いています。
そして、忘れてはいけない2024年元日に発生した「能登半島地震」はM7.6
停電や暖水などライフラインが復旧できていない地域が多数あり、大雪の影響もあって被災者救助や道路の復旧が難航している模様です。
日常が戻るのはまだまだ先になると思います。
今や、いつ、どこで地震が起きるかわかりません。
「まさか!」とか「想定できなかった」という言葉はよく見聞きしますが、自分の身に降りかかってくることも考え、地震への備えは必要だと改めて思い知らされます。
広島には安芸灘断層の他、筒賀断層、黒瀬断層、広島湾―岩国沖断層など危険な断層が多数あり、30年以内にM7以上の地震が発生すると言われています。
規模や範囲でいえば、四国の南の海底にある「南海トラフ」は激ヤバです。
ネットでも「南海トラフがいつくるか」と検索してみると、いろいろと出てきます。
南海トラフの被害が大きいと想定されているトップ3は、愛知県、静岡県、大阪府。
建物倒壊などの影響を最も受けるリスクのある都道府県のTOP10では、1位愛知県、2位大阪府、3位静岡県、4位三重県、5位高知県、6位愛媛県、7位和歌山県、8位徳島県、9位宮崎県、10位京都府とされたデータがありました。
もう、人ごとじゃないですね。
住んでいる地域に断層が近くにないか、一度、調べてみることをオススメします。
ひょっとすると残念な結果が待っていることもありますが、現実を受け入れて、事前に対策できることをやっておくのと、何もしらないまま過ごして、震災に直面するのとでは大きな違いがあると思いますので・・・。
Posted at 2024/01/18 23:01:45 | |
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