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ねも.のブログ一覧

2023年11月29日 イイね!

クルマ・ジャケ「オーキッズ」/中本マリ

クルマ・ジャケ「オーキッズ」/中本マリクルマ・ジャケコーナー第192回は、中本マリの「オーキッズ」(1979 ?)です。

クルマ・ネコ・ジャケ続きです(=^・^=)


中本マリ(なかもとまり 1947 - )、ご存知でしょうか?

仙台出身のジャズ・ボーカリストです。


プロとして4人組女性コーラスグループ 「ザ・スカーレット」で活動した後、1973年、『Unforgettable(アンフォゲタブル)』でソロデビュー。


1978年にスイングジャーナル誌の人気投票でボーカル部門第1位。
以降8年連続首位(1992年にも第1位)!

モントルー・ジャズ・フェスティバルにも数度出演。


私が持ってるレコは今日ご紹介のシングル1枚と数枚のアルバム(すべてジャンク箱からなので最も売れてた時期の作品かと・・・)です。

7thアルバム「Nice Feeling」(1977)


東芝からビクターへ移籍第一弾。
『フィーリング』、『マスカレード』、『キリン・ミー・ソフトリー』などなど。ジャズボーカルというよりポップスに近いかな?大人のポップス、いいですねえ。

Youtube フィーリング


9thアルバム「Love Touch」(1978)




「Nice Feeling」に続き、ジャズ、コンテンポラリー・ポップスにまたがるスタンダード集。B.ストライサンドの『The Way We Were(追憶)』、L.ロンシュタットの『Simple Man Simple Dreams』なんかを歌ってます。

Youtube 中本マリ Love Touch 01 THE WAY WE WERE


12thアルバム「Aphrodite(アフロディーテの祈り)」(1979)


ジャニス・イアン、スティーヴィー・ワンダーらの書き下ろしを含む全曲オリジナル。
ロイヤル・フィルハーモニーや海外ミュージシャンがバックを務めたロンドンレコーディング。アレンジは三木敏悟。

スイングジャーナル誌 ジャズ・ディスク大賞 特別賞を受賞。
中本マリの人気を決定づけた作品です。

Youtube 【CD】中本マリ♪アフロディーテの祈り


14thアルバム「Lady In Love」(1981)


Barry Miles(バリー・マイルス)作品を中心とし、Don Grusin(P)、Lee Ritenour(G)、Abraham Laboriel(B)などが参加した、フュージョン、アダルト・コンテンポラリー的な作品。
いや、これはいいですね!ナイスAORアルバム!

Youtube シング・アワ・ソング・トゥゲザー


15thアルバム「Moods Of A Lady」(1982)






全曲バリー・マイルス、LA録音盤。
ギターは前作のリトナーからRobben Ford(ロベン・フォード)へ。A.ラボリエル(B)は変わってません。他にVince Colaiuta(D)、Ernie Watts(Sax)などなど。こちらもナイスAORアルバム!

B3『Zoot Suit Stomp』はマツダ・コスモのイメージ・ソング。





2013年までにソロ・アルバム 26作をリリースし、現在も精力的に全国でライブを行なっているようです。
↓ こういうトリオもいいですねえ。

Youtube 中本マリ 大口純一郎 米木康史 2023.2.17 live at nica's 1st set


さて、本日ご紹介のクルマ・ジャケ・レコは、

「オーキッズ」/中本マリ(1979)


ウキペディアのディスコグラフィーには載ってません。
『描いてごらん海の色で』(1975)と『Sing Our Song Together』(1981)の2作が載ってるのみです。
アルバム「Aphrodite(アフロディーテの祈り)」(1979)に収録されてるので、1979年のリリースと思われます。

前述の通り、アルバム「Aphrodite(アフロディーテの祈り)」はスティーヴィー・ワンダー、ミシェル・ルグランらの書き下ろしによる全曲オリジナルで、この『オーキッズ』はジャニス・イアンの作。

「Orchids」は「洋ラン」のこと。
ピンク系よりも大人っぽく、でもヴァイオレットほどではなく、上品で可憐な淡紫色を表すそうで、“温室で育まれたランのように二人の愛は脆く、夏が過ぎ去り、冬の寒さのように冷え切ってしまった”・・・というような歌です。

近年では、猛暑より冬の方が愛を育みやすいかもしれません(;^_^A)
これからのBGMにピッタリ?


