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ねも.のブログ一覧

2022年03月26日 イイね!

クルマ・ジャケ「Lamborghini Countaak LP500」/ニッコー

クルマ・ジャケ「Lamborghini Countaak LP500」/ニッコークルマ・ジャケコーナー第104回は、ニッコーの「Lamborghini Countaak LP500」( ? )です。


ニッコーは「(株)ニッコー」で、企画制作会社です。(笑)


「(株)ニッコー」(現 NIKKO ? )、ご存知でしょうか?



ラジコンカーで有名な会社のようですね。

「ニッコー セミデラコン ランボルギーニ カウンタック LP500S ブラック」

↑ レコの発売年はおそらくコレと同じ頃ではないでしょうか?

2009年以降は「株式会社タイヨー」(セガトイズの子会社)と業務提携してるようです。



レコード製作は「アテネレコード工業(株)」。

ピクチャーディスクなんですが、厚紙にビニールコーティングして溝を刻んだよう。

裏面はコーティングもなくただの厚紙。アテネレコード工業(株)ってレコード会社?


もうこの会社は無いよな~っと思って一応調べたら・・・ありました!(失礼)

現在は「アテネ株式会社」。

沿革には、

1958年(昭和33年)アテネレコード工業株式会社設立
          アナログレコードの製造開始
1965年(昭和40年)フォノシート日本初のJISマーク工場に指定される

1976年(昭和51年)自動車用大型(ラジエターグリル)塗装マスク治具製造開始

1977年(昭和50年)ロブスター企画、パイオニアとのコラボレーションにより
ダイレクトカッティング・レコードの製作を開始

2000年(平成12年)ミュージックCD アテネレコードのブランドで制作発売

2014年(平成26年)世界初インバー電鋳メタルマスク開発


とあり、どうやら、アナログレコード製造で創業した技術系の会社のようです。

おそらく、ただの厚紙をレコにする技術も並大抵のモノではなかった・・・?
失礼しました m(__)m


そして、なんと、ナレーターが内海賢二(うつみけんじ 1937 - 2013)!


『北斗の拳』のラオウ、『魔法使いサリー』のサリーのパパ、『Dr.スランプ アラレちゃん』の則巻千兵衛など、存在感ある低音が魅力で、アニメ声優で草分け的存在の方です。






賢プロダクションも設立してますね。



では、レコを聴いてみましょう!



コツコツコツ・・ と靴音が響き、


「俺の車は、ランボルギーニカウンタックLP500S。さて、まず走ってみようか。」

どうやら、内海賢二はカウンタックのオーナーを演じているようです。

『バムッ!』(ドアを閉める音)、『チャラチャッ』(キーを取り出す音?)、イグニッションを捻り・・・




『ヴォォゥム・・・ドゥオム・・・ボォオォム・・・ドルゥゥ・・・ヴォゥム・・・』
(空ぶかし?) 
『ンギャ~グルルゥ・・・ ンギューン・・・ 』(左右からのステレオ録音)

『ンドゥ~ン・・ドルゥゥ・・』
しばしカウンタックを走らせた後、「さあ、次は君の番だよ~」 内海は助手席に?

『ファッファッ』(クラクション?)

『ンギャ~グルルゥ・・・ンギャ~~』(自分が運転している想定?)

そして助手席の内海が語ります。


「ランボルギーニカウンタックLP500S。生産国、イタリア。デザイン、ベルトーネ社マルチェロ・ガンディーニ。エンジン、ミッドシップマウント、水冷V型12気筒。ダブルオーバーヘッドカムシャフト、4000㏄、全長・・・最高速度315km/h。」

「ちょっと窓を開けてみようか。」「よ~し、では窓を閉めてもっとスピードをアップしよう。」 『ンギャー・・・』

「さて、このクルマの仲間にはウラッコ、シルエット、エスパーダ、ミウラ、イオタなどがある。」

「もともと、ランボルギーニの社長はモータファンのためのクルマ作りをしていたので、レースに参加した経験は、無い。しかし、クルマは速い。」

「先日、友だちとサーキットを走ったので、その時の模様を聴いてみてくれ。一緒に走っているのは、フェラーリ512BB、ポルシェ930turbo、ロータスヨーロッパだ。」

「よ~し、ではいくぞお、 スタート!!」 『ンギャーン・・・』


最後は、先日録音された音を聞かされます。(笑)
コレを聴き分けられる人はすごい!
もう何が何だかわからない、文字では表現できない爆音で終わります。(;^_^A)


いや、この厚紙(?)レコ、ちょっと反りがあるのですが、普通に再生できました。

「アテネレコード工業(株)」(現「アテネ株式会社」)、さすが、技術系会社です!


と、いうことで、本日ご紹介のクルマ・ジャケ・レコは、

「Lamborghini Countaak LP500」/ニッコー


しかし、このレコ・・・


「Countaak 」なんですよ! わざと? 「カウンタアッ~クッ」てな感じ?


