• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ねも.のブログ一覧

2022年07月05日 イイね!

クルマ・ジャケ「合鍵」/五輪真弓

クルマ・ジャケ「合鍵」/五輪真弓クルマ・ジャケコーナー第116回は、五輪真弓の16thシングル『合鍵』(1979)です。

五輪真弓(いつわまゆみ 1951- )、ご存知でしょうか?


東京出身。銀座でギターの弾き語りバイトをしたり、渋谷のジャンジャンや米軍キャンプなどで歌いながら、ニッポン放送「バイタリス、フォークビレッジ」のオーディションに合格し、歌手デビューへ。

ユーミンの前年にデビューし、日本女性シンガーソングライターの草分けとも呼ばれるようです。

今年(2022年)、デビュー50周年。
「五輪真弓デビュー50周年アニバーサリーイヤースペシャル企画 カレンダー待受画面ダウンロードプレゼント」なんていうのがネットにありました。



2013年までに44枚のシングルと22枚のアルバム(ライブ含まず)を発表しているようですが、私が持ってるレコで少しまとめてみます。

シングル『少女』とアルバム「少女」の同時発売でデビュー。

1stシングル『少女』/五輪真弓(1972)


1stアルバム「五輪真弓/少女」/五輪真弓(1972)




A5作詞:永井良司を除き、作詞・作曲:五輪真弓でとてもアコースティックで内省的なアルバム。
ロサンゼルス録音で「デモテープを聴いて感銘を受けたというキャロル・キングがレコーディングに参加!」(A3,B3でピアノ)というふれこみでしたが、実際のところは・・・

レコード業界に新規参入(1968)したCBSソニーは、「五輪真弓」という素晴らしい素材のために「UMI」という彼女だけのレーベルをつくり・・・


当時アメリカで人気の「シンガーソングライター」というスタイルで売り出そうと考え、「タペストリー」が大ヒット中のキャロルキングを参加させてこの1stアルバムを制作したようです。

「Tapestry(つづれおり)」/Carole King(1971)


「五輪真弓/少女」は商業的に成功し、その後多くミュージシャンたちが海外レコーディングを行う先駆けともなりました。


2ndアルバム「風のない世界」(1973)


ハリウッド録音。今回もキャロル・キングがピアノで参加(A3,B3)。


シングル『少女/煙草のけむり』/(197? 06SH 601)


デビュー曲『少女』と4thシングル『煙草のけむり』(1973)のカップリング盤(?)
発売時期不明です


1stライブアルバム「冬ざれた街」(1974)




渋谷ジャンジャン(Jean Jean)における初ライブ収録盤。
Joni MichellやCarole Kingなどの曲も歌ってます。
バックメンバーは、石川鷹彦(A.G)、;深町純(P,Key)、村岡健(Sax)、大村憲司(E.G)、高水健司(B)、村上秀一(D)!


3rdアルバム「時をみつめて」(1974)


ロサンゼルス録音。Larry Carlton(G)、Russ Kunkel(D)、Danny Kortchmar(G)、Jim Horn(Horns)、Leland Sklar(B)などがバックを務めてます。


2ndライブアルバム「本当のことを言えば」(1975)


渋谷ジャンジャンでのライブ収録盤。
Craig Dorege(Key)、Leland Sklar(B)、村岡健(Horns)、林立夫(D)、大村憲司(G)、河原直美(Per)らがバックを務めてます。
ラリー・カールトンのギターなどがスタジオでオーヴァーダビングされたようですね(必要あったのかな?)。


4thアルバム「Mayumity - うつろな愛」(1975)


ロスからDavid Campbell(Arrengement)とLoren Newkirk(E.P)を招いて収録したり、自宅でレコーディングしたりしたそうで、本人曰く「自分の声質が自然の空気の中で最大限に生かされた録音」だそう。
細野晴臣(A4)、鈴木茂(A1,2,4,B2,4)との初セッションも!

3rdライブアルバム「The SHOW- Best Concert Album'75」(1975)




1974-75の2年間に3枚のライブアルバムをリリース!


5thアルバム「えとらんぜ」(1977)


パリ録音。4thアルバムを絶賛したCBSフランスの招へいで渡仏し制作されたアルバム。
A面はフランス語に訳された『少女』『冬ざれた街』など。


6thアルバム「蒼空 - TODAY」(1977)


ハリウッド録音。Larry Carlton(G)、Lee Ritenour(G)が参加したアルバム。

1977年頃は“クロスオーヴァー”がブームとなり、渡辺貞夫のバックにリー・リトナー、五輪真弓のバックにラリー・カールトンと2大ギタリストが来日。

ネット情報では、ラリー・カールトンのライブで五輪真弓がゲストとして数曲歌い、青学の学園祭に五輪真弓のバックにラリーカルテンカルテットが出演。1曲目に『Room 335』を演ったそうな?!

