
今年に入り、カプチーノとアルトというスズキ勢ばかりでタカタを走っていますが、FRとFFという性格の違うクルマなので、ラインが同じなようで微妙に違い、操作だって同じことをしているようで微妙に違います。
その微妙な違いで、いいとこ取りができれば、また新たな発見につながると思うのですが、まだアルトのオイシイところを見つけるまでには至っていません。
まぁ、1回タカタを走っただけでオイシイところを引き出そうと思う方が甘い考えだと思いますが、当面、アルトについては、私の中で追うイメージは「スローイン・コースアウトミラ」ですね。
アルトでジムカーナまでヤルかどうかはわかりませんが(^^;
さて、今日の本題の
「捨てるところは一つもない」について。
「手前のコーナーを捨ててでも、その先のストレートで車速を稼ぐ」という話を聞いたことがありませんか。
これは、減速すべきところはしっかり減速させ、コーナー脱出姿勢を早めに作り、ストレート区間で車速を稼げるようにアクセル全開区間を増やすということだと私は解釈しています。
きっとそれはそれで正しいことだと思うのですが、ストレート区間で車速を稼げない一般的な軽NAの場合・・・
どのコーナーも捨てたくないんですよ。
「じゃ、どうすんの?」って話ですが、ガムシャラなだけだとロスすることもあります。
↑
まさに私のパターン
私なりの現時点の結論は・・・
「できるだけ減速しない」です。
もちろん、タカタの1コーナー進入などしっかりと減速しないとダメなところは当然あるわけですが、それを最小限に食いとどめるということです。
車速が高いクルマは、当然その運動力を制限しない限りクルマが曲がらないですが、これって、車速の高い低い関係なく、
「曲がるもしくは曲げられるきっかけをつくるところまで減速できたならば、それ以上は減速する必要ない」ってことですよ。
車載とか観て、ストレートの速いクルマって「うわ、速えぇ~!」とは思うけど、極論、それだけ。
それよりも、ブレーキングが凄くて、クルマの向きがあっという間に変わって、そのまま加速していくクルマ(もちろんそのドライバーも)の方が、よほど感動します。
私も自分自身の車載を振り返ることがたまにあるのですが、走行した直後に観たときは「ふ~ん・・・ま、こんなもんか」と思うものの、何度か観返すと、いつもテンションが下がります・・・。
正直、YouTube公開したのを後悔するくらい。
でも、一度UPしたものは、それも自分自身の足跡として削除はしないつもりです。
それを観返すことがあるたびに、「練習しよう」って思うので。
スポーツランドTAMADAで開催されるGCUPで、ある人とこんな会話をしました。
私「今日、パイロン、ギリギリを攻められてましたけど、(パイロンの)角を踏んで惜しかったですね。」
ある人「今日はパイロンとの距離感が少し狂っていたね。いつもはギリギリを回るんだけどね。1週間に1回くらい走らないとなんだか感覚が狂うね。」
シビレました。
速い人だって、そうやって練習してるんだ!
自転車と一緒で、クルマの運転技術は一度身に付いたものは、「0(ゼロ)」にはなりません。
しかし、0が1になり、1が2になると、その2をキープし続けよう、もしくは2.5に高めようと思うと「練習」しかありません。
文中に書いた「できるだけ減速しない」を実践するには、やっぱり「練習しかない」と思います。
凡人の私なりに、練習の積み重ねによって、ホントの意味での「捨てるところは一つもない」というセリフをいつか言ってみたいです。
Posted at 2014/01/27 01:43:26 | |
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