
クルマ・ジャケコーナー第169回は、ハイ・ファイ・セットの9thアルバム「3 NOTES」(1981) です。
ハイ・ファイ・セット(Hi-Fi Set 1974 - 94)、ご存知でしょうか?
前回、クルマ・ジャケ「水色のワゴン」/ハイ・ファイ・セット でご紹介しました~
山本潤子(ソプラノ、旧姓、新居潤子 1949 - )、山本俊彦(テナー、1947 - 2014)、大川茂(バス、1945 - )の3人組コーラスグループ。
前回のブログ作成中に9thアルバムもクルマ・ジャケだと気づき、急きょ、別ブログに(;^_^A)
というわけで、本日ご紹介のクルマ・ジャケ・レコ
「3 NOTES」/ハイ・ファイ・セット(1981)
ジャズ・ピアニストの佐藤允彦が全面参加したジャズ・アルバムです。
佐藤允彦(さとうまさひこ 1941 - )、ご存知でしょうか?
慶應義塾大学経済学部を首席で卒業し、バークリー音楽院に留学(1966 - 68)。
帰国後、初リーダー・アルバム「Palladium(パラジウム)」(1969 荒川康男(b)、富樫雅彦(ds)によるトリオ)でスウィング・ジャーナル誌「日本ジャズ賞」受賞。
劇場アニメ「パンダコパンダ」(1972 監督:高畑勲)の音楽を担当。
原画・原案・脚本が宮崎駿で、「となりのトトロ」の原型とも言われる作品です。
主題歌『ミミちゃんとパンダ・コパンダ』/水森亜土(作詞:真田巌、作曲:佐藤允彦)
“真田巌”は、佐藤の妻だった(1971 - 78) 中山千夏のペンネーム。
こんなレコ持ってました。「じゃりン子チエ」のテーマ曲
『バケツのおひさんつかまえた』/大野進、中山千夏(1981)
スティーヴ・ガッド(D)、エディ・ゴメス(B)とのトリオでレコーディングした『AMORPHISM(アモーフィズム)』(1985)を全米リリース。
毎日新聞デジタル(2023/7/20)にはこんな記事がありました。
81歳、現在も元気で活躍中のようです!
そんな佐藤允彦(P)が全アレンジを担当し、山木秀夫(D)、高水健司(B)、中牟礼貞則(G)、中村誠一(Cla)、宮沢昭(Te.Sax)、清水靖晃(Te.Sax)等のミュージシャンが参加したアルバム「3 NOTES」の内容ですが、
日本語コーラス・ジャズで、堅苦しさはいっさいありません。
A4『ブーツと酒とウェディング・ドレス』
♪
(T) 長い長い旅の中で帰る
(S.J) 古ぼけた町 人影もない
(T) 夏の午後の やけに熱い道は
(S.J) Down town 犬の声がひびく
(T) ビール飲もうか 酒場へとwalk in
・
・
B4『トリオ恋SOUNDS』
♪
(S,T,J)恋心なんて ホドホドのところがいい
(T) 会いたくて約束より
早く来たけど
そんなとこ 気づかれたくない
(S) あなたの細い肩抱きしめたい
誘惑の唇を 待っている胸は
ドキドキしてるよ
・
・
な~んて感じで、大川茂の詞も、山本俊彦の曲もこじゃれてます。
気怠い夏にこんなジャズもいいかも~(^O^)/
Youtube
ハイファイセット 3 Notesスタジオライブ 1981
ちょっと気になるのがアルバム・タイトル
「3 NOTES」は、存在しない「三分音符」のこと?
どうしても3人の関係が気になります・・・
さてさてジャケのクルマは・・・
キャデラック・エルドラドではないでしょうか。
キャデラックは過去に何度か登場してますが、クルマについて比較的書いてあるのが↓ (笑)
クルマ・ジャケ「孤独のメッセージ」/キャデラック・スリム
クルマ・ジャケ「Sugar Boy Blues」/伊藤銀次
ではCadillac Eldorado(1954~1956)とし、【自己採点】クルマ度5点としてました。
5点は低すぎでしょ。(^-^;)
【登場車両】
Cadillac Eldorado Biarritz Convertible 1958 ?
【自己採点】
クルマ度 6点(このテールフィンがね~)
魅惑度 6点(ジャズには古いアメ車?)
音楽度 7点(日本語コーラスジャズ。いいですよ!)
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Posted at
2023/08/02 04:55:58