
クルマ・ジャケコーナー第21回は、高中正義、深町 純、CARIOCA(カリオカ)の曲を集めた「HORIZON DREAM(ホライズン・ドリーム)」(1981)です。
帯には、「波の音、鳥のさえずりが曲間に流れ、気分は南国。ベスト・フュージョン・サウンドに水平線が見えてくる。」
on shore...(A面)に高中正義(4曲)、off shore...(B面)にCARIOCA(カリオカ)(2曲)、深町 純(1曲)を収録し、ジャケ通りのオーシャン・ブリーズを感じるコンピレーションアルバムです。
とは,言っても,キラキラの夏の太陽という感じではなく,陽が傾きかけた午後に合う感じ・・かな?
日本を代表するギタリスト高中正義は説明する必要もないとは思いますが、このLPが出たころは、ものすごい人気だったと思います。
『JOLLY JIVE』(1980)を発表し、陽水と武道館でジョイントコンサートも行いました。
翌年には、2枚組の『虹伝説 THE RAINBOW GOBLINS』(1981)を発表。
『SAUDADE』(1982)が初のオリコン・アルバムチャート1位に!
高中は、陽水の『氷の世界』や『招待状のないショー』でもギターを弾いていますが、陽水の7th『スニーカーダンサー』(1979)では、ほぼ全面的に参加してます。

陽水と高中のコラボが実に気持ちいい、傑作アルバムと私は思います。
カリオカ (CARIOCA) は、1970年代から1980年代にかけて活動していた日本のフュージョンバンド。サンバやボサノヴァをベースにしたラテン系サウンドで人気があったようです。
すいません。よく知らず、レコも持ってません...。m(__)m
深町 純は、作曲家・キーボード奏者。
主な参加作品は、
「氷の世界」/井上陽水(1973)
「CIRCUS(サーカス)」/ガロ(1974)
「Seychells」/高中正義(1976)

陽水がコーラスで参加してます。
「Mermaid Boulevard」/渡辺香津美(1977)
「5・4・3・2・1・0」/フライング・キティ・バンド(1977)
「Super Flight」/Casiopea(1979)
参加アルバムで、実力が分かりますネ!
「HORIZON DREAM(ホライズン・ドリーム)」は売れたらしく、その後、vo.2、vol.3が発売されました。
「HORIZON DREAM vol.2」(1982)
高中正義、小林泉美、カリオカのコンピのvo.2の帯にある、「タキシード・ボディ、流行。」は、コピーライター眞木準(まき じゅん)氏の作品。
蝶ネクタイみたいのするだけで、エロく感じるのは・・・?(あくまで個人の感想です)
流行。してほしいゾよ。(^-^;
氏の代表作には、同じく全日空のCMでは、「でっかいどお。北海道。」「トースト娘ができあがる。」などなど。
TDKのビデオテープ(1984)のキャッチコピー「イマ人を刺激する。」
CMにはなんと、アンディー・ウォーホールが出演!
ホンダもいくつか手がけ、初代CR-Vでは「ホンダ買うボーイ。」(1996)。BGMは「The Stranger/Billy Joel」でした。
「HORIZON DREAM vol.3」(1983)は,イミテーション、佐藤博、カリオカ、小林泉美のコンピで、高中正義は入っていません。
さて、今回の「HORIZON DREAM(ホライズン・ドリーム)/高中正義、深町 純、カリオカ」のクルマは・・・?
ハッチの文字「CIRCUIT PAUL RICHRD」は、フランスのサーキットのようです。
と、なると、場所はコートダジュールの海岸?
今年は行けそうにないなあ・・・(笑)
【登場車両】
RENAULT 4L Fourgonnette
【自己採点】
クルマ度 5点(ルノー!)
魅惑度 4点(完全にわき役)
音楽度 5点(よくできたコンピレーション)
あ、インナーは切り抜きのカセットレーベルになってます。コレを使う人はいたのでしょうか・・・?
いい時代でした。
Posted at 2020/06/15 21:09:59 | |
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