さてさて、ジャケのクルマは・・・ 


ロールスロイス?
しかし、なかなか似たクルマが見つかりません。

で、ナンバー「FCX 982」で検索すると・・・

なんと!

オークションサイトにそのものズバリが!


ANGLIA CAR AUCTIONS 1951 BENTLEY MK VI


エスティメイトは£12,000 - £16,000日本円で約225万円~300万円? 
これなら買える? 桁が間違ってます?

サイトにはこのような説明が(Googleほぼ直訳)・・・

『この4256cc車は1951年5月に登録され、V5Cには元登録キーパー5名が記載され、2021年までの整備およびメンテナンスの請求書が大量に山積みされており、・・・(中略)
最初にGresham & Co ltdに登録され、1952年に所有権がサー・ジョン・ラムスデンに変わり、1960 年に妻に譲渡され、妻は1969 年まで所有しました。・・・(後略)』

その後の所有者は載ってないので、どういう状況でレコジャケになったのかは不明です。
まさか中本マリがオーナー?!


不思議なのは、ジャケのベントレーにはボンネット先端のオーナメントが無いこと。


一時的に外したのかこの時無かったのか?



「ベントレー」は、ウォルター・オーウェン・ベントレーが1919年にロンドンに設立。1924 - 1930年にル・マン24時間レースで5回の優勝!高性能スポーツカーメーカーとして世界の富裕層に人気を得ます。


白洲次郎(しらすじろう 1902 - 85)が所有していたベントレー・3リットル(1924)が「ワク井ミュージアム」(埼玉県加須市)に展示されてます。

クルマ・ジャケ「The World Is A Getto(世界はゲットーだ!)」/Warの取材(笑)で訪れた時に見てますが、そのころは白洲次郎も知らず(;^_^A)





しかし、1920年代後半の世界恐慌により、ベントレー・モーターズは経営不振に陥り、1931年にロールス・ロイスに吸収合併され、ベントレーはオーナーカー用のスポーティーモデルとして差別化されました。

1971年、ロールス・ロイス社が倒産しイギリス国有化され、1973年にはベントレーなどは分離され、イギリスのヴィッカースに売却。
1998年にはヴィッカースはドイツのフォルクスワーゲンに売却し、現在に至っているようです。(間違ってたらご指摘ください)


本日ご紹介の「ベントレー・マークVI」ですが・・・



ロールス・ロイスから供給された初のスタンダード・オールスチール製ボディのファクトリー完成車。
第2次世界大戦後しばらくは、ベントレーやロールスロイスなどの高級車メーカーは完成車ではなく、購入者が選んだコーチビルダーに納品してたそうです。

ロールス・ロイスのラジエーターグリルがオプションであったようで、そうなると一般の人には見分けがつかないかも。


ちなみにこの子は・・・



「黒猫」は甘えん坊で好奇心旺盛、賢く、フレンドリーな子が多いそうです。(=^・^=)


【登場車両】
BENTLEY MK VI (1946 - 52) 1951











【自己採点】
クルマ度   6点(ロールスロイスよりスポーティ?)
魅惑度    7点(猫ちゃんはいいとして、主役のファッション、ポージングは・・・)
音楽度    7点(上品なジャズ?しっとり・軽やかです)
Posted at 2023/11/29 20:48:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ・ジャケ | 音楽/映画/テレビ
2023年11月27日 イイね!

クルマ・ジャケ「あいつとあの娘」/佐良直美

クルマ・ジャケ「あいつとあの娘」/佐良直美クルマ・ジャケコーナー第191回は、佐良直美の「あいつとあの娘」(1971)です。

前回、The Catsをご紹介したので、ニャンコつながりです(=^・^=)


佐良直美(さがらなおみ 1945 - )、ご存知でしょうか?