で、ジャケ(盤)のクルマは、
盤裏にも「ランボルギーニカウンタックLP500S」と書かれ、内海もそうナレーションしてますが・・・

ブラックボディに細いホワイトのウェーブラインが特徴の「カウンタック LP500R」ではないでしょうか。




LP400をベースとしたスペチアーレ(スペシャル)カウンタックで、長方形の翼端板付きリアウィング、リアのみの小振りなオーバーフェンダーで、リアにGTのエンブレム。




1977年にシーサイドトレーディングという会社が輸入し、名古屋のパチンコ店の社長さんが購入。東京スーパーカーショー(1977)などにも出展され、その後数奇な運命を辿り、現在も日本にあるようです。

参考にさせていただいたサイト m(__)m

NGYG Lamborghini Countach LP500R ランボルギーニ カウンタック

CASTEL SUPERCAR NEWS カウンタック LP500R

The exciting micro coupe A-1 カウンタックLP500R



ランボルギーニ社はやがて倒産し政府管理下となり、年産数十台のカウンタックだけを作り続け、およそ17年間にわたり2000台弱のカウンタックを生産。


2021年にはハイブリッドモデル「カウンタックLPI800-4」(112台限定生産)が発表されたようです。手にする日本人はいるのでしょうか・・・?


「カウンタック(クンタッチ)」は驚きと賞賛を示す、イタリア・ピエモンテ方言の感嘆詞だそう。「Countaak」はその最上級!!(笑)


【登場車両】
Lamborghini Countak LP500R 1975


【自己採点】
クルマ度   7点(スーパーカーと言ったらコレは外せませんネ!)
魅惑度    6点(世界に1台!数奇な運命を辿るカウンタックLP500Rの雄姿)
音楽度    ?点(低音が魅力! オーディオチェックに使える?)
Posted at 2022/03/26 17:41:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ・ジャケ | 音楽/映画/テレビ
2022年03月26日 イイね!

クルマ・ジャケ「最新盤 テレビまんが ベストヒットシリーズ1」/COLUMBIA

クルマ・ジャケ「最新盤 テレビまんが ベストヒットシリーズ1」/COLUMBIAクルマ・ジャケコーナー第103回は、COLUMBIAの「最新盤 テレビまんが ベストヒットシリーズ1」(1977)です。

COLUMBIAはアーティスト名ではなく、「日本コロムビア株式会社」のことで発売元です。

スーパーカーブームに乗っかったレコ会社だったのね~(笑)


スーパーカーブームの1977年に放送開始されたカーレースのTVアニメは、な、なんと4本 !

『アローエンブレム グランプリの鷹』(全44話)
『とびだせ!マシーン飛竜』(全21話)
『激走!ルーベンカイザー』(全17話)
『超スーパーカー ガッタイガー』(全26話)


本日ご紹介レコは、そのうち3作の主題歌などを収録 !
スーパーカーマニア垂涎のレコでございます。(笑)


『アローエンブレム グランプリの鷹』は唯一、3クール(9ヵ月)以上続いたアニメ(1977 - 78 全44話)。


原作は保富康午(ほとみこうご 1930 - 84)。

モータースポーツに造詣が深く、『アローエンブレム・グランプリの鷹』では、主題歌の作詞のみならず、原案と監修を担当しています。

TVアニメ関係では、『ドカベン』『おれは鉄兵』『一球さん』『宇宙海賊キャプテンハーロック』『科学忍者隊ガッチャマンII』『タイガーマスク二世』などの作品の作詞を数多く手がけているようです。

また、『ミュージックフェア』などの歌番組や演歌歌手のショーなどを数多く担当し、森進一のコンサートを全て仕切っていた時、『おふくろさん』に補詞を付けることを提案し、「おふくろさん騒動」(2007)を引き起こした張本人(?)です。

「おふくろさん騒動」に関しては、こちらもご覧ください。
クルマ・ジャケ「別れの接吻(くちづけ)」/森進一


『アローエンブレム・グランプリの鷹』は、主人公、レーサー轟鷹也がF1・日本グランプリで優勝し、その後「F0(エフゼロ)」でも活躍するというストーリー。


F1参戦に際し開発されたのが「T1」。プロトタイプは6輪(後1軸並列ダブルタイヤ)で、実戦用は前2軸4輪でステアリングする8輪車。

さらに、自動可変スポイラーを装備したT2、前後2軸ずつに改め、センサータイヤ(現在のABS)を装備したT3があるそうで・・・

レコの裏ジャケのクルマは、「T1プロトタイプ」かな?



しかし、フォーミュラカーで6輪や8輪ってマンガですね~

と思ったら・・・

F1レギュレーションで「4輪まで」と明文化(1983)される前にティレルの「P34(Tyrrell P34)」という6輪のF1マシンが実際に走った(1976 - 77)んですね!