↓ このレコは当時かなり売れたのではないでしょうか。

「Larry Carlton(夜の彷徨)」/Larry Carlton(1978)


「Mr. 335 Live in Japan」/Larry Carlton(1979)



7thアルバム「残り火」(1978)


A1『さよならだけは言わないで』がシングルヒットし、TBS「ザ・ベストテン」でテレビ初出演。

13thシングル『さよならだけは言わないで』(1978 作詞・作曲: 五輪真弓、編曲: 船山基紀)



8thアルバム「岐路(みち)」(1979)




パリ録音。アレンジは全曲Michel Bernhole。
A1『合鍵』が本日ご紹介のシングル。


9thアルバム「恋人よ」(1980)


先行シングルA1『恋人よ』(1980 18thシングル 作詞・作曲: 五輪真弓、編曲: 船山基紀)が大ヒット(オリコン1位)!


第22回日本レコード大賞金賞を受賞(1980)!
NHK紅白歌合戦にも『恋人よ』で初出場(1980)し、1988年まで通算5回出場しています。

この最大のヒット曲『恋人よ』の歌詞は、五輪のデビュー当時のプロデューサーの葬儀に参列した帰り道で思いついたものだそうです。


4thライブアルバム「春愁」(1981)


パルコ西武劇場でのライブ・アルバム。
クレジットも写真もないのでバックメンバーはわかりません。


10thアルバム「マリオネット」(1981)


パリ録音。
A3『リバイバル』は20thシングル(1981)。この曲でNHK紅白歌合戦(1981)に2年連続2回目の出場。


11thアルバム「潮騒」(1982)




A2『心の友』はラジオから火が付いたインドネシアで「第二の国歌」とまで言われるほど大ヒットした曲。
1982年に香港スタジアムで初の日本人ワンマンコンサートを行うなど、東南アジア各国で人気を得、『恋人よ』は現在でも歌い継がれているとか・・・。


6thライブアルバム「1984五輪真弓ライヴ 熱いさよなら」(1984)




中野サンプラザ(1984年6月)でのライヴ録音。
バックは鈴木宏二(P)、坂下秀実(Key)、広瀬徳志(D)、榊原雄一(B)、徳武弘文(G)、土方隆行(G)、村岡建(Sax,Fl)、矢坂順一(Per)。
B5『熱いさよなら』はTVドラマ「ザ・サスペンス」のテーマ曲。


12th「窓 〜せめて愛を〜」(1983)、13th「風の詩」(1985)、14th「時の流れに」(1986)は持ってません・・・


15thアルバム「Wind and Roses」(1987)


タイトル曲A1『Wind and Roses』はデビュー45周年ツアー(2017)でのアコギ弾き語りをYoutubeで見ることができます。
五輪真弓「Wind and Roses」Live Performance
https://www.youtube.com/watch?v=JnZfsNAvvQo


16th「ノスタルジー」(1988)以降も持ってません・・・

五輪は1984年に結婚。独立し五輪真弓音楽事務所「ロレイユ」を設立。
1980年代後半からは出産・育児のため活動をセーブ。

2013年に9年ぶりのオリジナルシングル『BORN AGAIN』を発表、全国コンサートツアーなど行い、現在でもライブ活動は行っているようです。


さて、本日ご紹介のクルマジャケ・レコは・・・

『合鍵』/五輪真弓(1979 16thシングル)


♪ ・
  ・
  あの人の アパートの窓あかり みつめてる
  私はかえれない もうあの部屋には
  ・
  ・
  駐車場に 置き去りの 乗り馴れた 車にも
  あの人の 横顔の 冷たさが 浮かんでる
  ・
  ・
  ドアをあけさせて もういちど


アパートの「合鍵」は返したけど、クルマの「合鍵」はまだ持ってる・・・
あのクルマでのドライブ・・・ なんて深読みしてみたくなります。


代表曲の一つのようですが、図書館で借りたCDの『合鍵』収録状況は・・・


「Lovers & Friends」(2013 デビュー40周年記念ベスト) 未収録 ×

「五輪真弓ライブ 心の友〜 AFTER DECADES」(2016 7thライブ) 収録 〇

「GOLDEN☆BEST五輪真弓-スペシャルセレクション-」(2017 21stベスト) 収録 〇

・・・微妙ですね(;^_^A)


さてさて、ジャケのクルマは・・・


パリ録音ですので、パリで撮影、フランス車と言えば・・・

シトロエンGSパラスと思います!