デビュー曲『世界は二人のために』(1967)は120万枚の大ヒットを記録し、第9回日本レコード大賞新人賞を受賞!


NHK紅白歌合戦には13回連続出場(1967 -79)。紅組司会も5回担当。

紅白では『オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ』(1975)、『ラヴ・ミー・テンダー~ハウンド・ドッグ』(1977)なんかも歌ってるんですね。

8thシングル『いいじゃないの幸せならば』(1969)で第11回日本レコード大賞を受賞!


日本レコード大賞新人賞&大賞受賞者となった女性歌手は佐良直美が初だそうです。

歌唱力はもちろん、にこやかな笑顔で国民的な人気を得、司会やCMなどTVによく出てました。

『私の夏 私のSEIKO』なんてシングル盤(非売品)もあるんですね~


1983年には那須へ移住。増えすぎた犬のためとか?


1987年ごろから芸能活動を休止し、1993年から家庭犬のしつけ教室『アニマル・ファンスィアーズ・クラブ (AFC)』を主宰。


東京ドームより広い敷地に「アジリティ競技(犬の障害物競走」の訓練ができるフィールドや全天候型のフィールド、宿泊施設もあるそうです。

ホントは“飼い主のしつけ教室”なんだとか。(笑)

著書「動物の神様に生かされて」も出版(2012)してます。



歌手活動を再開し、シングルCD『いのちの木陰』(2010)、『お・か・え・り』(2013)をリリース。


Wikipediaによると、シングル50作、オリジナルアルバム20作をリリースしているようですが、ジャンク箱ではあまり見かけません。

あ、もう1枚持ってました。

22ndシングル『のんびりやるさ』(1972)


↑ コチラもクルマ・ジャケですね。何でしょう?



Bピラーが無いようにも見えるのですが・・・
愛車でしょうか? にしてもルーフに乗るのはねえ・・・


さて、本日ご紹介のクルマ・ジャケ・レコは、

「あいつとあの娘」/佐良直美(1971 15thシングル)


作詞:保田善生、補作:岩谷時子、作曲:いずみたく、編曲:大柿隆

ジャケに「非売品」の文字があり、こんな紙が入ってました。


三菱レイヨン株式会社が、ポリエステル繊維ソルーナの誕生を記念し、ソル(太陽)とルナ(月)をテーマに歌詞募集キャンペーンを行い、選ばれたのがこの『あいつとあの娘』。ビクターからの発売に先がけて関係者などに配付されたレコのようです。

この「ソルーナ」、2020年に販売終了。衣料品の国内市場の縮小で採算がとれなくなったためのようです。

♪ 燃えてるあいつ 夢見るあの娘
   渇いたあいつ ねむたいあの娘
  あいつは サンシャイン
  あの娘は ムーンライト
  ふたりはどうせ気があうさ
  ・
  ・

歌詞にソル(太陽)とルナ(月)が登場してます。
ボーカルがいいですねえ。ちょっと「一人GS」っぽい感じの曲です。

Youtubeにありました。
佐良直美(Naomi Sagara)/あいつとあの娘(Aitsu to Ano-ko "That Guy And That Girl")

「一人GS」といえば、黛ジュンを以前ご紹介してます。
クルマ・ジャケ「恋する女」/黛ジュン(1969)


さてさて、ジャケのクルマは・・・


フォード・サンダーバード5代目(1967 - 71 グラマー・バーズ)ではないでしょうか?




マスタングが誕生(1964)したこともあり、サンダーバードはさらに大型になり、リンカーンに似た豪華なパーソナル・カーに位置づけられました。
4ドアモデルはリンカーン・コンチネンタル・マークIIIとボディ共用となり、観音開き4ドアなどもあったようです。

前期モデルは全面グリルでヘッドライトが見えないフロントマスク。かっこいいですね!






