
クルマ・ジャケコーナー第20回は、War(ウォー)の「The World Is A Getto(世界はゲットーだ!)」(1972)です。
前回「風をみたかい/リー・オスカー」が大反響を呼んだ(4人の方からコメント!)ので、今回はそのリー・オスカーが在籍したバンド「War(ウォー)」のクルマ・ジャケ・アルバムをご紹介です。
War(ウォー)は、60年代末にL.A.のゲットーから出てきて、70年代いっぱいにかけてヒットを連発したバンド。
「ゲットー(ghetto)とは、ヨーロッパでユダヤ人が強制的に住まわされた居住地区である。ナチスがユダヤ人絶滅を策して設けた強制収容所もこう呼ばれる。アメリカ合衆国などの大都市におけるマイノリティの密集居住地をさすこともある。」(Wikipediaより抜粋)
裏ジャケのメンバー。

ファンキー!
おそらく、左から2人目がLee Oskar。
Warのサウンドは、ソウル、ファンク、ジャズ、ラテン…を絶妙にミックスし、さらにリー・オスカーの端正なハーモニカが加わり、War独特のクロスオーバーなR&Bとなっています。
今回ご紹介の『The World is a Ghetto』(1972)は、Warの5枚目のアルバムで,1973年のビルボード年間アルバムチャート1位を獲得。
2曲のヒット・シングル、「The World Is A Ghetto(世界はゲットーだ)」(1972年7位)、「The Cisco Kid(シスコ・キッド)」(1973年2位)が含まれています。
「The World Is A Ghetto(世界はゲットーだ)」は、George Benson(ジョージ・ベンソン)がアルバム「IN FLIGHT(イン・フライト)」で、取り上げています。
こちらはオシャレ~なサウンド
さて、クルマ・ジャケ「The World Is A Getto(世界はゲットーだ!)/War」ですが、
裏ジャケに「ALBUM CONCEPT : Lee Oscar.」の記述があり、イラストは、ゲットーで、高級車がパンクし、レッカー車が来たところ。
中央の7人はメンバーのようですネ。
ロールス・ロイスのマスコットである「フライング・レディ(The spirit of Ecstasy )」のように見えるので、Rolls-Royce・・・?
ネットサーフィン(死語)しましたが、コレに近いクルマは見つからず・・・
・・・で、某所で尋ねてみました。
「ウインドウ周りが...う~ん、場所がアメリカなら、Cadillac(キャデラック)、Packard(パッカード)、Duesenberg(デューセンバーグ)の可能性も...」
「これが少し似てますネ」と、写真を撮ってくださいました。m(__)m

・・・あ、このクルマの名前を聞いてくるの忘れた・・・(゚Д゚;)
【登場車両】
Rolls-Royce ??
Cadillac ??
【自己採点】
クルマ度 7点(Rolls-RoyceとCadillacの合体イラスト?)
魅惑度 8点(楽しいイラスト!)
音楽度 6点(黒いノリでドライブもいいカモ?!)
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クルマ・ジャケ | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2020/06/13 22:05:51