
台風の進路が大きく変わり、雨が降らなそうだったので、、、
茨城県立歴史館(水戸市)で特別展「JOMON Period -縄文の美と技、成熟する社会-」(2020.10.10~11.29が始まったので、行ってみました。
自宅から下道でちょうど2時間でした。
歴史館は有料(特別展開催時は\610 何もない時は\160)ですが、駐車場は無料なので、園内を散策したり、野外施設を見学するだけならお金はかかりません。
歴史館が開館する前に、「旧水海道小学校本館」(県指定文化財)を見学しました。
明治14年(1881)に、現常総市に建てられた洋風校舎が移築されたものです。
9:30になったので、歴史館に向かいました。
今回の目玉は、おそらく国宝の火焔型土器(2点)。
どちらも、「十日町市 笹山遺跡」出土です。
去年の夏、「十日町市博物館」を訪れたときは、写真OKでしたが、今回は借り物ということもあるのでしょう、NGでした。
山形・新潟ドライブ(3日目)
縄文式土器は、深鉢形、火焔型、水煙文型、焼町、火炎(火焔とは別なのかな?)、阿玉台式、加曾利E式、勝坂式、、、と展示されてありました。
土偶も、ハート形、筒形、山形、みみずく、遮光器、とあり、ほかに、土製耳飾、土面、といろいろあって、う~む、群馬かあ、おっ、行田市・・・などと呟きながら、現地の資料館などで見てみたいなあと思いながら、見て回りました。
出口付近で、3点だけ、撮影・SNSアップOKと知りました。
撮りはぐった石棒を撮るために、2周しました。(^-^;
その後、「常設展」を見ました。
茨城県の歴史が分かる展示です。こちらは大体、写真OK。
ロビーにガチャがあるのを助手席の御方様が見つけ、「やる!」とのこと。(\200)
「ハート型土偶」(群馬県東吾妻町郷原出土)が出ました。(^O^)/
以前、「茅野市尖石縄文考古館」のガチャでは、「中空土偶」(北海道函館市著保内野遺跡出土)が出ました。
どちらも、エポック社の「歴史ミュージアム」シリーズですが、「国宝土偶 全5種」の方は\300。
ガチャに夢中になり、、、「一橋徳川家記念室」は見忘れました。(^-^;
歴史館を後にし、「回天(かいてん)神社」(水戸市)を訪れました。

