クルマ・ジャケコーナー第369回は、Elvis Presleyの「A Date With Elvis」(1959)です。
オールディーズ・シリーズ第16弾!
オールディーズとクルマの相性がいいので、まだまだクルマ・ジャケがある感じですが、このシリーズは今回で一旦終わりにしようと・・・で、選んだのが・・・
“キング・オブ・ロックンロール”
エルヴィス・プレスリー!
なんと! 1935年1月8日 が誕生日 ❣
よく知らない超大物、この機会にやってしまわないと!😅
Elvis Presley(エルヴィス・プレスリー 1935 - 77)、ご存知でしょうか?
アメリカ・ミシシッピ州出身の「キング・オブ・ロックンロール」歌手・俳優
もう、どうまとめていいか・・・箇条書きにしてみます💦
●1935年1月8日、ミシシッピ州テュペロの小さな家(トイレも水道も無い掘立小屋)で生まれ、13歳の時に一家はテネシー州メンフィスへと引越し、高等卒業後、トラック運転手などをしていた
●極貧の幼少時代から一気にスーパースターにまで上り詰めたアメリカンドリームの象徴
●ロックンロールの誕生と普及に大きく貢献した、いわゆる創始者の一人で、ジョン・レノン、ボブ・ディラン、ポール・マッカートニー、フレディ・マーキュリーなど多くのミュージシャンたちが憧れた存在
●深刻な人種問題を抱えていた当時のアメリカで、黒人音楽であるブルースやリズムアンドブルースと白人のカントリー・アンド・ウェスタンを融合したスタイルでバッシングも受けた
●TV「エド・サリヴァン・ショー」に出演(1956年9月,10月、1957年1月)した時、番組はエルヴィスの下半身は撮影しなかったが、司会のエド・サリヴァンが「このエルヴィス・プレスリーはすばらしい青年です」と紹介し、プレスリーへの批判は鎮静化へ
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↑ MERCURY、LINCOLNのディーラーがスポンサーだったみたいですね。途中でCMが入ります
●それまで音楽を聞かなかった若者(特に女性)が音楽を積極的に聞くようになり、TVやレコードプレーヤーなどが売れるようになった
●主演映画は31本(?)で映画スターとしても世界的な人気を得た
代表作は「監獄ロック(Jailhouse Rock)」(1957)、「G.I.ブルース」(1960)、「ブルー・ハワイ」(1961)などなど
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●史上最も成功したソロ・アーティスト(ギネス認定)
●No.1シングル全米18曲(歴代3位)最多はマライア・キャリー?/全英18曲(歴代1位)
●最多ヒットシングル記録(151回)
●1日で最もレコードを売り上げたアーティスト(プレスリーが42歳の若さで死んだ1977年8月16日の翌日)
日本でも1950年代後半のロカビリー・ブームで大人気となり、『ハートブレイク・ホテル』『ハウンド・ドッグ』『ラブ・ミー・テンダー』などがヒットしたようですが、私がジャンク箱から掘り出したレコは、シングル3枚、サントラ1枚、ライブ盤6枚、ベスト盤2枚で、オリジナルアルバムは0😢
シングル『ロカ・フラ・ベイビー(Rock-A-Hula Baby)』(1961) 全米23位
プレスリー主演映画「ブルー・ハワイ」(1961)挿入曲
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シングル『スイムでいこう!((Do the Clam))』(1965) 全米21位
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日本では、エルヴィスの「スイム」ブームに乗った橋幸夫の『あの娘と僕(スイム・スイム・スイム)』(1965)が大ヒット!
クルマ・ジャケ「汐風の中の二人」/橋幸夫
シングル『この胸のときめきを』(1970) 全米11位
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この歌、RA272さんからコメントで、ダスティ・スプリングフィールドのカバーであると教えていただき、知らない歌手だな~と思って調べたら見覚えのあるお顔・・・シングル持ってました!😅
『この胸のときめきを(You Don't Have to Say You Love Me)』(1966)
↑ 全英1位、全米4位
“You Don't Have to Say You Love Me”、直訳すると“愛してると言わなくてもいい” 優れた邦題ですね💛
サントラ盤「Blue Hawaii」(1961)
プレスリー主演同名映画(1961)のサントラ ビルボード20週間1位!