後期は鳥のくちばしが突き出たようなフロントで、「バンキー・ビーク・バード」と呼ばれているそうです。


ジャケのサンダーバードはハードトップ部(?)に入った模様が小さくなった1971年モデルと思われます。


初代ハードトップには「ポートホール」と呼ばれる丸い窓が無償オプションでありましたが、これは無償?



Ford Thunderbirdはこれまでに結構登場してます。

「DRIFTIN'(さすらいの恋)」/Alessi (初代1955-57)
「Fahrenheit」/TOTO (初代1955-57)
「SEPTEMBER WIND (九月の風)」/松岡直也&WESING (3代目 Sports Roadster 1961-63)
「KICK OFF」/おニャン子クラブ (4代目 1964-66)
「白い旅」/浅丘ルリ子・真木悠子 (6代目 1972-76)
「Little Darlin'」/The Diamonds (8代目 1980-82)


佐良直美、犬だけではなく、猫も好きだったと思います。(=^・^=)
たぶんクルマも。

あ、ちなみにこの子は・・・


ぶち猫(白黒猫)ですね!

【登場車両】
Ford Thanderbird Landu Coupe 5代目(1967 - 71 グラマー・バーズ)1971






【自己採点】
クルマ度  7点(前期のフロントマスクなら良かったニャ~)
魅惑度   8点(クルマ&ネコ・ジャケ!こんなことしてみたいニャ~)
音楽度   6点(一人GSっぽい?いい声だニャ~)
Posted at 2023/11/27 20:47:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ・ジャケ | 音楽/映画/テレビ
2023年11月23日 イイね!

牛久城址ドライブ

牛久城址ドライブとってもいいお天気になるという予報で、「牛久城址」に行ってみようとドライブしてきました。

今回もオデくんです。


「千勝(ちかつ)神社」(つくば市)に立ち寄りました。

参道下の駐車場に停めましたが、上に舗装された広い駐車場がありました。



猿田彦大神(千勝大神)を祭る神社です。



天孫降臨の際、天孫一行をより良き地へと導いた神で、家庭円満の道、仕事や経営の道、合格への道、旅や移動の道、などなどに障害が生じた時、それを打ち祓って願いを叶えてくれる「諸願成就の神」だそうです。

「旅や移動の道」に障害?
今日も無事故・無違反で過ごせますように。
どうかスチグレくんが直りますように・・・



って、巫女さんに気を取られてるようではダメですか? (;^_^A

下妻市に「千勝神社下妻社(元宮)」があるようです。


参拝した後、牛久市へ。

本日のメインイベント「牛久城」攻城です。

「市営牛久城跡観光専用駐車場」(牛久市)に停めました。


戦国期、この地は後北条氏と佐竹・多賀谷氏が激しく対立する“境目”であり、城郭が数多く築かれたそうです。

「牛久城」は佐竹氏の南進に備えるために岡見氏が1550年ごろに築城したと伝わります。



天正15(1587)年、下妻の多賀谷氏の攻撃で、岡見氏の有力支城である谷田部城や足高城は落城するも、牛久城はかろうじて多賀谷氏の侵攻から守り切ったそうです。

しかし天正(1590)年、秀吉の小田原攻めの際に牛久城は落城。秀吉により由良国繁が城主となるものの元和9(1623)年に廃城となっています。

民家わきから攻城です!





「腰廓」?


土橋(?)を渡ると・・・


いきなり「本丸」?


当時は三方を牛久沼に囲まれてたようなので、本丸側の防御は薄かった?

戻って北に進むと・・・


「二の丸」?


本丸より高い感じがしたのですが・・・

土橋(?)を渡って「木戸口」の方へ。


畝堀?


「三の丸」に出ました。




こちら側に説明板がありました。


東西約800m、南北約1kmに及ぶ惣構えの城で、北条流の築城技術を取り入れた複雑な縄張りだったようです。

数年前までは歩くことも困難だったみたいですが、歩きにくい所はなく、保存整備に感謝です。
順路などの表示は無く、帰宅してからネットで調べて、あそこが「本丸」?という感じですが、それもまた面白いです。



【参考にさせていただいたサイト】
お城散歩 日本の城のガイドブック/ガイドマップ 牛久城


攻城を終え、「かっぱの小径」を歩いて「河童の碑」を見に行くことに。


「(特養)元気館」の方のおクルマ? 好きなのばっかり!




