昨日、ブログに書いた「重大な問題」とはタイトルのとおり「エンジンがかからない」ということ。
正確には、全くかからなくなったのではなく、時々、その症状が出ることです。
最初に「あれ?」と思ったのは、先月、瀬戸内海サーキットで開催されたJAF四国ジムカーナ選手権第4戦に参加したときに、その症状が発生しました。
第2ヒート開始前、エンジンをかけようとセルを回すと、セルが回らず、「カチッ」と音が鳴るだけ。
こういうとき、まず疑うのはバッテリーですが、バッテリーは充電していたので、即犯人というよりも原因の候補の一つ。
問題がバッテリーであれば、一番簡単なハナシで、場合によっては、現地でブースターケーブルを使ってエンジンをかけることができますし、マニュアル車なので、一度エンジンがかかり、電力消費を抑えることに注意すれば、なんとかなる可能性が高まります。
次に疑ったのはオルタネーターとセルモーター。
予防整備も含めて、「確か、両方交換していたような気がするんだけど・・・」と思いつつ、セルを何度か捻るとエンジンが普通に始動。
セルの回り方も至って普通で、バッテリーの劣化も直接の要因とは考えにくい。
スタート前に、セルが回らない症状が出たあと、同様の兆候もなかったので、「あれ、なんだったんだろう・・・」と忘れていました。
そして、先日、カプチーノのメンテナンスを再開。
6月22日に四国遠征をして以来、2週間以上放置プレイ(^^;
流石にバッテリーのマイナス端子は外していましたが、メンテナンスを再開したとき、エンジンがかからない症状が再発。
「また、キタかー!」と一瞬、思いましたが、出先で問題が起きるよりも、ガレージの中で問題が起きてくれる方が遙かに気持ちが楽です。
冷静にメンテナンスノートを調べると、2020年11月にオルタネーターは交換済み。
そして、バッテリーもホムセンの安物バッテリーとはいえ、SOHとSOCは一応、正常範囲内。
ΩとCCAは数値が若干よくないですが、とりあえず、末期とはいえない感じ。
参考までにテスターでも調べて見たところ、大差ないので、数値に偽りなし。
しばらくそんなことをやっていて、再びセルを回すとエンジンがかかり、始動後は14.2~14.4V付近をチェッカーの数値が指していたので、オルタネーターの発電が適正であることがわかり、こちらも容疑外。
プラグも新品交換、配線の劣化によるアース不良も疑わないといけないと思いましたが、それらよりも「セルに問題ありの可能性が高い」と推測。
すぐに識者に電話で問い合わせると、セルの可能性が高いとのこと。
メンテナンス履歴を確認すると、どうもセルモーターの交換履歴が見当たらない・・・。
交換済みと思い込んでいましたが、他のクルマと勘違いしていたようです(笑)
セルモーターは、突然死の場合もあれば、段々と調子が悪くなることもあったり、兆候が消えたりすることもあるらしく、なんやハッキリせぇへんヤツ。
なので、万全を期すならば「予防整備」で交換しかありません。
新しいクルマだと、こんな心配をする必要はありませんが、古いクルマの場合、何か異変を察知する人間のセンサーが大事ですし、何か起きる前に交換するという気持ちも大事。
あくまでこの症状は、可能性のハナシであって、他にも要因があるかもしれませんが、年式や走行距離から考えても、転ばぬ先の杖で交換しておいて損はないと思いました。
Posted at 2025/07/14 22:09:47 | |
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