ティレルP34 (1976 ドイツGP)



レコに収録されてるのは、
オープニングテーマ「グランプリの鷹」とエンディングテーマ「レーサーブルース」でどちらも作詞:保富康午、作曲:宮川泰、歌:水木一郎です。


お次は、
『とびだせ!マシーン飛竜』(1977 - 78 全21話)


原作は鳥海尽三(とりうみじんぞう 1929‐ 2008)で、『昆虫物語 みなしごハッチ』『科学忍者隊ガッチャマン』『新造人間キャシャーン』など、タツノコプロの草創期から1970年代まで黄金時代のほぼ全ての作品に関わった人物。

『みなしごハッチ』で泣いた記憶が・・・

ストーリーは、飛竜チームの美女にめっぽう弱い無名レーサー風間力(リッキー)と、ゼニゼニチームのレーサー、オッカナビッチとの対決を描いたコメディアニメ。


リッキーの「マシーン飛竜」は飛竜4大メカを装備!


飛竜ジャンプ:後輪車軸を伸ばして後輪を広げ、前方の相手を大きくジャンプする技。
飛竜クラフト:車体両脇中央部のスラスターを垂直に曲げ、クラフトにする。海などの水上走行時に使用。
飛竜チェンソー:フロントからチェーンソーを出し、目の前の障害物を切り裂く。
飛竜キャタピラ:後輪2輪をベルトで包んでキャタピラにする。氷上や荒れ地などの走行時に使用。

勝つためには手段を選ばないオッカナビッチのは「ゼニゼニマシン1号」。

なんか、「チキチキマシン猛レース」っぽいですね。

クルマ・ジャケ「Chitty Citty Bang Bang Original Cast Sound Track」もご覧ください。


レコ収録曲は、
オープニングテーマ『とびだせ!マシーン飛竜』(作詞:加賀進、作編曲:筒井広志)
エンディングテーマ『やるぞ われらのゼニゼニチーム』(作詞:八手三郎、作編曲:筒井広志)
どちらも歌は「こおろぎ'73」(1972 - 90)という男性コーラスユニット。


続いて、
『激走!ルーベンカイザー』(1977 -78 全17話)


原作は大堂勲(別名義:平山亨、八手三郎、田中守、大門勲、海堂肇 1929 - 2013)で、『キャプテンウルトラ』、『仮面の忍者 赤影』、『ジャイアントロボ』、『柔道一直線』、『仮面ライダー』など人気番組を手掛けた人物。

星野一義や鈴鹿サーキットの協力を得た本格的なレース物を目指した作品で、リアルなスポーツカーやレーシングカーが登場します。ルーベンカイザーはLübenKeizer (ドイツ語)ですよ!(笑)

F1ドライバー速水俊介がルーベンカイザーの「フューミュラー1」で世界を目指すストーリー。

「フューミュラー1」は後部車軸が2軸で、放送後に登場したマーチ・2-4-0、ウィリアムズ・FW08Bと同じなんですって?!

March 2-4-0 (当時主流の16インチタイヤで6輪)


この左下が「ルーベンカイザー・フューミュラー1」ですね。


右上はロータス・ヨーロッパ。左上は何かなあ・・・?


レコ収録曲は、
オープニング・テーマ『激走!ルーベンカイザー』
エンディング・テーマ『おまえが選んだ道だから』
どちらも作詞:八手三郎、作編曲:菊池俊輔、歌:ささきいさお。
『激走!ルーベンカイザー』にはコーラスで「こおろぎ'73」が参加していたようです。


ついでに・・・
このレコに収録されてない『超スーパーカー ガッタイガー』(1977 - 78 全26話)についても調べてみました。


5人、5台で合体する“太陽エネルギーエンジン”を搭載したスーパーカー・ガッタイガーに乗る主人公たちが、世界征服を企む「デモン一族」とレースする、という最もマンガなストーリー。

今ならコレが一番ウケけたかも?

オープニングテーマ『ガッタイガーの歌』、エンディングテーマ『愛は傷あと』はどちらも作詞:馬嶋満、作曲:小林亜星、編曲:高田弘、歌:上條恒彦 !



で、あらためて、本日ご紹介のクルマ・ジャケ・レコは

「最新盤 テレビまんが ベストヒットシリーズ1」(1977)


ジャケには野球選手とレーサー、ロボット。時代を反映してますね。

ロボットは「マジンガーZ」が大好きでした。

「新 巨人の星」があったことはコレで知りました。
野球漫画で好きだったのは「キャプテン」ですね。

すいません、このレコのマンガ、どれも全く知らず・・・(?_?)


【登場車両】


右上が『アローエンブレム グランプリの鷹』のT3 (前後車軸が2軸) ?

その下は『ルーベンカイザー・フューミュラー1』(後部車軸が2軸)


『惑星ロボ ダンガードA』(松本零士唯一の巨大ロボットアニメ作品 1977 - 78 全56話)、『超人戦隊バラタック』(原作:池原成利 1977 - 78 全31話)なども少し気になるところですが、この辺で止めときたいと思います。(^-^;



いつも長文駄文ブログにお付き合いいただきありがとうございます。m(__)m


【自己採点】
クルマ度   5点(実際に走った6輪のF1マシンがあったなんて!?)
魅惑度    4点(見てみたいのは『とびだせ!マシーン飛竜』かなあ・・・)
音楽度    4点(すいません。どれも全く知らず思い入れもなく・・・)
Posted at 2022/03/26 06:56:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ・ジャケ | 音楽/映画/テレビ

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