「河童の碑」、てっきり牛久沼の畔にあると思ってかなり先まで行って引き返し・・・






「牛久市住井すゑ文学館」(牛久市)


庭と展示ギャラリー「抱樸舎」は無料公開。





住井すゑ(1902 - 97)は、大ベストセラー『橋のない川』で知られる奈良県出身の作家です。
この地は夫・犬田卯の郷里です。
2018年に建物・土地がご遺族より牛久市へ寄贈され、改修し2021年に開館されました。





展示棟は\100。写真撮影はNGです。


中には住井すゑが使っていたテーブルや万年筆、蔵書類がありました。
係の方がとてもていねいに案内してくださいました。


「牛久市住井すゑ文学館」から少し歩くと・・・



「小川芋銭記念館 雲魚亭(うんぎょてい)」(牛久市)


河童の絵を数多く残したことから『河童の芋銭』と呼ばれる画家・小川芋銭(おがわうせん 1868 - 1938)が最晩年に建てた住まいを兼ねたアトリエです(市指定文化財)。

牛久藩の重職にあった父が廃藩置県により失職し、一家はここに移り住んだようです。

当時のまま、とてもきれいに無料公開されてます。写真撮影はNGです。
現在もすぐお隣にご子孫が住まわれてるとのことでした。

「カッパ松」




その昔、いたずらカッパをこの松にくくりつけて殺そうとしたところ、カッパがあまりに泣いて詫びるので、気の優しい若者は、二度と悪事をしないことを約束させ放してやると、それ以来、沼で溺れる人はなくなった・・・



「改善一歩の道標」


大正11(1922)年に城中青年会が旧牛久村の主要な道すじに立てた道標の一つで、小川芋銭が「永久に耐えられる石柱にしなさい」と寄付してくれたもので、現在7本が地区内に残っているとのこと。

青年会が芋銭先生の名を刻もうとすると、「改善一歩」と刻むよう言われたそうです。
“自分の歩む道を善い方へ改めて進みなさい”という意味だそうです。


「河童の碑」(市指定文化財)




昭和27(1952)年に芋銭を敬慕する人々によって建てられた碑です。


一旦、駐車場に戻り、クルマで「徳月院」へ。


かつての城主・由良国繁(ゆらくにしげ)の母・妙印尼(みょういんに)の墓碑である五輪塔や小川芋銭の墓があるお寺です。

入ってすぐ左手のお堂に「閻魔大王」と「奪衣婆(だつえば)」の座像がありました(ともに市指定文化財)。




「閻魔」は死者を裁く十王の中の第五の王で、死後五七日(35日目)忌の審判に当たるという・・・死者の衣を奪う「奪衣婆」は閻魔の妹なんだそうです?!



芋銭の作品『樹下石人談』のモチーフとなった榧(かや)は推定樹齢450~500年の大木(市指定文化財)。


本堂裏手に小川芋銭の墓と妙印尼(みょういんに)の五輪塔がありました。






妙印尼は戦国屈指の女傑だったそうで、その母のおかげで国繁は牛久に所領を得ることができたそうです。


この後、ランチとしました。

「中華団欒食堂りんりん」(牛久市)


ネット情報で塩ラーメンが美味しいというお店です。11:30開店で15分程並びました。開店時点で約10人位並んでました。

待つ間、隣に座ったおばちゃんたちと少々会話を。「女化神社行って来たのけ?」と聞かれ、面白そうな感じだったので、帰りに寄ってみることにしました。

塩ラーメンも美味しそうだったのですが・・・

「とつげきラーメン+ジャンボ餃子(4ケ)」\1,090


「中華丼」\730


いや、とても美味しかった~


で、食後に・・・(;^_^A)