【登場車両】
Citroëns GS Pallas 1977 – 79 ?






【自己採点】
クルマ度   7点(シトロエン、一度乗ってみたいものです。)
魅惑度    6点(パリの寒空と五輪真弓・・・合い過ぎ?)
音楽度    5点(クルマの合鍵だったら面白いな~。再評価されるべき歌手ですね。)
Posted at 2022/07/05 06:05:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ・ジャケ | 音楽/映画/テレビ
2022年07月02日 イイね!

クルマ・ジャケ「THE HOT SHOT」/Dan Siegel

クルマ・ジャケ「THE HOT SHOT」/Dan Siegelクルマ・ジャケコーナー第115回は、Dan Siegelの「THE HOT SHOT」(1981)です。

Dan Siegel(ダン・シーゲル1976-)、ご存知ですか?


スムースジャズ・ブームの火付け役とも言われるシアトル出身のキーボード奏者です。


おそらく日本のフュージョン・シーンにも影響を与えたんじゃないでしょうか。

ギターやサックスがメロを奏でる曲は日本のスクェア(THE SQUARE,T-SQUARE 1976-)を思い起こさせます。

ラジオ・TVなどでのBGMで数多く使われているそうなのですが、Dan Siegelの名はあまり知られてないと思います。


1980~2021年までに23作のアルバムを発表しているようですが、他に私が持ってるレコは初期のものばかりで・・・


3rdアルバム「Oasis(オアシス)」/Dan Siegel(1981)


A1『First Dance』はギター(Richard Smith)が、A2『Sugar Baby』はサックス(Jeff Homan)がメロディを奏でる軽快でキャッチーな曲。

A3『Oasis』はDanのエレピ?が主役の物憂げな感じの曲。

B1『Pension Plan』はサックスをメインに、トランペット(Jerry Sokolov)、キーボード、ギターがソロをとる爽やかな曲。ベース(Rob Thomas)もドラム(Carlton Jackson)も弾みます。

B2『EAT AND RUN』はベーシストでもあるRob Thomasのヴァイオリンをフューチャーしたスピーディな曲で、続くB3『Broken Dreams』も翳りのあるロック調の曲。

B4『Epilogue』はスキャット?が入り、優しげでちょっぴり寂しい感じでアルバムを締めくくります。

Donny Hathaway作のA4『Valdez In The Country』以外はDanの曲ですが、Danのキーボードはそれほど表に出ていないアルバム。爽やかさとどこか寂しさを感じさせるジャケがぴったりの名盤ですね。


4thアルバム「Dan Siegel(ロスト・イン・メモリー)」/Dan Siegel(1982)


メジャーレーベルであるエレクトラ移籍後の1作目。

全作曲とプロディースを自身で手掛け、Larry Carlton(G on A2,B1,5)、Abraham Laboriel(B on A1,3)、John Robinson(Ds on A1,3)、らが参加(他にはPaul Jackson Jr.、Tom Scott、Tom Browne等々)。


ラストB5『The Conqueror』はLarry Carltonのギターソロが聴けるロックナンバーでそれ以外はほぼポップな曲ばかり。聴きやすいポップ・フュージョン(?)の名盤ですね!


オリジナルのジャケはコチラ。


日本盤のジャケはSotaro Hirose(広瀬壮太郎?)が撮った写真のようですが日本盤の圧勝?(^-^;)


5thアルバム「Reflections」/Dan Siegel(1983)


Rob Thomas(B)、Gary Hobbs(Ds)、Garry Hagberg(G)らいつものメンバーで、前作同様のメロディアスで軽快な曲を演奏しています。
かなりいいですねえ。


6thアルバム「ANOTHER TIME, ANOTHER PLACE」/The Dan Siegel Project(1984)


参加メンバーがDanの他にPat O'hearn(B,Syn,E.Per.)とAlex Acuna(A.Per.)の2人というProject。

Pat O'hearn(パット・オハーン)は元フランク・ザッパのバンド・メンバーで、Alex Acuna(アレックス・アクーニャ)は元ウェザー・リポートの一員。

つまり、ギターやサックス等が使われておらず、シンセが中心。フュージョンというよりワールド・ミュージック的な曲もあり、キャッチ―さは少な目で、やや硬質で透き通った感じのアルバム。まあ、これまでとはだいぶ違います。


その後のアルバムは未聴なのですが、「ANOTHER TIME, ANOTHER PLACE」の路線だとあまり私の好みではありません・・・。

2021年にもアルバムを発表しており、LAを拠点にラリー・カールトンらのプロデュースやスタジオ・ワークでも活躍しているようです。


さて、本日ご紹介のクルマ・ジャケ・レコは・・・

「THE HOT SHOT」/Dan Siegel(1981)



メジャーデビュー盤「Dan Siegel(ロスト・イン・メモリー)」(1982)に先立ち3枚のアルバムをインディーズレーベルに残していますが、そのうちの1枚(たぶん2nd)。

これら3枚のアルバムをまとめた「The Inner City Years」というCDがあったようなのですが、入手困難?


