
『矢切の渡し』/細川たかし(1983)、ご存知でしょうか?
『矢切の渡し』(作詞:石本美由起、作曲:船村徹)は元々ちあきなおみの歌だったそう。
1983年に細川たかし、瀬川瑛子、中条きよしらがカバーシングルを発表。細川盤が大ヒットし、『北酒場』(1982)に続き、日本レコード大賞受賞、紅白では大トリで歌唱!
今回は「矢切の渡しドライブ」ということで、千葉県市川市・松戸市を回ってきました。
1週間ほど前、助手席の御方が「京成バラ園」(千葉県八千代市)に行きたい!と騒ぎ出しました。
調べてみると、入園料\1,500(シニア\1,000 5,6月)、駐車料30分200円(最初の30分無料5/1〜6/15)!
た、高い・・・ 花見にそこまで出せません(^-^;)
で、無料のバラ園「里見公園」(市川市)を見つけました。
ネット情報に、駐車場が狭く満車になってしまうとあったので早めに家を出発。
途中、「(まだまだ)行くよ880」!
かなり狭くわかりずらい道を進むと、どこかで何度か見たことある風景・・・もしかして江戸川様!?
8:40頃到着。40台ぐらい停められるでしょうか。お天気のせいもあってか、まだ余裕がありました。
そこから暗い急坂を上りました。とても公園の入口には思えません。
『南総里見八犬伝』で知られる里見氏と北条氏の合戦が行われた「国府台城跡(こうのだいじょうあと)」でもあるとのこと。 石垣?
薄暗い・・・どっちに行っていいか全くわかりません・・・
「市川市最高標高地点」を通り、やっとのことで「バラ園」に辿り着きました~。
いやあ、これで無料。素晴らしい!
「羅漢(らかん)の井」、「明戸古墳石棺」なども見たかったのですが、雨が降ってきて、先を急いでしまいました。
「矢切の渡し」に向かう途中「柳原水閘(やなぎはらすいこう)」(松戸市)に立ち寄りました。
『四連アーチの煉瓦造り(野積み)』(土木遺産登録)、見つかりませんでした・・・
↑ コレじゃないよなあ・・・ 雨もあり、また先を急いでしまいました。
さて、本日のメインイベント「矢切の渡し」。
松戸側の無料駐車場です。
駐車場から土手を越えて10分ぐらい歩いたでしょうか。
河川敷のゴルフ場を横切り・・・
1616年(元和2年) 、幕府は利根川水系河川の街道筋の重要地点15ヵ所を定船場として指定し、それ以外の地点での渡河を禁止。
その一つ「矢切の渡し」は主に農民が対岸の農耕地へ渡るために利用していたようです。
10時~16時運航。片道\200。 雨天運休でした・・・(;´Д`)
しかし、乗り場まで行かないと運航してるかどうかわからないシステムなのかな~?
声だけで判断するのもなんですが、顔も出さず「やってないよ」の返答に観光地ではないのかな・・・とも感じました。
まあ、もし渡ったはいいが、帰りの船が運休となった場合、どうしたらいいんでしょう。タクシーで戻るしかないんでしょうか・・・
江戸川を渡り、「葛飾柴又寅さん記念館」(葛飾区)を見て、草だんごと超高級うな重を食べる予定でしたが、それらはまた次回としました。
ちなみに「男はつらいよ」で寅さんがこの渡し舟に乗ったのは5作品あるそうです。
駐車場に戻る途中、「矢切観光案内所」に立ち寄りました。
ボランティアの方なんでしょうか。とても親切にいろいろ教えてくださいました。
どうやら地名は「やきり」で、駅やバス停は「やぎり」。
♪『矢切の渡し』のヒットで「やぎり」と言う人が多くなったとか。
地名の由来は、国府台合戦で里見軍の矢が無くなり敗れたからという説がありますが、南北朝時代以降のことを記した本土寺大過去帳に「ヤキレ」と何か所か出てくるのでこの説は怪しいとか。
かつて800mほどの大きな谷があり、「谷切れ」が地名の由来という説もあるようです。
「野菊の墓 100周年記念碑」
坂川にかかる矢切橋のたもとにありました。雨天で車中からのみ見学(^-^;)
次は「野菊の墓文学碑」(松戸市)
階段わきの木碑には「史跡・永禄古戦場跡 正月七日 打死一千人 」と刻まれているそうです。
「西連寺」の境内にある、伊藤左千夫の小説「野菊の墓」の一節を刻んだ碑。
文学碑の左には「姉・美恵に捧ぐ 野菊の如き きみなりき 絆に強く 永遠に姉妹 光江」とあり、モデルとなった民子の本名は美恵? 光江という妹がいた?
「野菊の墓」、山口百恵がドラマで民子を演じてます(1977)。
映画「野菊の墓」(1981)は聖子ちゃんの初主演作。
「野菊の墓 サウンドトラック」(1981)
主題歌『花一色〜野菊のささやき〜』(作詞:松本隆 作曲:財津和夫 編曲:瀬尾一三)は6thシングル『白いパラソル』(1981)のB面。
この映画で初メガホンの澤井信一郎監督はその手腕を買われ、「Wの悲劇」(1984)のオファーを受けたとか。
「Wの悲劇 サウンドトラック」(1984)
話が逸れてまとまらなくなってきたところで、
to be continued ⇐「やれやれだぜ」 (笑) m(__)m