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ねも.のブログ一覧

2022年02月19日 イイね!

クルマ・ジャケ「DRIFTIN'(さすらいの恋)」/Alessi

クルマ・ジャケ「DRIFTIN'(さすらいの恋)」/Alessiクルマ・ジャケコーナー第94回は、Alessiの「DRIFTIN'(さすらいの恋)」(1978)です。

Alessi(アレッシー 1976 - )、ご存知でしょうか?

「アレッシー」はBobby AlessiとBilly Alessi(1953 - )のTwins(双子)デュオ。
「The Alessi Brothers」「Alessi Brothers」で活動することもあるようです。


2人は、ロック・ミュージカル「Hair(ヘアー)」のオーディションに合格し・・・

「Hair Original Soundtrack」(1969)



そこで共演したPeppy Castro(G)と「Barnaby Bye(バーナビィ・バイ)」というバンドを組み(D.はMike Ricciardella)、2枚のアルバムを発表しました。

「Room To Grow」(1972)





「Touch」(1973)


バンド脱退後、「Alessi」としてA&Mレコードと契約。

1stアルバム「Alessi (あふれる想い)」(1976)




クレジットを見ると、全曲、自分たちの手によるもので、ビリーがピアノ、ボビーがギターを弾いてます。Ray Parker Jr.(G)、Jeff Porcaro(D)の名もあります!

プロデューサーはThe Fifth Dimension(フィフス・ディメンション)やThe Association(アソシエーション)などのコーラス・グループ(?)を手掛けたBones Howe(ボーンズ・ハウ)。

↑ これらのグループはほとんど知らないのですが、1枚だけ持ってました。

『Aquarius(輝く星座)』/The Fifth Dimension(1969)


前記ミュージカル「ヘアー」の最初と最後の曲のメドレー。
全米1位、グラミー賞最優秀レコード賞・最優秀ポップ・パフォーマンス賞(1970)!


3rdシングル『Oh,Lori(愛しのローリー)』が全英8位(7位?)とヒットし注目され、アルバム収録の『Sad Songs』がオリビア・ニュートン・ジョンに取り上げられました。

「Making A Good Thing Better」/Olivia Newton-John(1977)



2ndアルバム「All for a Reason (ただ愛のために)」(1977)


プロデューサーはブルー・オイスター・カルトを発掘したDavid Lucas。
Steve Gadd、Ridhard Tee、David Spinozza、David Sanborn などが参加してます。
A1のタイトル曲が大好きです(一番好きかな)。

『ただ愛のために(All for a Reason)』


『Oh,Lori(愛しのローリー)』とのカップリング・シングル。
クルマ・ジャケですね!


3rdアルバム「Driftin' (さすらいの恋)」(1978)




プロデューサーは、Boz Scaggs(ボズ・スキャッグス)の「Silk Degrees(シルク・ディグリース)」でもギターを弾いてたLouie Shelton(ルーイ・シェルトン)。

Ed Greene(Ds.)、David Hungate(B.)、Steve Porcaro(Syn.)、lee Ritenour(G.)などによるバックの演奏も文句なし。時代を反映し少しディスコティックなところが・・・。

本日ご紹介のレコはこのアルバムからのシングル・カット曲。


4thアルバム「Words And Music」(1979)




レコの帯には「ゴー・オールナイト 愛と言葉と音楽と」の文字。オリジナルではない曲も取り入れてます。3rdに続きディスコティックな曲がちょっとです。

しかし、本国アメリカではヒットらしいヒットが出ず、A&Mとの契約も・・・


そんな中、2人が書いた『Rise Up』がP.フランプトンに取り上げられ・・・

「Breaking All The Blues」/Peter Frampton(1981)



A&MからQuincy Jones(クインシー・ジョーンズ)主催のQwest (クエスト)に移籍。


5thアルバム「Long Time Friends(そよ風にくちづけ)」(1982)


プロデューサーはChristopher Cross(クリストファー・クロス)とMichael Ostin(マイケル・オースティン オマーティアン??)、そしてExecutive ProducerとしてQuincy Jones。

C.クロスは『Arthur's Theme (Best That You Can Do)(ニューヨーク・シティ・セレナーデ)』(1981)を発表し大人気だった頃の初プロデュース。



アルバム「Long Time Friends」は、S.ルカサー、J.ポーカロ、L.カールトン、M.オマーティアンなどなどが参加するAOR大名盤!
B5『Forever』では、主役を食う(?)C.クロスの美声を聴くことができます。

