
クルマ・ジャケコーナー第37回は、Paul Mauriat(ポール・モーリア)の「THose Were The Days American Hits '71~'77」です。
Paul Mauriat(ポール・モーリア)、ご存知でしょうか?
私は、名前はもちろん知っているんですが、ほとんど知りません・・・ので、ウィキ先生を要約です。(^-^;
ポール・モーリアはフランスの作曲家、編曲家、指揮者、ピアニスト、チェンバロ奏者で、日本では70年代を中心にNHKラジオ第一放送などで頻繁にオンエアされ、イージーリスニング界の有名音楽家として知られています。
日本においては、1965年~1990年代はじめまで年間2〜3枚のペースで新作アルバムを発表し、『恋はみずいろ』(1968 全米5週連続1位)、『蒼いノクターン』(1969)、『オリーブの首飾り』(1975)などヒットさせています。
なので、ジャンクレココーナーではかなり見ることができます(ゴメンナサイ)。
しかし、本盤はそう見ないかも・・・。
『恋はみずいろ』(原題はフランス語でL'amour est bleu ラムール・エ・ブル)(1967)は,あの Jeff Beckもかなり原曲に忠実に演ってます。
「The Best Of Jeff Beck」(1971)
当時、コレを買ったとき、『恋はみずいろ』にかなりガクッときました(笑)
A01,02 では,ベックのヴォーカルを聴くことができます。
ポール・モーリア作品はとても洗練された耳障りの良い曲が多く、現在でもテレビ・ラジオ番組のテーマ曲、様々なBGMなどに使用されています。
『オリーブの首飾り』は、手品のBGMとしておなじみですね。

原曲は「EL BIMBO(エル・ビンボ)」
本人がチェンバロ奏者であることもあり、「エレキ・チェンバロ(独)、ハープシコード(英)」が奏でるメロディが印象的な曲が多いです。
ただ、イージーリスニングだけではなく、ブラジル音楽やフュージョン、クラシック音楽など幅広いジャンルのアルバムを発表しているようです。
また、ポール・モーリアは、親日家としても知られ、1969年に初来日して以来、1998年までに約870回の日本公演を行っています!
1995年の阪神・淡路大震災の際には『カルテット・フォー・神戸』を作曲し、フランク・プゥルセル(バイオリン)、フランシス・レイ(アコーディオン)、レイモン・ルフェーヴル(フルート)との4人で「ザ・フォー・フレンチメン」名義で録音、チャリティーアルバムを制作するなどしています。(これらの方々のレコも見つけやすいです。(^-^; )
Paul Mauriat・・・2006年に81歳でお亡くなりになられています。
さて、このアルバムの内容は、 '71~'77のヒット曲を、あまり崩さない上品なアレンジでストリングスで奏でるもの。
基本はBGMですが、なにせ、いい曲ばかりですので、聴きごたえがあります。
カーペンターズが4曲入っており,特に大好きな『Only Yesterday』が入っているのでポイント高しです。
「Horizon(緑の地平線~ホライゾン)」/Carpenters
同じく大好きな曲、オリビア・ニュートン=ジョンの『Have You Never Been Mellow(そよ風の誘惑)』も入ってます!
「Have You Never Been Mellow(そよ風の誘惑)』/Olivia Newton-John
そのほかとしては、10ccの『I'm Not In Love』、アバの『Take A Chance On Me(テイク・ア・チャンス)』などがうれしいとこですネ~。
「Greatest Hits」/10cc
「The Album」/ABBA
クルマジャケでも、聴かないジャンル(演歌,ディスコ,ヒップホップなど)のレコは(今のところ)買わないようにしているのですが、コレは鈴木英人のイラストですからね~。
当然買いです!(シリーズ化されているようで,他に何枚か鈴木英人イラスト・ジャケがあるようです。)
タツローの「COME ALONG」シリーズのレコの "ん十倍の一"で買えます~(笑)

(コチラは高くて買えないデス・・・)
裏ジャケに「Cover illustration : HIDETO SUZUKI」とクレジットされてますので、このころは「EIZIN」ではなかったんですね。
以前も、鈴木英人氏のイラストによるクルマジャケをご紹介しております。
第19回のクルマ・ジャケ「The Best Of Lee Oskar(風を見たかい)」/Lee Oskar
そういえば、こんなレコも持ってました。
「Picture This(ベイエリアの風)」/Huey Lewis and the News(1982 日本版)
元のジャケに1枚被せてあるだけ。(^-^;
しかし、ヒューイ・ルイスのイメージとちょっと合わないなぁ・・・
さてさて、本日ご紹介のジャケのクルマですが、、、
Volkswagen Type 2(通称ワーゲンバス)ですネ!
1950年にタイプ1(ビートル)をベースとして誕生し、2020年の今も製造されているそうです。
スバル・サンバーのワーゲンバス仕様というのもありますね。
【登場車両】
Volkswagen Type 2
ネット上で見つけたフルレストア(1964年式)のこちら、、、767.8万円(税込み)!

フロントガラスも開くの!?
【自己採点】
クルマ度 5点(ミニバン?)
魅惑度 8点(鈴木英人イラスト!)
音楽度 3点(ゴメンナサイ・・・聴くならやっぱりオリジナル)