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2024年08月20日 イイね!

クルマ・ジャケ「太陽は傷だらけ」/ロベール・モノー楽団

クルマ・ジャケ「太陽は傷だらけ」/ロベール・モノー楽団クルマ・ジャケコーナー第249回は、ロベール・モノー楽団の「太陽は傷だらけ」(1963)です。

2024年パリオリンピック(7/26-8/11)・パラリンピック(8/28-9/8)開催記念、フランス特集第20弾!


本日ご紹介のレコは、フランス映画「太陽は傷だらけ(Les Grands Chemins)」(1963)の主題歌です。


演奏している「ロベール・モノー楽団」をご紹介するのが筋なのですが、今回は作曲したミシェル・マーニュを。

ミシェル・マーニュ(Michel Magne 1930 - 1984)、ご存知でしょうか?


フランスの映画音楽、実験音楽の作曲家


16歳で、バロック音楽のオラトリオ(聖譚曲(せいたんきょく))やピアノ協奏曲を書いたというんですから神童ですね。

フランスのカーン音楽院、パリ音楽院で学び、数々の映画音楽を担当。
代表映画に、「バーバレラ」、「地下室のメロディー」、「夜の訪問者」、「フランス式十戒」、「セシルの歓び」などなど

自殺してしまう1984年には「エマニュエル4」の音楽を担当してます。


Youtube Emmanuelle 4 - Oh My Belle Emmanuelle sung by David Rose


ミシェル・マーニュは、1963年にフランス北部のエルヴィル城を購入し、レコーディング・スタジオに改装




Youtube Le château hanté par le rock には、ここでデヴィッド・ボウイの「LOW」(1977)、エルトン・ジョンの「Goodbye Yellow Brick Road(黄昏のレンガ路)」(1973)、「サタデー・ナイト・フィーバー」(1977)などが録音されたと紹介されてます(フランス語なんで多分です)。

私が持ってるレコでは・・・

「No Earthly Connection(神秘への旅路)」/Rick Wakeman(1976)


“Recorded at Le Chateau Studios,Hernouville,France”と記載があります


リック・ウェイクマンのソロ5作目。
友人から借りた「Journey to the Centre of the Earth(地底探検)」(1974)が良かったので、当時、厳選して新譜で買ったレコ。正直、内容にはちょっとがっかりした覚えがあります。

Youtube Rick Wakeman - No Earthly Connection (1976)

中にアルミホイルのような物が入っており・・


子供騙しのギミック・ジャケ!


裏ジャケも!


大判ポスターに画鋲の跡がありますから部屋に貼ってたんでしょう(全く記憶なし💦)


↓ コチラのアルバムもこの古城スタジオで録音されたそうです

「LONG LIVE ROCK'N'ROLL(バビロンの城門)」/Rainbow(1978)


「Mirage」/Fleetwood Mac(1982)


メンバーたちがどんな風に合宿して(?)創り上げたかとても興味がありますね



話を映画「太陽は傷だらけ」(1963)にして、徐々にジャケの話に持っていきます😅


 総監督:「危険な関係」「戦士の休息」のロジェ・ヴァディム(Roger Vadim)
 監督:クリスチャン・マルカン(Christian Marquand)
 主演:ロベール・オッセン

映画の舞台は南仏プロバンスの荒野
ギターを弾き、ポーカー賭博をして放浪するサミュエル(Robert Hossein)は、自動車運送屋のフランシス(Renato Salvatori)と出会い、ふしぎな友情が芽生え・・・といったストーリーのようです。


未亡人アンナ(Anouk Aimee)も登場 (;^ω^)


ということで、本日ご紹介のジャケのクルマは・・・
クルマ・ジャケ「太陽は傷だらけ」/ロベール・モノー楽団(1963)




Youtube Michel Magne 映画「太陽は傷だらけ」 Les Grands Chemins に、このシーンが登場してました。





「ジープ」?

「Jeep」、知ってるようで私はほとんど知らないのですが、調べてみると・・・

第二次世界大戦中の1940年7月、アメリカ陸軍は135社の自動車メーカーに、四輪駆動の小型偵察車の開発を緊急要請。

その条件は・・・
「四輪駆動、3人乗り、660ポンド積み、可倒式フロントガラス」
「地雷を踏んでタイヤ2本を失っても、スペアタイヤを付け3本で100 km の走行が可能」「車載工具ですべての修理が可能」などなど

それらの厳しい条件に応えたのが、当時、経営不振だった「アメリカン・バンタム社」

バンタム社は「自重1275ポンド (≒585 kg)」という条件を無視して納入

その試作車は、1か月に及ぶ過酷なトライアルによって、基本性能の高さが確認されます。

陸軍はバンタム社の設計図をウィリス社とフォード社に渡し、改良を命じます。バンタム社が小さい会社だったから・・・😿

バンタム社「BRC-40」、ウィリス社「ウィリスMA」、フォード社「フォード・GP」のプロトタイプが緊急生産され、1941年上半期にヨーロッパ戦線やロシア戦線に投入。

Bantam BRC-40


Willys MA


Ford GP No.1



実戦の中で「ウィリスMA」が評価され、これに改良を加えた「ウィリスMB」が正式採用となりました(フロントデザインはフォードGPの案を採用)。

フォードは大量生産能力を買われてウィリスと完全互換・同一仕様での製造を委託され「フォード・GPW」を生産。

Ford GPW 1943


バンタム社は、ジープ生産からは外され、生産量の少ない大型の軍用車生産を割り当てられ・・・ 戦後、倒産 😿


第二次大戦後、「ウィリス・オーバーランド社」が「Jeep」を商標登録。
その後は製造メーカーの合併や買収などで「Jeep」は転々とし、2021年時点ではステランティス N.V.のブランドとなっているようです。


日本では1953年に新三菱重工業(後に分社して三菱自動車工業)がウィリス社のジープ(CJ-3A、その後CJ-3B)のノックダウン生産を始めました。

三菱 J1型


フランスでは1954年からHotchkiss(オチキス,ホッチキス)社でのライセンス生産が行われたそうで、ジャケのはオチキス社製❓

Hotchkiss La Jeep


オチキス(Hotchkiss)は1904年から1954年まで武器・兵器、自動車を製造したフランスのメーカー。

しかし、スペアタイヤや給油口の位置が一致する画像が見つからず・・・
見つけたのはこんな画像 ↓


う~ん、とりあえず「Hotchkiss La Jeep」にしときます 💦


【登場車両】
Hotchkiss La Jeep


【自己採点】
クルマ度  6点(Jeep!ジムニーは欲しいゾ)
魅惑度   5点(ギターを抱えたスーツ男、Jeepが引っ張るのは?!)
音楽度   4点(哀愁に満ちたトランペット🎺)
Posted at 2024/08/20 06:16:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ・ジャケ | 音楽/映画/テレビ

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