シングルカット『Put Away Your Love (そよ風にくちづけ)』が全米71位のヒット。本国アメリカでの初ヒット(そして唯一)となりました。ギターはC.クロス。

そして、2人は・・・
”天使の歌声”アート・ガーファンクルのアルバム「Fate for Breakfast」(1979)などでもバックグラウンドボーカルで参加してます。

「Fate for Breakfast」/Art Garfunkel(1979)



映画のサントラにも関わり、
「The Main Event(メーン・イベント)」(1979)


主演で主題歌を歌うBarbra Streisand(バーブラ・ストライサンド)のバックボーカルをアレッシーの2人が務めてます。


「Ghostbusters(ゴーストバスターズ) Original Soundtrack」(1984)


A3『Savin' The Day』がアレッシー。


A5『I Can Wait Forever』はAir Supplyの隠れ名曲! David FosterとJay Graydonがプロデュースしてます!


その後、Barnaby Bye再結成(?)アルバムやEden Roc Records、Home of Jazzなどのレーベルからアルバムを発表していますが、自身のサイト販売のみ(違うかも)があったりで、入手困難なものも多いです。

「Thrice Upon a Time」/Barnaby Bye(2008)



6thアルバム「Hello Everyone」(2003)



7thアルバム「Just Like That」(2006)



8thアルバム「Live! All Our Life」(2009)




このCD(DVD付)は本人たちのサイトから買ったらサインが!(💛マーク付き!) 内容は文句なし!
DVDは「The best of Alessi Brothers Live at Wakker,Home of Jazz 」で、素晴らしいライヴ!





9thアルバム「Two of Us」(2012)


なぜか、Wikipediaには10thアルバムとして「Marathon Day」(2013)が載ってるんですが、本人たちのサイトのDiscographyには無く、逆に「Alessi Special Edition」がサイトにありWikiに無く・・  

この後のCDはあまり持ってません。現在入手困難が多いようです。


10thアルバム? 「Alessi Special Edition」


1stアルバムのリマスター盤?
ボートラとして『Oh Lori』のデモ音源と1stアルバムに入れなかった『Angelina』という曲が入ってるようです。


11thアルバム「Water」(2018)





セルフカヴァーアルバム「Netherland」(2020)というのもあるようなんですが、こちらはWikiにも本人たちのサイトにも無く・・・??



さらに、このブログ作成中にリリースされた・・・!?

「Eden Roc」/The Alessi Brothers(2022)


シングルカットは、The Fab Four(1963 Lennon-McCartney)の『I'm In Love』!!?
今なら本人たちのサイトから買えるのですが・・・


さて、本日ご紹介のクルマ・ジャケ・レコは、
「DRIFTIN'(さすらいの恋)」/Alessi(1978)


歌詞に「She's driftin' in the night」というフレーズがあり、訳詞では「あの子、夜にさまよっている」・・・自分の彼女が遊び回るような子だと知った虚しさを歌ってるようです。

「drift」は「漂流する、さまよう」などの英語で、「ドリフト走行」の語源なんだそう。
ドリフト走行はできないけど、どこかフラフラ彷徨いたいなあ・・・


さてさて、ジャケのクルマは・・・


フォードの初代サンダーバード(Thunderbird 1955 - 57)ですね。愛称はクラシック・バーズ、リトル・バーズ。
Ford Thunderbird フォード・サンダーバード 初代 (1955 - 57) 1955 ?



取り外し可能なハードトップが標準装備で、ファブリック製のコンバーチブルはオプション設定だったそう。


バンパー形状やロゴの位置などからこのジャケのT-Birdは1955年モデルではないかと思います。


【登場車両】
Ford Thunderbird フォード・サンダーバード 初代 (1955 - 57) 1955 ?

黒もいいけど、他の色もいいネ!









【自己採点】
クルマ度   7点(初代T-Birdの初期モデル? いやあ、いいなあ~)
魅惑度    7点(イケメン・ツインズと古き良きアメリカン・スペシャルティ!)
音楽度    8点(ハイトーン・ポップ、いいですよ~!)
Posted at 2022/02/19 22:12:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ・ジャケ | 音楽/映画/テレビ
2022年02月13日 イイね!