「THE HOT SHOT」は全米ラジオ&レコーズのジャズ・チャート1位を獲得。
ビルボードのジャズ・チャートで10週連続トップ10入りし、全米でのスムース・ジャズ・ブームの火付け役となりました。


メンバーは、Dan Siegel(Key,Voice,Per)、Garry Hagberg(G)、Rob Thomas(B,Vln)、Gary Hobbs(Ds,Per)。
ゲストとして、Jeff Homan(Sax)、Marc Siegel(Voice)、Edward & Cindy McManus(F.Horn), Sue Davis(Harp)が参加しています。

A1『THE HOT SHOT』はまさにフュージョンという感じ。いい意味で特に大きく盛り上がらないところや、これ見よがしな派手な演奏がないところがスムース・ジャズなのかな?

A2『Sweet Talk』はタイトル通り、軽やかなギターとエレピがささやき合ってるような曲。確かにラジオの交通情報などのBGMにぴったりかも。

A3『A Gentleman's Retreat』はエレピが歌うジャージ―な感じの曲。

A4『Once Upon A Time』はしっとりとしたピアノがいい感じ。ドラムが単なるBGMにしてない感じ。

A5『The Twisted』はファンキーなロックチューン。

B1『The Wild West』はまさにメロー・フュージョンといった曲。

B2『Wallflower』は軽やかなギターとドラムが気持ちいい曲。

B3『Full Moon』はサックス?がメインのダンサブルな曲。ドラムのせいかな?ちょっとCamelを思い起こしました。

B4『Oblivion』もプログレっぽい香りがする曲。


日本盤ジャケはコチラ。


う~ん、オリジナルの勝ちですね。
オリジナルには「Cover Photograph: Alan Dolgins」とありましたが、いつ、どこで撮った写真なんでしょうか・・・


さてさて、ジャケのクルマは・・・ クルマはここです(;^_^A)




クルマはリフトアップされて、タイヤ交換してるようにも見えますが・・・

「Three Times A Day」って何をいちんち3回?

「WASHBURN・・・Co.」とも読めるですが、まさかギターも売ってる?

ウォッシュバーンは、1883年にイリノイ州シカゴに設立された会社だから可能性は有り?

Trevor RabinやPaul StanleyもWashburnの愛用者らしいです。




「GASOLINE」の文字も見えるので、ただのガソリンスタンドかなあ・・・
(;^_^A


で、肝心のクルマは・・・

Abbott Detroit 6 44(1917) ?


Auburn Model 6-44(1917) ?


Singer Junior 2Seater(1925) ?


Ford Model A Roadstar(1928-31) ?



アメリカの禁酒法時代(1920~33)を描いた映画「アンタッチャブル」(1987)でもこんなクルマ走ってました。


どれもシルエットが完全に一致しませんが、一番近いのは・・・


【登場車両】
Auburn model 644 (1917)  ?


オーバーンは1900年から1937年にかけて製造されたアメリカの自動車ブランドのようです。
Abbott Detroit 6 44(1917)と同じクルマ・・・??

【自己採点】
クルマ度  7点(クラシック・オープンカー。屋根もありますって感じ?)
魅惑度   8点(我が心のピンボール。クルマジャケか?)
音楽度   7点(フュージョン?スムースジャズ?単なるBGMではありません!)
Posted at 2022/07/02 05:29:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ・ジャケ | 音楽/映画/テレビ

プロフィール

「[整備] #コペン オデッセイ黒革シート補修 https://minkara.carview.co.jp/userid/2770919/car/2364173/8252062/note.aspx
何シテル?   06/02 05:03
スチグレ・タンレザーに一目惚れした「ねも」と申します。2017年3月に10年・10万km超の中古を手に入れることができました。愛車を通じて皆さんと交流できたら幸...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2022/7 >>

     1 2
34 5678 9
10 111213141516
171819202122 23
24252627282930
31      

愛車一覧

ダイハツ コペン ダイハツ コペン
はじめまして。スチグレ・タンレザーに一目惚れした ねも.と申します。2017年3月に10 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation