
クルマ・ジャケコーナー第131回は、沢村和子の「Touch my love」(1987)です。
沢村和子(現・沢村まみ ? - ?)、ご存知でしょうか?
いや、コレがなかなか検索にかからず、やっと・・・
「目黒カルチャースクール」で『沢村まみのアメリカンポップス』という教室の講師を務めていることを突き止めました。
一種のストーカー行為ですか?(^-^;)
講師プロフィールには、
『10代で「沢村和子とピーターパン」でデビュー。TV・ラジオ・コンサートなどに幅広く活躍。その後、ソロシンガーとして独立。音楽大学卒業後、歌とエンターテインメントの勉強に渡米し、もって生まれた感性と実力、大人のシンガーとしての魅力をさらにパワーアップ。スタンダードジャズからポップスまでレパートリーは広きに渡る。兄は作曲家の「中島安敏」、姉は歌手の「澤村美司子」という恵まれた環境に育ち、歌は勿論のこと、楽器においても小さい頃からピアノとフルートを得意としている。出身地、沖縄県。』
「沢村和子とピーターパン」というのはグループ名でこんなシングルをリリースしてたようです。
『赤い星のボレロ/天国のピエロ』/沢村和子とピーターパン( ? )
『イン・マイ・ワールド』/沢村和子とピーターパン(1971)
その後、本日ご紹介のレコ『Touch My Love』(1987 オーツタイヤ CFイメージソング)や、『Destination』(1987 大京CMソング)、『Reminesrnce』(1990 TVドラマ「ニュースキャスター物語」テーマソング)などを歌ってるようです。
amazonでこんなCDを見つけました。
「トゥナイトイン横浜」/平松政次・沢村まみ(2007)
大洋ホエールズ(現・横浜ベイスターズ)のエースで「カミソリシュート」「巨人キラー」の異名をとった大投手(通算201勝)とデュエットしてたんですね!
「沢村まみ45周年記念コンサート」(2016.11.22)という記事では60代らしいことが書書かれてあったので、1953年頃のお生まれかな・・・
バリバリ現役のジャズシンガーのようですね!
さて、本日ご紹介のクルマ・ジャケ・レコは、
「Touch my love」/沢村和子(1987)
オーツタイヤのCFイメージソング。
作詞:CINDY、作編曲:白井良明。
シンガーソングライターのCINDY(1958 - 2001)の作詞なんですね。
CINDYは中山美穂の曲を数多く手がけてるようです。
「Mind Game」/中山美穂(1988 7thアルバム)
ミポリンはこのアルバムあたりからCindyの曲を歌うようになり、アーティスティックな方向へと変化。
タイトル曲B1『Mind Game』、B2『I Know』がCINDY作曲(B1は羽田一郎との共作)。
A1『Into The Crowd』はレコでは“Words;Cindy”となってますが、なぜかWikipediaでは“作詞:北山瑞穂”。 ←コレ、中山美穂のペンネームなんですが・・???
A6, B3,4は久保田利伸の作曲です。
すいません。ハイレグジャケの方に夢中になってしまいました。話を戻します。(;^_^A)
オーツタイヤは住友ゴムに吸収合併され今はありませんが、「FALKEN(ファルケン)」ブランドは残ってますね。
さてさて、ジャケのクルマは・・・
「ホンダ・シティ」(初代 1981 - 86)のカブリオレ(1984 - 86)!?
違いますね。
「マツダ・ファミリア」(6代目 1985 - 94)のカブリオレ!?
よく似てますが、ちょっとだけ違います。 それじゃあ・・・
「フォード・レーザー」(2代目 1985 - 94)のカブリオレ!?
↓ ジャケのバーコード下に赤いラインがちょっぴり見えますね。
ファミリアもレーザーもこのボディサイドのラインがもう少し上なんです・・・。
「フォード・レーザー」にこんなオプションでもあったことにしようかな~とあきらめかけた時に見つけたのが・・・
「フォード・エスコート カブリオレ」!
まあ考えてみれば、タイヤのCFソングですから、よほど親会社などでない限り、国産車は使いませんね。未輸入車ならなおいいわけで。
念を入れて、このラインでカットしてるわけですから判別困難になるわけです~。
「エスコート(ESCORT)」はフォードの欧州部門のクルマ(1967 - 2002)。
マーク1 (1968 - 74)
↑ 映画「ワイルドスピード」に登場したRS1600
日本にもスポーティ版1300GTやロータス製1600cc DOHCエンジンを積んだツインカムが少数輸入されたようです。
マーク2(1975 – 80)
マーク2以降は日本に正式輸入されていないとのこと。
マーク3(1980 - 86)
横置きエンジン・FF、ハッチバックボディなど、VW・ゴルフを強く意識した設計で、全輪独立サスペンションを持ち、1981年のヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーに選出されています。
ダイアナ元皇太子妃はこのマーク3を愛車とし、王室保有のロールス・ロイスやデイムラーの後席に座るより、自ら愛車エスコートRSターボのステアリングを握ることを好んだそうです。
事故死から2022年8月31日に25年になるのを前にオークションに出品され、65万ポンド(約1億500万円)で落札されたとか・・・。
1983年にカブリオレが追加され、それが今回のクルマと思うのですが、マーク4 (1986 – 90)はマーク3のフェイスリフト版ということなので、マーク4かもしれません。
マーク4 (1986 – 90)
【登場車両】
Ford Escort MK3 Cabriolet フォード・エスコート マーク3 カブリオレ 1983 - 86
【自己採点】
クルマ度 7点(スポーティなカブリオレ、オシャレ~)
魅惑度 6点(タイヤメーカーだからこその判別困難ジャケ)
音楽度 5点(当時の洋楽風ポップチューン。ちょっと麻倉未稀を思い起こさせます。)
ということで、コチラもどうぞ (;^_^A
クルマ・ジャケ「ミスティ・トワイライト」/麻倉未稀