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ねも.のブログ一覧

2022年03月06日 イイね!

クルマ・ジャケ「Easy Come Easy Go」/Bobby Sherman

クルマ・ジャケ「Easy Come Easy Go」/Bobby Shermanクルマ・ジャケコーナー第99回は、Bobby Shermanの「Easy Come Easy Go」(1970)です。


Bobby Sherman(ボビー・シャーマン 1943 - )、ご存知でしょうか?


1960年代後半から1970年代初頭にアイドルとなったカリフォルニア出身の歌手・俳優です。

8才の時にトランペットを吹き、13才でドラムをマスターしたそう。

1963年にスカウトされ芸能界デビュー。ABC-TVのショウ番組「シンディング」でレギュラーを務め(1964 - 66)、19才で歌手デビュー。

『Little Woman』(1969)、『La La La (If I Had You)』(1969)、『Easy Come, Easy Go』(1970)、『Julie, Do Ya Love Me』(1970)などのヒット曲があり、1962年から1976年の間に23枚のシングル、10枚のアルバムをリリースし、シングルでGold-7枚、プラチナ-1枚、アルバムでGold-5枚を獲得しています!


特にティーンの女の子に絶大な人気を誇ったようで、なんでもコンサートでの女性の叫び声でボビーが難聴になったとか・・・(*_*;


当然、TVにも数多く出演しましたが、TV「Emergency!」にゲスト出演(1974)したことをきっかけに救急医療技術者(EMT)になり、後にロサンゼルス警察の技術予備警察官( Technical Reserve Police Officer)や予備副保安官(reserve deputy sheriff 1999-2010)となり地域に貢献したそうです。

アイドル出身の保安官、きっと地元で人気者だったことでしょう。


↑ もしかして、スタリオン !?
いや、外車をパトカーにはしないですよね・・・


私が持ってるアルバムは・・・

「Here Comes Bobby(ボビー・シャーマンの素敵な世界第2集)」(1970 Gold)


レコード界初の三つ折り新ジャケット!






A1『Easy Come, Easy Go』、B2『La La La (If I Had You)』を収録。


「Portrait of Bobby (ボビーのポートレート)」(1971)


切り離して写真スタンドにできるジャケ。



「Getting Together(ゲティング・トゥゲザー)」(1971)








この円盤を回転させる作りは「Led Zeppelin III」(1970)をマネたんでしょうか?


J.ペイジは「Led Zeppelin III」のジャケを「まるでティーン・エイジのアイドルのアルバムみたいだ。」と酷評したそうなので、まさしくコレ? (^-^;

A1『Getting Together』はTVショーのタイトルソング。



さて、本日ご紹介のクルマ・ジャケ・レコは、
『Easy Come Easy Go』/Bobby Sherman(1970)


12thシングル?(日本では3枚目?) 1969年頃から1971年頃までチャートを賑わし、おそらく日本でもかなりの人気があった頃のシングル(エドワード・ヘイマンとジョニー・グリーン作)。

カップリングは『Sounds Along The Way』


まあ、甘いマスクと歌声(子供っぽくはない)、聴きやすい曲、ボビーなら親御さんも安心~ (^-^;

ビルボードホット100チャートで14週間留まり最高9位。イージーリスニングチャートでは2位まで上昇し、ゴールドディスクを獲得しています。


さてさて、ジャケのクルマですが、ネット上でこんな画像を見つけました。






ロールス・ロイス? 兄弟車のベントレーかも?


シルヴァークラウド(1955 - 65 )はシルヴァードーン(1949 - 55)の後継車。
1959年にエンジンなどが変更されシルヴァークラウドIIとなります。


IIのエンジンは、アルミニウム製V型8気筒OHV 6,230ccで、出力は「Enough(充分)」としか発表されてないそう(流石~)。 


ボディには変更がないということで、ジャケのクルマはシルヴァークラウドのⅠかIIと思います。


【登場車両】
Rolls Royce Silver Cloud(ロールス・ロイス・シルヴァークラウド) ⅠかII (1955 - 62 )?