しばらくぶりに来てみたら・・・





?!!? 俊ちゃんが\550 、ずうとるびが\1,100~ ?!!? ( ゚Д゚)

で、お買い上げはコチラ↓


タツローの「IT' A POPPIN' TIME」\16,500 ではなく、
松崎しげると寺尾聰の2枚(どちらも\110)(;^_^A)


この日最後は、おばちゃんたちに教えてもらった「女化(おなばけ)神社」(龍ケ崎市)。

  
Wikipediaには「社地は牛久市女化町内の飛地にある。」・・・ってどういう意味? 牛久市なの? 竜ヶ崎市なの?

祭神は保食命(うけもちのかみ)で、五穀豊穣・商売繁盛の女神だそうです。

「女化稲荷社」→「保食神社」→「女化神社」へと改名した歴史があるようですが、「女化稲荷神社」と呼ばれることが多いようで、現在の社殿は平成14(2002)年に再建されたものです。











周辺は「女化原」と呼ばれる元原野で、『女化物語』という民話が伝わり、その一つは、牛久城主岡見氏の老臣・栗林義長が猟師に狙われていたキツネを助けると、社前に亡き妻に似た女がおり・・・というような・・・



確かに原野かも・・・



いやあ、近場にこんな面白いところがあったなんて・・・また訪れたい牛久市です! 竜ヶ崎市も!




帰り道、牛久学園線(国道408)のアメリカフウ(モミジバフウ)がきれいでした。

Posted at 2023/11/25 21:14:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | オデッセイ | 日記
2023年11月22日 イイね!

クルマ・ジャケ「ひとりぼっちの野原」/The Cats

クルマ・ジャケ「ひとりぼっちの野原」/The Catsクルマ・ジャケコーナー第190回は、The Catsの「ひとりぼっちの野原」(1971)です。


The Cats(キャッツ 1964 - 85)、ご存知でしょうか?


前回に続いてオランダのバンドです。



メンバーは、
Cees Veerman (Vo.G.Per. 1943 - 2014)、Arnold Muhren(B. 1944 - )、Jaap Schilder(G. 1943 - )、Piet Veerman(Vo.G. 1943 - )、Theo Klouwer(D. 1947 - 2001)。

Wikipediaによると、Arnold Muhrenがチーフ・コンポーザーで、Ceesの声が不調だった3年間にPiet Keizer (G)がメンバーにいたようです。



“オランダでは「ショッキング・ブルー」に次ぐ人気グループだった”とのネット情報もありました。

みん友さんからはオランダに「アース・アンド・ファイアー」というバンドもいたことを教えていただきました。


1stアルバム「Cats as Cats Can」/The Cats(1967)


↑ 猫好きには堪らん? 

遊びに来る近所の猫ちゃん ↓


Wipipedia(English)によると、最大のヒット曲は『One Way Wind』(1971 17thシングル)で、38カ国でリリースされ、ドイツでは100万枚のヒット!


Youtube The Cats - One Way Wind (1971-Top Sound).MP4

『Be my Day』(1974 24thシングル)は、オランダ、ベルギーで1位、ドイツ4位、オーストラリア16位、全米(アダルトコンテンポラリー)18位になってます。

Youtube The Cats - Be My Day • TopPop


↓ コチラは全米デビューのベスト盤「45 Lives」(1970 )


↑ 猫好きには堪らん?

気を許してるようで、下手に触ると嚙まれます(笑) ↓




1974年にはCeesが脱退し、バンドは1979年には一旦解散?
CeesとPiet(2人は従兄弟?)はソロでもある程度成功。

2006年に「The Cats」はオレンジ・ナッソー勲章(オランダの騎士道勲章)を受章。この年、ベストアルバムに入れるシングルを録音するために再結成してます。


さて、本日ご紹介のクルマ・ジャケ・レコは、

「ひとりぼっちの野原」/The Cats(1971)