クルマ・ジャケ「ブルーに泣いてる・・・(Song In Blue)」/Kazu Matsui Project featuring Norman Dozier

クルマ・ジャケ「ブルーに泣いてる・・・(Song In Blue)」/Kazu Matsui Project featuring Norman Dozierクルマ・ジャケコーナー第93回は、Kazu Matsui Project featuring Norman Dozier(カズ・マツイ・プロジェクト・フィーチャリング・ノーマン・ドジャー)の「ブルーに泣いてる・・・(Song In Blue)」(1984)です。


Kazu Matsui(1954 - )は前回、「クルマ・ジャケ「DESIRE(Short Road To Heaven)」/Kazu Matsui Project featuring Chris Farren」で簡単にご紹介しました。


本日ご紹介のシングルはこのアルバムに入ってるようです。
「Is That The Way To Your Heart(色彩の譜)」/The Kazu Matsui Project(1984)


Kazu Matsui ProjectのCDはいずれも入手困難で・・・ (>_<)


Norman Dozier(ノーマン・ドジャー)はご存知でしょうか?

ジャケ裏の紹介を読むと、『アメリカ西海岸で活躍するシンガー・ソングライターでモータウン系のアーティストに曲を提供したり、ボーカリストとして参加したりしている』そう。

また、『最近ではロックウェルの大ヒット・アルバム「スキャンダラスな肖像」の中の4曲を共作し、「心のコラージュ」ではロックウェルとデュエットしています。』とあり、このアルバムですね。

「Somebody's Watching Me(スキャンダラスな肖像)」/ROCKWELL(1984)


ソロアルバムも出してるようです。

「I Am U」/Norman Dozier(1986)



さて、本日ご紹介のクルマ・ジャケ・レコは、

「ブルーに泣いてる・・・(Song In Blue)」/Kazu Matsui Project featuring Norman Dozier(1984)


Grant Geissman(G.)、Russell Ferrante(P.)、Carlos Vega(D.)、Nathan East(B.)、Bill Meyers(Syn.)、Brian Mann(Syn.)といったバックで、特にKazu Matsui の名は見当たりません。


ジャケには『日米シンガー・ソングライターのドッキング!〝安全地帯″の玉置浩二のメロディーが国境を越えた。』とあり、作曲は玉置浩二! 作詞はNorman Dozierのようです。


↓ このアルバムには松井五郎作詞の『ブルーに泣いてる・・・』が収められてます。

「安全地帯III〜抱きしめたい」/安全地帯(1984)


結構好きだったな~。Ⅱが特に。陽水との『夏の終わりのハーモニー』も良かった・・・。
いい曲書くし歌も上手いし、ひろ子ちゃんとの件が無ければな~


で、ノーマン・ドジャーの『ブルーに泣いてる・・・(Song In Blue)』は「ブリヂストン 330 EAGER」のCFソングです。

「EAGER(イーガー)」は、1980年代前半に登場したポテンザより低価格なスポーティータイヤ「310ターボ」(70/60偏平)の後継モデルで、60/55/50偏平のタイヤ。

CMの動画がありました。

『California Sports Car Club at Willow Springs Race Way』とあり、草(?)レースで2台のカマロが競っている(?)ような映像です。








ということで、ジャケのクルマは、


Chevrolet Camaro(シボレー・カマロ) 3代目(1982 - 92)


GM(ゼネラルモーターズ)がシボレーブランドで1967年から販売しているスペシャリティカー。車名は古フランス語で友人を意味するそうです。


この3代目では、ボディサイズが縮小(全幅1,849mm)され、グリルレスのフロントマスクが採用されるなど、先代から大幅なイメージチェンジが図られ、カタログ落ちしていたコンバーチブルが復活(1987)しました。

1984年にはデジタル・スピードメーターが採用されたようなので、それ以前のモデルですね。




【登場車両】
3代目 シボレー カマロ Z28   1982 ?




【自己採点】
クルマ度   7点(アメリカン・スペシャリティカーではかなり好き)
魅惑度    6点(ジャケは意味不明・・CMがイイ感じ)
音楽度    7点(玉置浩二×Kazu Matsui+Norman Dozier いいネ!)
Posted at 2022/02/13 09:20:45 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ・ジャケ | 音楽/映画/テレビ
2022年02月12日 イイね!

