クルマ・ジャケコーナー第17回は、Sergio Mendesの「Sergio Mendes(愛をもう一度)」(1983)です。全米4位にランクインした「NEVER GONNA LET YOU GO(愛をもう一度)」を含む、明るく、大人の雰囲気のアルバムで、これからの季節にピッタリという感じです。 クレジットを見ると、上記の大ヒット曲には、ネーザン・イースト(B)、ポール・ジャクソンJr.(G)、ジョン・ロビンソン(D)、マイケル・ランドゥ(Solo.G)など、名プレイヤーが参加。ヴォーカルは、Joe Pizzulo(ジョー・ピツロ(ピズロー))、Leeza Miller(リーザ・ミラー)。すいません。このお二人、まったく知りません。他にも、マイク(マイケル)・センベロ(G)、ルイス・ジジョンソン(B)、アーニー・ワッツ(Sax)など売れっ子ミュージシャンが参加。ブラジリアンAOR、ブラジリアン・フュージョンとでも呼べそうなアルバムです。当のセルジオ・メンデスは、ピアノ、シンセ、パーカッションを担当。Sergio Mendes(セルジオ・メンデス)は、ブラジルのミュージシャン。もともとはジャズ・ピアニストだったそうで、ブラジル音楽をベースとしながら、ジャズやポップスを取り入れ、アルバム「Sergio Mendes & Brasil '66」(1966)の「Mas Que Nada(マシュ・ケ・ナダ)」を世界的に大ヒットさせました。「マシュ・ケ・ナダ」は2015年にトヨタのシエンタのCMに使われました。「トヨタが作ったスポーツバッグ」「LIVE AT THE EXPO'70」/Sergio Mendes & Brasil '66(1970)日本でのみリリースされた(?)、1970年の大阪万博で実況録音盤Youtube Live At Expo'70-PART-1-Sergio Mendes & Brasil '66 ライブアット・エキスポ70🎹Forever sergio mendes🎵「もうかりまっか~?」って?!60年代後半がピークでその後はヒットに恵まれませんでしたが、80年代に入り、再ブレイクしたのが、今回ご紹介の「Sergio Mendes(愛をもう一度)」(1983)。彼の34番目くらい?のアルバム(多すぎてよくわかりません)。B1「RAINBOW’S END(虹を求めて)」も、ダン・センベロのヴォーカルをフィーチャーしたAOR曲です。この曲もシングル・カットされチャート52位に入りました。ファンキーなA1や、ブラジル音楽を感じさせる曲が数曲ありますが、全体的にポップなAORアルバムと思います。セルメンのこんなレコが見つかりました。おそらく日本の企画アルバム「SUMMER CHAMPION/SERGIO MENDES BRASIL'88」(1979)です。1曲目は、浅野ゆう子がカバーした「サマー・チャンピオン」(このレコは違う人が日本語で歌ってると思います。)カネボウ化粧品の1979年夏のイメージソングで、イメージガールは、もちろん浅野ゆう子『サマー・チャンピオン』/浅野ゆう子(1979)この水着姿で、浅野ゆう子はブレイクしたとかしないとか・・・水着CMと言って思い出すのは、ミノルタのCMでの宮崎美子。「いまのキミはピカピカにひかって/斉藤哲夫」(1980)う~んコチラには悩殺されたなあ...さ、さて、本題のクルマ・ジャケの話ですが、、、(^-^;Ford Super Deluxe 2door Sedan という情報を得ました。1941~48に生産されたクルマのようです。気になるのが、花束?と思った「赤トウガラシ」?作りモノなんでしょうか? かなり大きく見えます。お祝い事に使うのでしょうか・・・? それとも魔除け?調べてみましたが、さっぱりわかりませんでした。朝陽?が差し込むリアシートで微笑むセルメンが素敵です。裏ジャケも素敵です。(^O^)ソフトなだけじゃなくて、刺激もあるヨ、ということでしょうかネ? 【登場車両】Ford Super Deluxe 2door Sedan(1941~48) ?【自己採点】クルマ度 6点(旧いアメ車)魅惑度 6点(セルメンの笑顔がいいネ!)音楽度 7点(初夏にピッタリ?!)