稼働率が下がったビートですが、競技のオフシーズンに入ってからは、仕事から帰宅後、夜間をメインに走らせていましたが、走行中に気になることが起きていました。
最初は気のせいかと思いましたが、やっぱおかしいと確信。
前進時にはジャダーは発生しないのに、後進時のブレーキングでガガッとジャダーが発生。
あ~、コレは何か引っかかるような症状が出ているから、ピストンかスライドピンの動きがよくないのかもと思い、先日、ブレーキのチェックをしました。
ジャダーは後輪から発生していることがわかっているので、音の発生場所を予測しながら左後輪から作業開始。
そして、左がいきなりビンゴ。
パッドの減り方は正常で、欠損もなかったので良かったのですが、ディスク面を見ると、少し当たりにムラがあったので、ジャダー音の原因の痕跡は残っていました。
また、スライドピンの動きがとピストンを戻した際の動きも、ちょっと渋い。
バラしていくと、スライドピンもピストンも錆は皆無。
しかし、ブーツ内のグリスが、若干、硬化気味でした。
グリス硬化の要因として、気温が低い時期にバラしたということも多少はあると思います。
ガレージ保管にしているので、野ざらしでブレーキ周りが錆まみれみたいなことになっていないことが救いですが、余りクルマを動かしていないと、ブレーキのグリスも動かないので、硬化気味になりやすいのではないかと思います。
ビートのメンテナンス履歴を確認すると、
ブレーキ周りの清掃を兼ねてスライドピンとピストンのグリスアップを行ったのが2023年12月。
2年前に、左手小指を複雑骨折したのに、当時の私はブレーキメンテナンスをしていたようです(笑)
その小指の変形は元には戻りませんが、それと一生付き合っていくしかありません。
それ以降、
2024年5月にブレーキフルードを交換。
2024年11月には
TSタカタサーキットでのジムカーナ前にブレーキフルードを交換。
それなりにメンテナンスをしているつもりでしたが、昨年11月から1年間フルードを交換していないし、グリスは2年間無交換。
普通のクルマなら2年間無交換でも全くOKなのですが、問題は走行距離。
2023年12月から2年弱の期間が経過し、走行距離が約1,500km(汗)
あぁ・・・コレじゃ、ビート乗りって言えないな。
ビートで遠征もしながら競技をしていたときはそんなことにはなりませんでしたが、普段乗りを避け、試走もしくはジムカーナ走行するときにしか稼働しない状況だと、「そうなるわな」という結果でした(^^;
普通なら、所有している意味がないというレベルだと思いますが、このクルマのドライビングフィールに代わるクルマがないので、どうしても手放せません・・・。
ということで、後輪の清掃とグリスアップが終わったので、時間を見つけて前輪も行い、フルード交換もしてあげようと思います。
というか、時間が確保できれば、OHしてあげたいですね。
Posted at 2025/11/18 18:17:41 | |
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