
クルマ・ジャケコーナー第114回は、The Diamondsの『Little Darlin'』(1981)です。
The Diamonds(ザ・ダイアモンズ 1956? - 61, 94 - ? )、ご存知ですか?
カナダのトロントで結成された4人組の男性コーラス・グループです。
『Why Do Fools Fall In Love』(1956)でレコード・デビュー。
Frankie Lymon & the Teenagers(フランキー・ライモン&ザ・ティーンエイジャーズ)が同年に歌った曲。
『Little Darlin'(リトル・ダーリン)』も、The Gladiolas(ザ・グラジオラス)のヒット曲を同じ年(1957)にカバーしたものです。
どちらも大ヒットし、『Little Darlin'』は全米8週連続2位と本家を上回る大ヒット。
この2曲、多くの人が一度は耳にしていると思います。
The Diamondsはメンバーチェンジを経て1961年に解散しましたが、オリジナルメンバーで1994年に再結成。
YouTubeに新旧を編集した楽しい動画がありました。
Little Darlin' [日本語訳・英詞付き] オリジナル・ダイヤモンズ
2004年にヴォーカル・グループの殿堂入りを、2006年にはドゥー・ワップ・グループの殿堂入りを果たしています。
さて、本日ご紹介のクルマジャケ・レコ
『Little Darlin'』/The Diamonds(1981)
ジャケには「今よみがえる全米NO.1ヒット―あの〝リトル・ダーリン″がコダック'81年サマー・キャンペーンのCMイメージ・ソングとして…。」とあります。
全米2位なんだけど・・・(;^_^A)
(エルヴィスの『恋にしびれて』に阻まれ、8週連続2位 まあ、1位と同等ということで・・・)
「シャッターを切ると音楽が聞こえてくる・・・Kodakカラーフィルム」
コダックは1980年頃、昔のヒット曲を使って4作のCMを制作したようで、ママス&パパスの『夢のカリフォルニア』、ザ・モンキーズの『デイドリーム・ビリーバー』、ジャンとディーンの『サーフ・シティー』が使われたようです。
『デイドリーム・ビリーバー(Daydream Believer)』/The Monkees(オリジナルは1967)
「GREATEST HITS」/Jan & Dean(1981)
「Golden Summer」/various(Beach Boys, Ventures, Jan & Dean ... 1981 ?)
どちらもクルマ・ジャケですね!
『Little Darlin'』、こんな映画でも使われてます。
「Hot Bubblegum (LEMON POPSICLE III) ORIGINAL SOUNDTRACK(恋・の・チ・ュ・ー・イ・ン・ガ・ム グロ-イング・アップ3 サントラ)」(1981)
さてさて、ジャケのクルマは・・・
コチラはベスト盤のジャケ
う~ん・・・
前方のクルマはフェンダーミラーのように見えます。
欧米では1960年代初頭にはドアミラーが主流で、フェンダーミラー車は少数派だったということですから、このクルマも気になります・・・。
黄色のナンバープレートは、オランダとルクセンブルクで採用されているそう。
左側に停車してるのでクルマ左側通行の国?
???
スリットが気になって探索が進みません・・・(#^^#)
・・・が、や~っとこ見つけました!
8代目サンダーバード(1980 - 82)!
角ばったデザインで愛称はボックス・バーズ。
コンシールド・ヘッドライトが特徴的です。
動画があったのですが、なぜか手動で・・・
やたらショボいヘッドライトが現れる・・・(*_*;)
先代比 重量 -363kg、全長 -432mmと小型軽量化が進められ、初めは売り上げも悪くなかったようですが、2年でモデルチェンジですから・・・
今となっては希少価値があるかも?
【登場車両】
Ford Thunderbird 8代目サンダーバード 1980 - 82
【自己採点】
クルマ度 4点(初代サンダーバードにしてほしかった・・・)
魅惑度 7点(スリットがねえ・・・)
音楽度 7点(オールディーズ、いいネ!)
Posted at 2022/06/20 05:16:23 | |
トラックバック(0) |
クルマ・ジャケ | 音楽/映画/テレビ