
クルマ・ジャケコーナー第241回は、レーモン・ルフェーヴルの「O嬢の物語(Historie d'O)」(1976?)です。
2024年パリオリンピック(7/26-8/11)・パラリンピック(8/28-9/8)開催記念、フランス特集第12弾です!
レーモン・ルフェーヴル(Raymond Lefevre 1929 - 2008)、ご存知でしょうか?
フランスの編曲家、指揮者、作曲家、ピアニスト、フルート奏者です。
生まれはフランス北部、ドーバー海峡(カレー海峡)に面したカレー(Calais)。英仏海峡トンネルでイギリスと繋がっている街です。
イージーリスニング界の第一人者として知られ、キャッチフレーズは「ラブ・サウンドのシャルマン」

「シャルマン(charmant)」は、魅力的、チャーミングの意味のフランス語だそうです
パリ音楽院を卒業後、フランク・プゥルセル楽団でのピアニストを経て、レイモン・ルフェーヴル・グランド・オーケストラ(Raymond Lefèvre et son Grand Orchestre)として活動します。
『雨の降る日』(1958)、『ばら色の心』(1968)、『ラ・ラ・ラ』(1968)が全米ヒットチャートにランクインし注目を集めました。
日本では、『シバの女王』(1969)がロングヒット!
Youtube
シバの女王 レーモン・ルフェーブル La Reine de Saba Raymond Lefevre
ポール・モーリア、フランク・プゥルセル、カラベリらとともにイージー・リスニング全盛期を担う一人となりました。
ちなみに、ポール・モーリアのキャッチフレーズは「ラブ・サウンドの王様」です。
さて、本日ご紹介のクルマ・ジャケ・レコは、
「O嬢の物語」/レーモン・ルフェーヴル(1976?)
フランス映画「O嬢の物語(Historie d'O)」(1975)のサントラのカバー(?)
Youtube
Raymond Lefèvre♪O嬢の物語Histoire d'O~続・エマニエル夫人EmmanuelleⅡ~エマニエル夫人Emmanuelle -Golden Prize-
監督は、あの「エマニエル夫人」(1974)を撮ったジュスト・ジャカン(Just Jaeckin 1940 - 2022)。続編を断ってコチラを撮ったようです。
音楽も「エマニエル夫人」を担当したパリ出身の作曲家ピエール・バシュレ(Pierre Bachelet 1944 - 2005)
O嬢は恋人に連れて行かれた館で、皮の手錠と首輪をはめられ奴隷のように扱われ・・・というサド・マゾ・文芸ポルノ映画(R18指定)💦 残念ながら未視聴です。
ポール・モーリア、フランク・プウルセルらもリリースしてるようですね。
「ポール・モーリア映画音楽大全集」(1976 3枚組LP)
宣伝文句によるとルフェーヴル盤が“本命盤”、カラベリ盤が“来日記念 本命盤”
・・・でも本命盤はオリジナル・サウンドトラックだよなぁ(笑)
↓ こんなのもあったんですねえ“日本語本命盤”
Youtube
Yūki Mizuhara - O嬢の物語
さてさて、ジャケのクルマは・・・
ロールス・ロイスと思いますが、車種は・・・?
Phantom III(ファントムⅢ) 1936 - 39 ?
Silver Wraith (シルバー・レイス) 1947 - 59 ?
このあたり?
Youtubeで見たところ、ホイールがファントムIIIのものに近いので、今回はファントムIIIということにしましょう。
Youtube
Story of O (Histoire d'O) 1975 introduction #2 HD 1080
でも、O嬢が目隠しされてクルマから降ろされるシーンで、普通のセダンのドアの開き方なんです・・・?
やはり、「O嬢の物語」のDVD借りて、よ~く確認しないといけませんネ😅
【登場車両】
Rolls-Royce Phantom III 1936 - 39 ?
【自己採点】
クルマ度 5点(DVDで要確認💦)
魅惑度 7点(中央の写真で💦)
音楽度 5点(DVDで要確認💦)
Posted at 2024/08/11 06:40:34 | |
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