クルマ・ジャケ「DESIRE(Short Road To Heaven)」/Kazu Matsui Project featuring Chris Farren

クルマ・ジャケ「DESIRE(Short Road To Heaven)」/Kazu Matsui Project featuring Chris Farrenクルマ・ジャケコーナー第92回は、Kazu Matsui Project featuring Chris Farren(カズ・マツイ・プロジェクト・フィーチャリング・クリス・ファーレン)の「DESIRE(Short Road To Heaven」(1985)です。



まず、Kazu Matsui(1954 - )、ご存知でしょうか?



東京生まれ、米国在住の尺八奏者です。


オリエンタルなフュージョン・ミュージシャンとして、ラリー・カールトンらとともに、カズ・マツイ・プロジェクト名義でリーダー作『TIME NO LONGER』を発表し、尺八によるニューエイジ・ミュージックが話題を呼びました。

「Tme No Longer(愛の黙示録)」/Kazu Matsui Project(1981)




Larry Carlton(ラリー・カールトン)、Lee Ritenour(リー・リトナー)、Steeve Lukather(スティーヴ・ルカサー)、Robben Fprd(ロベン・フォード)のギターと松居和の尺八のコラボがなんとも・・・!?





このアルバム以外は聴いてないのですが、プロジェクトやソロで何枚かアルバムを出しているようです。


そして、Chris Farren(クリス・ファーレン)ですが、ネット情報では、、、


『80年代からソングライター/プロデューサーとして活躍し、バックストリート・ボーイズ、マイケル・マクドナルド、エア・サプライなど数多くのアーティストとの仕事でグラミー賞に4回もノミネートされている』そうです。


Air Supplyの12thアルバム「The Vanishing Race(ヴァニシング・レース)」(1993)の『Evidence of Love』にファーレンの名を見ることができました。



また、ヴォーカリストでもあり、アサヒ・スーパードライのCM ソングなども歌ってるようです。
『Special Woman』/Chris Farren(1987 ?)


ジャケは落合信彦氏。『飲むほどにドライ 辛口、生』


最近、こんなCDも出ているようです。

「IN SO MANY WORDS」/CHRIS FARREN(2021)


ブルース・ガイチ、ティモシーB.シュミット、ジョセフ・ウィリアムズ、ランディ・グッドラム、エイミー・ホーランド、シェリル・クロウなどが参加し、AOR好き必聴とのこと。


さて、本日ご紹介のクルマ・ジャケ・レコは、
「DESIRE(Short Road To Heaven)」/Kazu Matsui Project featuring Chris Farren(1985)



クルマ・ジャケコーナー第76回「Drive Away」/Fire Ball(1986)に続き、ブリヂストンのCFソング。
この時は持ってなく、「欲しい~」と書いてます。(笑)

「ブリヂストン ALEPH(アレフ)」は、A370・A372・クエストなどの商品名で70/65シリーズとして製造されたタイヤ。


CMの動画がありました。

「新タイヤ理論RCOT採用 新登場 ALEPH 70SERIES」





えっ、男4人!?


ジャケではよく判りませんでしたが、動画を見るとよく判りました。
アルファ ロメオ・スパイダー!


初代Alfa Romeo Spider(アルファロメオ・スパイダー 1966 - 93 )には、いくつかのデザインがありますが、ジャケのクルマは『リアシートを追加し2+2化(1974 - 75)され、対米輸出用にウレタン製の衝撃吸収バンパーが装備(1974 - )されたモデル』ですね。


この直線的なリアデザインはイタリア語で「コーダトロンカ」と呼ばれ、コーダ(coda)は尻尾、トロンカ(tronca)は切り落とされた、という意味のようです(英語では「カムテイル」)。


くまとっどさんの「コーダトロンカ」がとても参考になりました!


Spider誕生当初のリアは優雅な「ボートテイル」。昔の船に似た姿からそう呼ばれたそうですが、美しいですねえ。

初代 Alfa Romeo 1600 Spider Duetto(1966 - )


「1750スパイダー・ヴェローチェ」(1967 - )は、映画「卒業」(1967)で、ダスティン・ホフマン演じる主人公が卒業祝いで買ってもらった車として登場してます。









「ミセス・ロビンソン/動物園にて」/Simon & Garfunkel(1968?)



「ボートテイル」も「コーダトロンカ(カムテイル)」もどちらもカッコイイですね!


【登場車両】
Alfa Romeo Spider(アルファロメオ・スパイダー 1966 - 93 ) 1974 ?