「ワクイミュージアム」のHPにもありました。

1961 Rolls-Royce Silver Cloud II(ケンブリッチブルー/オックスフォードブルー)




以前、「The World Is A Getto(世界はゲットーだ!)」/War でお世話になりました。m(__)m

おいくらぐらいなんでしょうねえ・・・(^-^;

【自己採点】
クルマ度   4点(ワクイさんのお話では日常使いできるそう!?)
魅惑度    5点(アイドル+超高級車。でも嫌味がない?)
音楽度    5点(聴きやすい落ち着いたポップ。親御さんも安心~)
Posted at 2022/03/06 19:55:19 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ・ジャケ | 音楽/映画/テレビ
2022年03月06日 イイね!

クルマ・ジャケ「Blade Runner ~End Title」/The New American Orchestra

クルマ・ジャケ「Blade Runner ~End Title」/The New American Orchestraクルマ・ジャケコーナー第98回は、The New American Orchestraの「Blade Runner ~End Title(ブレード・ランナー~エンド・タイトル)」(1982)です。


ジャケ裏の解説に『ヴァンゲリスの美しい旋律を、ジャック・エリオット率いるニュー・アメリカン・オーケストラが見事に再現』とあります。



Jack Elliott率いるThe New American Orchestra、ご存じでしょうか ?


Jack Elliott(ジャック・エリオット 1927 - 2001)はアメリカの作曲家・指揮者・アレンジャー・TVプロデューサーで、「The New American Orchestra」の共同創設者。
「The New American Orchestra」は後の「American Jazz Philharmonic(アメリカン・ジャズ・フィルハーモニー管弦楽団)」。


アメリカのTVバラエティ番組「The Andy Williams Show(アンディ・ウィリアムズ・ショー)」(1962 - 71)の音楽監督やグラミー賞の音楽監督を30年間務めたようです。


そして、この曲の作曲者は、Vangelis。


Vangelis(ヴァンゲリス 1943 - )、ご存知でしょうか?



ギリシャ出身の作曲家・シンセサイザー奏者です。
「Aphrodite's Child(アフロディテス・チャイルド)」(1967 - 71 ?)でヒットを出し、その後、映画音楽、オリジナル作品を数多く発表。世界的に活躍し続けています。

作品が数多く、聴いてないものたくさんあるので、私が持ってるアルバムなどを中心にまとめてみます。

「Albedo 0.39(反射率 0.39)」(1976)


サントラを含めると8作目のアルバム。
「Albedo」とは光の反射率のことで、鏡を1.00とすると、地球は0.39だったそう(1976年当時)。


1974年にRick Wakeman(リック・ウェイクマン)の後任としてYes(イエス)への加入を打診されるも加入せず。

ウェイクマンは、アルバム「Tales from Topographic Oceans(海洋地形学の物語)」(1973)のコンセプトや出来に不満を持ち、それらの曲の演奏に飽き飽きしてYes(イエス)を脱退したそうですが、、、 わかる~ (^^;



それを機にJon Anderson(ジョン・アンダーソン)との交流が深まり、以後、相互のアルバムにゲスト参加するなどし、2人名義のアルバムも発表しています。



「Short Stories」(1979)/Jon and Vangelis 全英4位 


J.アンダーソンとのコラボ1作目。4作(1991)まであり、いい関係が続いたようです。
アルバムタイトルどおり小作品集(海洋の反省!?)。


ちなみに、アルバム「Anderson Bruford Wakeman Howe(閃光)」(1989)のラスト曲『Let's Pretend』の作者にもヴァンゲリスの名を見ることができます。
彼がイエスに加入していたらどうなってたんでしょう? 「海洋地形学の物語」みたいな作品が続いた・・? (゚Д゚;)



「See You Later(流氷原)」(1980)


こちらにもJ.アンダーソンがボーカルで参加。


最も有名なのは映画「炎のランナー」のサントラでしょうか。

「Chariots of Fire(炎のランナー)soundtrack」(1981)


第54回アカデミー賞作曲賞を受賞(1982)。ビルボードアルバム及びシングルでもチャート1位を獲得! インストゥルメンタル唯一の全米No.1アルバムでもあるそうです。



日本では『南極物語』(1983)のサントラや、日韓同時開催2002 FIFAワールドカップの公式アンセム(シンボルとしての賛歌)がTVなどで頻繁にオン・エアされ、オリコンチャートでトップ10入りし話題となりました。


「Soil Festivities(大地の祭礼)」(1984)


「炎のランナー」、「南極物語」で注目を浴びた後のアルバム。
美しいメロディはありますが、淡々とした曲調が延々と続く感じも・・・
「海洋地形学の物語」に近いと言えば近い?


