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今日、カープ一筋で、13年間というプロ生活に終わりを告げた野村祐輔投手が登板する最後の試合が、マツダスタジアムで行われました。

対するは、10月２日、神宮球場での引退試合となった青木宣親選手の属したヤクルト。



あの日は、ヤクルトが５対３で勝利。


今日のカープは、ファームが主戦場の若手を多く起用した布陣。


結果として３対１でカープが勝利。


若手のチャンスを手にしようとする覇気のあるプレーは見ていて楽しいですね。



本題の野村投手は先発として登板し、１回のみ投球。


３５歳という年齢で同世代は、巨人で言えば今シーズン大活躍した菅野投手、広陵高校時代にバッテリーを組んだ小林選手、丸選手、カープでいえば菊池選手、田中選手などがいます。


広陵高校から明治大学へ進学し、ドラフト１位でカープへ入団



150km／ｈのストレートが投げられるワケではない。

キレとコントロールが生命線の投手ですが、プロ１３年間で、全試合が先発。


２０１６年から２０１８年の３年間、リーグ制覇をしたときも活躍しましたが、正直、１軍での登板が減ってきた近年、特に球威が落ちてきたし、中継ぎのワンポイントであれば、生きる道はいくらでもあると思っていました。


それは外野が思うことであり、先発にこだわり続けた野村投手にとっては眼中にないこと。


結果として、２１１試合先発し、これは日本記録。

投球回は１，２２６試合と１／３。
８０勝６４敗、防御率は３．５３。





全ての選手が引退セレモニーを開いてもらえるワケではありません。

　



プロ生活が１０年どころか、１、２年で戦力外通告を受ける選手もいます。




広陵高校と明治大学時代の恩師が花束を持って登場したときは、感動のシーンでした。

　



野村投手、１３年間、お疲れ様でした。