【自己採点】
クルマ度   8点(もらえるなら「ボートテイル」の方? 悩む~(^-^; )
魅惑度    7点(大人4人は無理だろ~。)
音楽度    7点(ハードAOR。かなりイイですよ~。)
Posted at 2022/02/12 20:20:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ・ジャケ | 音楽/映画/テレビ
2022年02月12日 イイね!

クルマ・ジャケ「サンシャイン・オン・ミー」/SPLINTER

クルマ・ジャケ「サンシャイン・オン・ミー」/SPLINTERクルマ・ジャケコーナー第91回は、SPLINTERの「サンシャイン・オン・ミー(Sun Shine On Me)」(1977)です。

SPLINTER(スプリンター 1974 - )、ご存知でしょうか?

splinter とは「木の切れ端」のことのようで、
「sprinter (短距離走者)」とはスペルが違います。


スプリンターはBILL ELLIOTT(ビル・エリオット)とBOBBY PURVIS(ボビー・パーヴィス)の幼なじみデュオで、ジョージ・ハリスンが設立したDark Horse(ダーク・ホース)の第1弾としてデビュー(1974)!



1stアルバム「The Place I Love」(1974)


ジョージ自らプロデュースを手掛け、Hari Georgesonという変名で全曲に参加しているようです。


2ndアルバム「Harder To Live」(1975)



3rdアルバム「Two Man Band(愛のポートレート)」(1977)




ダーク・ホースでのラスト・アルバム。
レコーディングは前2作同様、ジョージの自宅スタジオであるフライアー・パークで、ジョージも少しだけギターを弾いているようです。


ジャケの青い丸いシールはレンタル店のもの。剥がせない・・・(T_T)


日本武道館で行われた「第7回世界歌謡祭(World Popular Song Festival in Tokyo '76)」に参加したことをきっかけに日本との関係が深まります。

「第7回世界歌謡祭実況アルバム」/various(1977 ?)




Deep Purpleの「Live in Japan」に似てる?


スプリンターは『Love Is Not Enough(To Stay Alive)(恋のハーモニー)』で入賞してます。


Jigaw(ジグソー)も『Paint The Smile On(恋のクラウン)』で入賞。
グランプリ最優秀歌唱賞は庄野真代(『グッドバイ・モーニング(Goodbye Morning)』)。


シングル『恋にさよならを(I Can't Turn You On)』、『ブルーな金曜日(Brack Friday)』などを発表しますが・・・


ほとんど売れなかったせいかはわかりませんが、タケカワユキヒデや中村雅俊のカヴァー曲を発表。

『ロンリー・マン』/スプリンター(197?)




A面が日本語(中村雅俊が作詞!?)でB面が英語のようです。


『いつか街で会ったなら』/スプリンター(1979)


中村雅俊のヒット曲の英語カヴァー。B面はゴダイゴの『ガンダーラ』。
編曲は大野雄二。

↓ このアルバムで聴くことができます。

「アワー・フェヴァリット・ソングス/Our Favorite Songs」/Various Artists (1979)




「日本テレビ音楽」の発足10周年を記念して制作された「NTVM After 10 Years」(非売品)から12曲のみを1枚にまとめたレコ。

A2『ガンダーラ』、A4『ドミンゴ・ベイ』、B1『いつか街で会ったなら』、B4『ドリーミング』の4曲が、歌:スプリンター、演奏:ユー&ザ・エクスプロージョン・バンド(大野雄二)。A4,B4はスプリンターのオリジナルのようです。

ゴダイゴや大野雄二が演奏した『太陽にほえろ!』、『ルパン三世』、『ペッパー警部』などもあり、フロアで使えるかも~。


日本で制作されたこんなCDがあるようです。
「Hari + Splinter's Dark Horse」(2008)


1stアルバムに日本語版の『Lonely Man』などを収録したCD。
クレジットには、Hari Georgeson(G.)、Jim Keltner(Ds.)、Gary Wright(P.)、Alvin Lee(G.)、Billy Preston(Or.)、Mel Collins(Horns)などの名前が!


Wikipediaによると、スプリンターは10作のアルバムを発表しているようで、最新作(2021年現在)は、
「NEVER WENT BACK」/SPLINTER(2020)


まだまだがんばっているようです!
私は本日ご紹介のシングルと3rdアルバムくらいしか聴いてませんが、機会があったらぜひ聴いてみたいものです(なかなか入手困難のようですが・・・)。

「スプリンター」、アコースティックな感じとハーモニーが美しく、ちょっとG.ハリソンっぽい曲もあるのに、本国でも日本でもあまり売れず、、、
しかし、中村雅俊やゴダイゴのカヴァーなどを歌わせる日本での売り出し方はどうだったんでしょう・・・?