Cees Veerman作。原題は「I Walk Through The Fields」。

♪ 彼女を思い出しながら、脱いだ靴を持って野原を歩く、雨が降っても夜も歩く・・・ってな感じの歌詞なので「ひとりぼっちの野原」はいい邦題なんじゃないでしょうか。

このシングル、なぜかWipipedia(English)には載ってません。日本独自のシングルカットなのかな~?
4thアルバム「Take Me With You」(1970)のラストに収録されてます。



Youtube I Walk Through The Fields

アコースティックな響きとハーモニーが美しい曲が多く、アルバムのジャケとはマッチしませんねえ。日本盤シングルのブレザー・ジャケット姿の方が似合ってる感じです。

にしても、ジャケは、のぞき穴風ではなく、普通にコレの方がもっと良かったと思います。↓(勝手に作成ジャケ)


シングルB面は『Take Me With You(つれていって)』(Arnold Muhren作)。ピアノが印象的な曲です。


さてさて、ジャケのクルマは・・・



フィアット1300かフィアット1500(1961 - 67)のワゴン?

Fiat Familiare Wagon 1965


Familiare(ファミリアーレ)は、イタリア語で「家庭的な」という意味のようで、ワゴンを指すのかな?

フィアット1300・1500にはワゴンの他、セダン、コンバーチブル、クーペのボディタイプがあったようです。







どれも魅力的~ さすがピニンファリーナ!(らしいです)


【登場車両】
Fiat 1300 Familiare Wagon 1965








【自己採点】
クルマ度  7点(粋なワゴンだな~)
魅惑度   6点(晩秋のヨーロッパかな?中央部が全面ジャケで良かったのに・・・)
音楽度   6点(哀愁感漂うメロディ、コーラスは日本人好み?)
Posted at 2023/11/22 21:22:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ・ジャケ | 音楽/映画/テレビ
2023年11月20日 イイね!

クルマ・ジャケ「Watts In A Tank」/Diesel

クルマ・ジャケ「Watts In A Tank」/Dieselクルマ・ジャケコーナー第189回は、Dieselの「Watts In A Tank」(1980)です。



Diesel(ディーゼル 1978 - )、ご存知でしょうか?





4thシングル『Sausalito Summernight(サウサリート・サマーナイト)』(1980)がカナダで1位、アメリカで25位とヒット!

Youtube Sausolito Summernight (Digitally Remastered 2017)


全米チャートインの曲をもつ数少ないオランダのポップ・ロックバンドです。

アメリカでのヒット曲をもつオランダのグループは他に・・

『Venus(ヴィーナス)』/Shocking Blue(ショッキング・ブルー)(1970) 1位
『Hocus Pocus』/Focus(フォーカス)(1972) 9位
『Twilight Zone』/Golden Earring(ゴールデン・イアリング)(1982) 10位
など。

私が持ってる関連レコは・・・
「Eve and the Apple(悲しき誘惑)」/Shocking Blue(1972)


「At the Rainbow」/Focus(1973)

↑ 当時、おこづかいで買ったLPです。

オランダを“数少ない”なんて書きましたが、わが日本の全米におけるヒット曲は・・・

『上を向いて歩こう(Sukiyaki)』/坂本九(1963) 1位
『China Nights』坂本九(1963) 58位
『KISS IN THE DARK』/ピンク・レディー(1979) 37位


『Computer Game』/YMO (イエロー・マジック・オーケストラ)(1980) 60位
『Right Combination』/松田聖子 & ドニー・ウォルバーグ(1990) 54位
『PPAP (Pen-Pineapple-Apple-Pen)』/Pikotaro(ピコ太郎)(2016) 77位


などなどで、ちょっとオランダに負けてる感じです。


「Diesel」はメンバーチェンジ・活動休止を繰り返しながらも、10thシングル『Like Hell I Will!』(2017)をリリースするなど、現在も活動中のようです。


さて、本日ご紹介のクルマ・ジャケ・レコは、

「Watts In A Tank」/Diesel(1980 1stアルバム)


直訳すると「タンク内のワット数」?
なんのこと? もしかしてエッチな隠語?! (;^_^A)