安政の大獄、桜田門外の変、天狗党の乱などで殉じた水戸藩士を中心とした1,785名の志士を祀る神社です。社名は藤田東湖の著作『回天詩史』に由来するとのこと。
幕府軍との戦いで殉難した烈士の墓石371基が、整然と並んでいました。
また、「回天館」という建物がありました。
この建物は、天狗党の乱で、越前敦賀で降伏した浪士が、後に囚われた鰊(にしん)倉です。
敦賀市から常磐神社に移築され、平成元年に、ここ回天神社境内に再移築されたそうです。
中には天狗党に関する資料が展示されてあります。
天狗党員の絶筆が残されていました。
「本州鞍部の町 敦賀の歴史 要智にある町」を参考にさせていただきました。
すぐお隣(南側)に、「大悲山保和院(二十三夜尊桂岸寺)」がありました。
水戸藩家老中山信正の供養のために建てられたものだそうです。
「水戸黄門諸国漫遊旅姿像」がありました。
また、「回天神社」北側には、「常盤(ときわ)共有墓地」があります。
1666年、2代水戸藩主徳川光圀が、水戸藩士のために城下に創設した、特有の寺院に属さない墓地です。当初は墓に戒名を記入することを禁じ、墓碑も一定の大きさと形に定められていたという。
水戸黄門の格さんのモデルとなった「安積 澹泊(あさか たんぱく)」の墓もありました。
次に、水戸市を離れ、「小幡北山(おばたきたやま)埴輪製作遺跡」(茨城町)を訪れました。全国最多59基の窯跡が発見され、国指定史跡となっています。
昭和28年(1953)開墾作業中に人物埴輪、円筒埴輪、馬の埴輪などが出土しましたが、その当時は遺跡の調査は行われず、34年後の昭和62年(1987)、偶然、埴輪製作の窯跡が発見され、調査が進み、平成4年(1992)に国の指定史跡になりました。6世紀中頃以降7世紀前半の遺跡と考えられています。
この地は、古くから「カベット山」(壁土山)と称され、良質の粘土の採れる場所として知られていたそうです。
最後の訪問地は、「小幡城(おばたじょう)跡」(茨城町指定史跡)です。
「小幡北山埴輪製作遺跡」から歩くハイキングコースが紹介されていましたが、クルマで移動です。
結構、狭い道を進むと、広い駐車場がありました。
ここ「小幡城址」は、高い土塁と深い空堀が特徴的な土の城で、中世城郭の遺構がほぼ完全な状態で残っていることで有名なんだそう・・・。(今回、初めて知りました (^-^; )
三方を水田に囲まれ、西に広がる舌状台地に築かれてあります。
築城年代は定かではなく、戦国時代には水戸城の江戸氏の支配下にあり、重要な支城として小幡氏が城主をつとめており、1590年(天正18年)の秀吉による「小田原征伐」の際に、江戸氏は参陣しなかったため、佐竹氏の攻撃を受け落城したそうです。
①ここから、堀底道を歩いて攻城です。
②城内側の土塁も高さがあるので、堀底から見上げると、結構迫力があります。

案内板がなかったら、完全に迷路。ここで上から射かけられたら、OUTだな~。
③「変形武者走り」 両側を攻撃できたそう。
④「櫓(やぐら)跡」
先を急ぐので、上りませんでした。
倒木をくぐって歩を進めます。(^-^;
⑤五の郭(くるわ)と四の郭を結ぶ「土橋」
⑥やっと「本丸跡」です。
⑦本丸に残る「井戸跡」
落城の時に、金の鳥を抱いたお姫様が身を投げたという伝説が残っているそう。
⑧本丸からの帰り道は、ちょっとだけ近道。
他に、⑨土門(大手門)、折邪(おりひずみ)、二重堀などの遺構もみられるようです。
また、⑩東関道自動車道が、七の郭を横断してますが、これだけ遺構が残り、よかったなあ・・・。
木々が多く、曇り空で、写真映えしてませんが、なかなか面白い城址でした!
最近の雨でぬかるんだ所もあり、靴が泥だらけ・・・(スチグレくん,ゴメン~)
遅いお昼は、「がんこや かるがんラーメン」(かすみがうら市)です。
やっぱり「みぞれラーメン」!

大根おろし、梅干しが入ってるんですヨ!
ぜひ一度ご賞味ください。おすすめデス!
で、少しポイントを使ってUターンし、、、
中古レコード店「Rock Bottom」(石岡市)初参戦。

すごい在庫量でしたが、口コミ通り、ジャズ、ヒップホップ系中心で、洋楽ロックはが少なめでした。
狙ってるクルマジャケ・レコがあれば、多少高額でも・・・という気持ちでしたが、見つからず、5枚で1000円コーナーを掘りましたが、5枚掘れず、撤退いたしました。無念・・・
今年(令和2年)2月にリニューアルオープンした「水戸城跡二の丸展示館」、水戸城址(二の丸角櫓と土塀を復元工事中。2021年2月を完成予定)なども寄りたかったのですが、「みぞれラーメン」のせいで、こんなルートになりました。(^-^;
帰宅直前になり、フロントウィンドウに雨粒が確認できる程度の雨が降りましたが、寒くも暑くもなく、気持ちよくオープンドライブができました。(^O^)/
いつも長文・駄文にお付き合いいただき、ありがとうございます。<(_ _)>