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ベスト盤「The Great Hits Of Elvis Presley」(1968)
エルヴィス最初のミリオンヒット『ハートブレイク・ホテル』(1956)や『ハウンド・ドッグ』(1956)、最初の映画のテーマ曲『ラブ・ミー・テンダー』(1956)など24曲収録の2枚組LP
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裏ジャケには、バーンズの12弦を弾く姿やプリシラとの結婚式(1967)の写真などがあります
1968年には娘リサ・マリー・プレスリーが生まれますが、1973年に離婚
サントラ盤「この胸のときめきを/エルヴィス・プレスリー~MGM映画エルヴィスオンステージ主題歌集 エルヴィス・オン・ステージVol.1 (That's the Way It Is)」(1970) 全米21位
1970年8月のラスベガスでのショーを収めた記録映画「エルヴィス・オン・ステージ(That's the Way It Is)」のサントラで、スタジオ録音とライブ録音が混在
『明日に架ける橋』なども歌ってます
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ライブ盤「エルヴィス・オン・ステージVol.2 (On Stage: February 1970)」(1970) 全米13位 全米11位
19曲中8曲が1970年1~2月のラスベガスでのショーでの録音
アニマルズのヒットで知られる『シー・シー・ライダー』やニール・ダイアモンドの『スイート・キャロライン』、ビートルズ『イエスタデイ』なども歌ってます
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ライブ盤「エルヴィス・イン・ニューヨーク (Elvis: As Recorded at Madison Square Garden)」(1972)
エルヴィスのライブを最初から最後まで収録した初のライブ・アルバム(1972年6月10日昼夜2公演を録音)
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エルヴィスの最初で最後でニューヨーク公演(50年代のTV出演を除く)の3日間には、デヴィッド・ボウイ、ジョン・レノン、ジョージ・ハリスン、ボブ・ディラン、アート・ガーファンクル、ブルース・スプリングスティーンらが会場にいたそうです
ライブ盤「エルヴィス・イン・ハワイ (Aloha from Hawaii: Via Satellite)」(1973) 全米1位
ハワイ・ホノルルで行なわれた慈善コンサートを世界同時生中継した史上初のショーを収録したアルバム
当時、報道番組だけに使われていた人工衛星を使い、約38カ国で放送され、視聴者数は10億人以上とも15億人とも言われるようです
日本は、NTV、電通、RCAが協力して放送(現地でモニターを見ながら電話で曲名を日本のスタジオに知らせたりしたそうです)し、視聴率37.8%(アメリカ33.8%)
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↑ 7:00~『サムシング』 30:20~『愛さずにはいられない』『ハウンド・ドッグ』
ライブ盤「ライヴ・イン・メンフィス (Elvis: As Recorded Live on Stage in Memphis)」(1974) 全米33位
13才の時に移住し、少年時代を過ごした故郷メンフィスでの13年ぶりのライブを録音(1974.3.20)したアルバム
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ライブ盤「エルヴィス・イン・コンサート'77 (Elvis in Concert)」(1977) 全米5位
エルヴィスは酒やたばこはあまりやらなかったようですが、炭酸飲料を飲み、ピーナッツバターとバナナとベーコンのサンドイッチを毎日のように食べており、また、ストレスからくる過食症のために1970年代以降体調を崩し、肥満化の一因になったとか・・・
エルヴィスは1977年8月16日、42歳の若さでテネシー州メンフィスの自宅グレイスランドで亡くなりましたが、そのわずか2ヵ月前の6月に撮影・録音されたものです
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●エルヴィスの墓がある邸宅「グレイスランド」には年間60万人以上の訪問者があり、一般公開されてる私邸としてはホワイトハウスに次いで全米で2番目
さて、本日ご紹介のクルマ・ジャケ・レコは、
「A Date With Elvis」/Elvis Presley(1959)
1958年3月24日、エルヴィスは陸軍に入隊
エルヴィスの入隊が一つの社会問題となるくらいの騒ぎだったそうですが、スター用の特例任務に就かず、普通の一兵士として西ドイツで勤務(プリシラはこの時の上官の継子)、1960年に満期除隊したことにより、批判的な声はかなり減ったとか
そのエルヴィス不在の2年間の間にリリースされた3枚目のコンピレーション盤が本盤です(全米32位)
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00:00 A1 『BLUE MOON OF KENTUCKY』
02:05 A2 『YOUNG AND BEAUTIFUL』
04:11 A3 『(YOU'RE SO SQUARE) BABY I DON'T CARE』
06:04 A4 『MILKCOW BLUES BOOGIE』
08:43 A5 『BABY, LET'S PLAY HOUSE』
11:01 B1 『GOOD ROCKIN' TONIGHT(今夜は快調!)』
13:16 B2 『IS IT SO STRANGE』
15:47 B3 『WE'RE GONNA MOVE(引越しだ!)』
18:19 B4 『I WANT TO BE FREE(自由になりたい)』
20:35 B5 『I FORGOT TO REMEMBER TO FORGET(忘れじの人)』
23:06 『DON'T LEAVE ME NOW』
25:11 『HARBOR LIGHTS』
RCAビクターと契約する前に、サン・レコードから「エルヴィス・プレスリー、スコティー・アンド・ビル」としてリリースされた5枚のシングルのうち5曲がアルバム初収録(A1,4,5,B1,5)
さてさて、ジャケのクルマは・・・
エルヴィスと言えば「ピンクのキャデラック」
1955年7月7日に母にプレゼントするために購入した1955年型キャデラック・フリートウッド シリーズ60
↑ グレースランドの車博物館に展示されてます
本日ご紹介のアルバムのA5『Baby Let's Play House』の歌詞に“ピンクのキャデラック”が登場します
♪
Come back baby, I want to play haouse with you
Well, you may go to college
You may go to school
You may have a oink Cadillac
戻っておいで、君とままごとみたいに暮らしたいんだ
君は大学でも高校でも行けるさ
ピンクのキャデラックだって手に入れられる
伝記映画「エルヴィス(Elvis)」(2022)では、専属マネージャーとなるパーカー大佐(演:トム・ハンクス)がエルビスの初めてのコンサートを目の当たりにするシーンで歌われてます
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しかし、このレコのジャケのクルマは、
リンカーン・コンチネンタル マークⅢ 1958
↑ 上のエルヴィスが乗ったリンカーンと同一車ではありません(この後のも)
新設計のV8エンジン(350馬力)を搭載し、当時、戦後最大のアメリカ車
キャデラックよりも大型で高価であり、販売台数はわずか3,048台
コレクター垂涎の一台でしょう
縦斜め丸目2灯のヘッドライトが特徴的です💛
リンカーンってフォードの一部門だったんですね💦
【登場車両】
Lincoln Continental Mark Ⅲ convertible 1958 - 60 (1958)
【自己採点】
クルマ度 7点(アメリカを代表する高級車リンカーン)
魅惑度 7点(軍服姿でリンカーン)
音楽度 7点(キング・オブ・ロックンロール!)