さて、本日ご紹介のクルマ・ジャケ・レコは・・・
『サンシャイン・オン・ミー(Sun Shine On Me)』/SPLINTER(1977)






前回ご紹介した『スプリンター・リフトバック』(作詞:奈良橋陽子、作曲:タケカワユキヒデ、編曲:ミッキー吉野)のカヴァー。バックの演奏もゴダイゴが担当してるようです。

ジャケには『あのスプリンターがトヨタ、スプリンターをうたう!!さわやかで、ほのぼのとしたハーモニー、愛にあふれるメロディーは日本のポップ・ファンをとりこにしてしまう。ポストS&Gのダークホース、スプリンターに注目!!』と小さな文字で長々とあります。

おそらく、前回のタケカワユキヒデの『SPRINTER LIFTBACK』の後のスプリンターCM曲。
この時の近藤正臣のお相手はラムちゃんではなく、ステファニー。







きっとラムちゃんファンから抗議の電話が殺到したんだな~(笑)


で、ジャケのクルマは、前回と同じトヨタ・スプリンター・リフトバック。



蛇足になりますが、こちらはさらにその後、次の4代目 E70型(1979 - 83)のCMソングのレコ。

『美しくなければ....』/マドリーン・ケーン


マドリーン・ケーン(1958 - )は、スウェーデンのモデルで歌手。
プレイボーイ誌にヌードで出たり、US Hot Dance Music/Club Play chartで5曲のトップ10ヒットを持っているようです。

CMのキャッチフレーズは「美しくなければ車ではない」

DOHCの2T-GEUが、セダン、HT、LB、クーペの各ボディに搭載されました。

クーペのトリノはもちろんですが、HTがカッコよかったなあ~。


LBのGTは希少でしょうか・・・?


【登場車両】
トヨタ・スプリンター(SPRINTER)3代目(E40/60型 1974 - 79)リフトバック(1976 - )




【自己採点】
クルマ度   7点(好きなスタイル!)
魅惑度    6点(しかしダジャレで使うとはトヨタもやる~)
音楽度    7点(このシングルはともかく、SPLINTER、イイです!)
Posted at 2022/02/12 06:15:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ・ジャケ | 音楽/映画/テレビ
2022年02月11日 イイね!

クルマ・ジャケ「SPRINTER LIFTBACK -Travelling On A Sundeck」/タケカワユキヒデ

クルマ・ジャケ「SPRINTER LIFTBACK -Travelling On A Sundeck」/タケカワユキヒデクルマ・ジャケコーナー第90回は、タケカワユキヒデの「SPRINTER LIFTBACK -Travelling On A Sundeck」(1976)です。


タケカワユキヒデ(本名:武川行秀 1952 - )、ご存知でしょうか?

ゴダイゴ(GODIEGO 1975 - 85, 99, 2006 - )のボーカリストで、幅広くソロ活動も行っています。


アルバム「走り去るロマン(PASSING PICTURES)」(1975)でソロデビュー。


全曲英詞。クレジットには、岡沢章(B.)、村上ポンタ(Ds.)、深町純(Key.)、ミッキー吉野(Key.)、五藤次利(B.)、石川鷹彦(G.)、チト河内(Ds.)らの名前があります。

コチラは再発盤(1978)


さらにゴダイゴ人気で1979年にも新ジャケで再発売。


『ぼくらのしあわせ/HAPPINESS』は、ゴダイゴの演奏で新録音され、『ハピネス』のタイトルで収録。
ソロでのシングルも出てます。





上記のソロアルバムを手助けしたミッキー吉野(1951 - )とゴダイゴを結成(1976)し、「GODIEGO(ゴダイゴ:新創世紀)」(1976)、サントラ「いろはの"い"」(1976)、「ハウス」(1977)を制作し・・・

「DEAD END」/ゴダイゴ(GODIEGO)(1977)