リドリー・スコット監督作品『1492 コロンブス』のサントラ盤(1992)は、ドイツでアルバムが100万枚、シングル『新大陸発見/コロンブスのテーマ』が150万枚売れるなど、欧州17ヶ国でゴールドまたはプラチナ・ディスクを獲得し、「炎のランナー」を凌ぐヒットとなりました。


ヴァンゲリスの音楽はシンプルで美しく印象的なメロディで、様々な分野で使用され続けています。


さて、本日ご紹介のクルマ・ジャケ・レコは、
「Blade Runner ~End Title」/The New American Orchestra(作曲:Vangelis 1982)


映画「Blade Runner(ブレードランナー)」(1982)で緊迫したシーンやエンドロールで使用された曲です。

監督はリドリー・スコット。「エイリアン」(1979)に次ぐSF作品で、主演はハリソン・フォード。

この映画で注目されたのが、Syd Mead(シド・ミード 1933 - 2019)がデザインしたクルマなど。
「Blade Runner Deckard's sedan」


自走できる劇用車なども制作されたようです。

映画は1983年度のアカデミー賞(視覚効果賞・美術賞ノミネート)、ゴールデングローブ賞(作曲賞ノミネート)程度で大ヒットとはならなかった(むしろ不評?)ようですが、一部マニアに受け、日本では2018年度キネマ旬報「1980年代外国映画ベスト・テン」で第1位に選ばれてます。


で、ジャンク箱にLDの「Blade Runner」があったので買って観直してみました。




・・・う~ん、良さがよくわからん~(音楽に気を取られ過ぎて?)
ロボットが感情を持ち、限りなく人間に近づく恐ろしさ?


映画のサントラ盤は当時は無く、ニュー・アメリカン・オーケストラ演奏の「オリジナルスコア版」(1982)が発売されました。今回ご紹介のシングルと同じですね。オリジナル・サントラは1994年にリリースされてるようです。



さてさて、ジャケのクルマは・・・


「mazda SAVANNA RX-7 TVCMソング」ということで、RX-7!

2代目で、まだ「サバンナ」の呼称が付いてます。

スカイラインGT-Rの連勝記録を止めるなどモータースポーツで活躍した「サバンナRX-3」(1971 - 78)の後継車で、「R」は「ロータリーエンジン」、「X」は「未来を象徴する記号」を表してるそう。

エンジンはインタークーラー付きターボ13B型。フロントブレーキには日本車初の対向4ピストンのアルミキャリパーを採用。キャッチコピーには「4WS感覚」という言葉が使われました。

ロータリーエンジン生誕20周年を記念して電動ソフトトップのカブリオレ仕様(FC3C型)も登場してます(1987)。


昔、同僚が乗ってて、その頃は値段も値段だし、それほどいいと思わなかった・・・(^-^;


アメリカでは「プアマンズポルシェ」と揶揄されたようですが、評論家 徳大寺有恒は『耐久性はポルシェにはかなわないが、その他の性能ではRX-7のできは上々で、総合点ではポルシェ944を凌ぐ』と評したそうです。

最近、全く見ないですね・・・ 特にカブリオレ、生き残ってるんだろうか・・・





【登場車両】
2代目 mazda SAVANNA RX-7(マツダ サバンナ RX-7) FC3S型(1985 - 92)






【自己採点】
クルマ度   7点(昔よりカッコよく見えるのは・・リトラのせい?)
魅惑度    6点(Deckard's sedanとRX-7が競走するような絵なら面白かったカモ)
音楽度    6点(近未来的。今聴くと懐かしい... 未来は面白いの? 怖いの?)
Posted at 2022/03/06 09:34:01 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ・ジャケ | 音楽/映画/テレビ

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