帯に“ゴーイン・バック・トゥ・チャイナ”とあるのは、本国オランダで34位、全米105位とヒットした2ndシングル『Goin' Back To China』(1979)が収録されてるから。

Youtube Diesel - Goin' Back To China - 09-06-1979 • TROS Top 50


日本では鹿取洋子という人がカバーしてますね。

Youtube Yoko Katori - Going Back To China ©1980


帯には控えめに“オランダからスゴイ、ロックグループが出現!”“ヨーロッパで大ヒットしたポップ感覚溢れる傑作「ゴーイン・バック・トゥ・チャイナ」を収録”とあります。“ヨーロッパで大ヒット”はちょっと誇大広告ですかねえ。

アルバムトップは先に紹介した『Sausalito Summernight』。

A3『Alibi』がデビューシングル。
A4『My Kind Of Woman』はちょっぴりイーグルスを思わせる曲。

B1『Down In The Silvermine』(1980 3rdシングル)もオランダでは16位とヒットしてます。

Youtube Diesel - Down In The Silvermine

このアルバムでのメンバーは、Rob Vunderink(G.LVo)、Mark Boon(G,LVo)、Frank Papndrecht(B.BVo)、Pim Koopman(D,Key,BVo)の4人。

ギターとボーカルの2人が中心なのか、結構弾いてます。
コーラスもキーボードもなかなか。面白いバンドです。


さてさて、ジャケのクルマは・・・



フューエルリッド?!

もちろんコレだけではサッパリ?ですが、裏ジャケにはメンバー4人が乗ったクルマ。




モーガンの4人乗り?

モーガンにも4人乗り「Morgan Four Seater」があったんですね。
製造期間(1937–39、1948-50、1950–68、1969-93、1999-2001、2006-16)は長いですが、年間わずか50台程度しか製造されなかったようです。


あ、過去の記事を振り返ったら、ありました「Morgan 4/4 4 seater」
クルマ・ジャケ「windless blue」/風

そのほか、モーガンと思しきクルマ・ジャケが、
クルマ・ジャケ「Bravas Brothers」/渡辺貞夫

クルマ・ジャケ「屋根のない車 ~青春の放物線 Ⅰ」/小椋佳

で、よくよくネットサーフィンしたのですが、縦3つ並びのストップランプ類やスペアタイヤ、トランク(?)のヒンジなどが一致するモーガンが見つかりません。

1953 Morgan Plus 4

↑ スペアタイヤが2つ? 雰囲気は近い感じもします。


1954 Morgan Plus 4 Roadster

↑ ランプが2つと反射板かな?


1955 Morgan 4/4

↑ スペアタイヤの積み方がちょっと違います。


1956 Morgan +4
 
↑ バンパーも付いてるし、フューエルリッドの位置も全く違う・・・


1959 Morgan 4/4

↑ だいぶ雰囲気違いますね。


1977 Morgan 4/4

↑ スペアタイヤが立ってる感じに見えます。


う~ん、近いモーガンが見つかりません・・・

エンブレムもモーガンらしく見ますが、もしかしたらモーガンじゃないのかもしれません。


・・・が、今回は1956年頃の「Morgan Four Seater」としておきます。

それにしても、モーガンにディーゼルはあるんでしょうか・・?

いつものことですが、何かヒントなどをお教えいただけると幸いです。m(__)m


【登場車両】
Morgan Four Seater 1956頃?








【自己採点】
クルマ度  7点(一度は乗ってみたい!Morganじゃないかも?!)
魅惑度   4点(これだけパーツのアップのクルマ・ジャケは無い?)
音楽度   7点(なかなか面白いバンドです)
Posted at 2023/11/20 20:52:06 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ・ジャケ | 音楽/映画/テレビ

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何シテル?   04/20 20:14
スチグレ・タンレザーに一目惚れした「ねも」と申します。2017年3月に10年・10万km超の中古を手に入れることができました。愛車を通じて皆さんと交流できたら幸...

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