トミー・スナイダーが加入し、ゴダイゴとしての実質的な1stアルバム。


そして、『ガンダーラ』、『モンキー・マジック』、『銀河鉄道999』、『ビューティフル・ネーム』といった数々のヒット曲で一時代を築きました。


ゴダイゴは1985年に解散するも、2006年に再結成し活動を続けてるようです。


さて、本日ご紹介のクルマ・ジャケ・レコは、

『SPRINTER LIFTBACK~TRAVELLING ON A SUNDECK(スプリンター リフトバック~光の中を走るサンデッキ〜)』 /タケカワユキヒデ(1976)


作詞:奈良橋陽子、作曲:タケカワユキヒデ、編曲:ミッキー吉野。
トヨタ・スプリンターリフトバックの非売品販売促進用レコードです。


ジャケ裏の「タケカワユキヒデの横顔」には・・・

 ・全曲を英語で歌うシンガーソングライター。昭和27年浦和市に誕生。
 ・現在、東京外国語大学、英米科4年生。
 ・秋吉久美子主演「バージン・ブルース」の映画音楽担当。
 ・'75年1月LP「パッシング・ピクチュアーズ/走り去るロマン」を出す。
 ・同3月より日本縦断のコンサート活動。
 ・'76年4月、タケカワ・ユキヒデ&ミッキー吉野グループのGODIEGOを結成。

で、ジャケ表に戻ると・・・


アグネス・ラム ~!!

ジャケは三つ折りになってるんです。




CMには当時19歳のアグネス・ラム(Agnes Nalani Lum 1956 - )と34歳の近藤正臣(1942 - )が出てたんですね~!












近藤正臣が裏山椎~~ (^-^;

そんな近藤正臣の3rdアルバム
「もしも君に逢えずにいたら」(1978)




近藤正臣はシングル5作、アルバム7作(ライブ1作を含む)を発表してるようです。あ、関係ないですね。 (^-^;


この曲は、ゴダイゴの「CMソング・グラフィティ/ゴダイゴ・スーパー・ヒッツ」(1978)にも収められてます。


↑ このレコはお小遣いをはたいて買った当時モノ。売れてるから絶対イイんだろうと買いましたが、当時ジェネシスなどを聴いてたので・・・(^-^;
B1に『スプリンター・リフトバック』を収録。

ジャケの大きな赤い椅子は、撮影された横浜・元町の家具店「ダニエル(ダニエル元町インテリアスタジオ)」に今でもあるんですって!



で、ジャケのクルマは当然、トヨタ・スプリンターリフトバック。



トヨタ・スプリンター(SPRINTER)は、初代カローラのクーペボディに「カローラ・スプリンター」とネーミングされ登場(1968)した後、2代目カローラ発売翌年(1971)にはカローラと販売チャンネルの異なる兄弟車となります。カローラがカローラ店、スプリンターがオート店だったかな?スプリンターは、2002年で34年の歴史に幕を閉じてます。


このリフトバックは3代目(1974 - 79)に追加(1976)されたモデルで、排出ガス規制でDOHCがカタログ落ちする中、その新鮮なスタイリングなどで人気を得ました。

トヨタのリフトバック名称はセリカ・リフトバックに次ぐものですが、セリカのスポーティーなクーペボディとはかなり違いますね。

マイチェン(1977)でLBにもツインカム2T‐Gエンジン搭載のGTグレードが追加されたようです。


ジャケ裏に詳細なPRが・・・


「・・・アンティークのもつ人間的な温かさを求めて古都に出かけたり、自然の声を聞きに、集音器やテープレコーダーを積んで出かけるのもいい。行動半径の広がったヤングアダルトにとってはパーティのフォーマルな席も待っているはず。・・・」

まあ、ラムちゃんに気を取られ、歌やクルマはどうでもよく・・・(;^_^A


【登場車両】
トヨタ・スプリンター(SPRINTER)3代目(E40/60型 1974 - 79)リフトバック(1976)




【自己採点】
クルマ度   7点(好きなスタイル!)
魅惑度    6点(表紙がラムちゃんなら10点か!?)
音楽度    7点(ゴダイゴ、ちゃんと聴き直そうかな~)
Posted at 2022/02/11 08:30:27 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ・ジャケ | 音楽/映画/テレビ

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何シテル?   06/02 05:03
スチグレ・タンレザーに一目惚れした「ねも」と申します。2017年3月に10年・10万km超の中古を手に入れることができました。愛車を通じて皆さんと交流できたら幸...

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はじめまして。スチグレ・タンレザーに一目惚れした ねも.と申します。2017年3月に10 ...
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