
みん友のVetchさんの
『海岸通〜♪』をオープンドライブで知った「飯高寺(はんこうじ)」(千葉県匝瑳市)に行って来ました。
匝瑳(そうさ)市、なかなか読めませんね。
自宅から約2時間で「飯高檀林(いいだかだんりん)南駐車場」に到着です。
地名は「いいだか」のようです。観光案内所があり、トイレ完備。
ここ「飯高寺」は日本最古の大学「飯高檀林跡」として境内全体が県指定史跡となっており、講堂・鐘楼・鼓楼・総門は国重文です。
「檀林」とは僧侶の養成機関、仏教の学問所のことで、全8課程を終了するまで36年間もの期間を要したとか。(゚Д゚;)
「総門」
延宝8年(1680年)新造。現在のものは、天明2年(1782年)新造。
総門から講堂に続く杉並木はすばらしく、掃き清められてとてもきれいでした。
「一切経蔵(いっさいきょうぞう)」
寛文12年(1672年)新造。現在のものは天明2年(1782年)新造。
「題目堂(だいもくどう)」
四教儀部から集解部に上級する試験「新談義」に合格祈願をした場所とのこと。
「鐘楼」
梵鐘は寛永16年(1639年)に寄進されたもの。
「鼓楼」
講堂に学徒を呼集するため打ち鳴らされたそう。
「講堂」
慶安4年(1651年)再建されたもの。
「庫裡」
ここ「飯高寺」は日蓮宗の関東三大檀林の一つで、あとの二つは「小西檀林・正法寺(しょうぼうじ)」(千葉県大網白里市)、「中村檀林・日本寺(にちほんじ)」(千葉県多古町)。
日本寺は「あじさい寺」としても有名だそうで、行きたい場所に登録ですね!
そういえば、途中に看板があったような・・・もしかして行ったことがある??
「飯高城跡」でもあり、空堀跡などがあるそうですが、よくわかりませんでした。
「飯高寺」から「飯高(いいだか)神社」に向かいました。
なんかすごい道を歩きましたが、どうやら「仙人コース」だったようです。(;^_^A)
裏手から日本一多くの仙人に会える神社「飯高神社」に辿り着きました~。
彫刻が見事です!
「瑞垣(みずがき)」または「玉垣(たまがき)」と呼ばれる本殿を取り囲む塀には「二十四孝」の彫刻があり、一つ一つに説明書きがありました。
この「曽参(そうしん)」は孔子の門人曽参の話で、『曽参が山に行っている時、来客があったが、年老いた母は山に呼びに行くこともできずおろおろするばかりであった。考えた末、自分の指を噛むと、曽参は胸に痛みを覚え、急ぎ帰った・・・』という。
本殿を間近で見ることができ、しばし堪能しました。
しかし、四方に支え棒。だいぶ痛みが激しく、このままでは・・・という感じでした。次代に残していく難しさ・・・
表参道を降りると「飯高砦跡」の標示がありました。
で、そこは「妙福寺(みょうふくじ)」の境内?
駐車場に戻り、係の方にお声をかけるといろいろ説明してくださいました。
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」(2020)や、映画「忍びの国」(2008)のロケ地になってたそうです。
次に訪れたのは「鎌数伊勢大神宮(かまかずいせだいじんぐう)」(旭市)です。
その昔、この地に「椿海(つばきのうみ)」という内海があり・・・
これを干拓するため、ここに社殿を建立、元禄2年(1695年)には「干潟8万石」18ヶ村ができたそうです。
神楽殿で奉納される「鎌数の神楽」は、千葉県の無形民俗文化財指定。
「落花生の碑」(市指定文化財)
「吉崎浜」(匝瑳市)に立ち寄りました。海はいいね~
ランチは「すず木」(山武市)にて。
海鮮丼(\950)
アジフライ定食(\860)
どちらも美味しかった~。
しかし、この日は暑かった・・・
後ろのテーブルではオジサンたちが生ビール、芋焼酎・・・裏山
最後は「山武市歴史民俗資料館」(山武市)へ。
入館料\140。 無料じゃなかった・・・
山武市で生まれた伊藤左千夫の小説「野菊の墓」の初版本や遺品などが展示されてあります。
映画「野菊の墓」のパンフなどもありましたよ!(館内撮影禁止)
資料館の奥には「伊藤左千夫の生家」があります。
『「野菊の墓」映画化記念樹 アララギ 一九八一年七月十九日 松田聖子』?!
まさか聖子ちゃんの御手植え!?
帰路は暑さと強い陽射しに負け、クローズド&エアコン (;´Д`)
で、少し掘り掘り。持ってなかったレコをゲット(\110)
Char、カッコイイなあ~
オープンドライブが厳しい季節が早まってる感がありますが、がんばりたいですね(笑)
Posted at 2022/05/31 06:16:27 | |
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