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ねも.のブログ一覧

2023年03月27日 イイね!

甲府ドライブ(発掘編)

甲府ドライブ(発掘編)甲府盆地には発掘しなければならない場所が3カ所ありまして・・・


1日目の「甲斐善光寺」の後にポイントを使い・・・



おお~っ! 流石、お膝元~!




で、助手席の御方を宿に送り届け、2カ所目へ単身出陣!



おお~っ! 流石、お膝元~!




で、3カ所目。



おお~っ! 流石、お膝元~!




2日目。
「柳沢峠」を越え、羽村市に入り、ポイント前借で・・・




「武甲奥多摩TRG」解散後に寄って、タツローの「MELODIES」や「クリスマス・イブ」を掘り出し、私をジャンクレコ沼に陥れた現場でした~

武田の勢力はこっちまで及んでました。



クルマジャケ1枚発掘しました~(笑)

『スーパー・バス・ストップ』/Hudson County


発掘作業、30分制限を大きくオーヴァーし、その後、車内は冷凍庫なみに・・・
♪『ラヴ・イズ・オーヴァー』


帰宅したらこの子が来てくれて助かりました~ (^-^;
(近所の子。我が家独自の名前あり)



で、お持ち帰りした武田氏資料


『武田節/風林火山の唄』/三橋美智也/春日八郎
『霧の川中島/善光寺参り』/杉良太郎/都はるみ
『勝頼慕情/甲斐善光寺』/二葉百合子/大川錦伍
『甲斐武田の民謡』/三橋美智也 他
『諏訪りんどう』/小野由紀子


以上、甲府ドライブ(発掘編)でした~。
お付き合いいただきありがとうございました。 m(__)m
Posted at 2023/04/03 21:18:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | コペン | 日記
2023年03月27日 イイね!

甲府ドライブ(2日目)

甲府ドライブ(2日目)昨日の夕方には雨は上がり、2日目はいいお天気になりました。


洗車したかったのですが、窓とルーフだけ拭いて出発です。





まず向かったのは「小山(こやま)城址」(笛吹市)です。



武田一族、穴山氏の城のようで、方形の城跡で土塁や空堀が残っています。





穴山信君(梅雪)は、勝頼を裏切り徳川に内通。穴山氏は宗家が滅亡した後、武田氏を名乗り、武田信吉は佐倉城主や水戸藩主となったそうです。





城址の桜は満開。
周りの桃は満開までもう少し?





果樹園の方に声をかけると、白い花はスモモ。真っ赤なのは観賞用と教えてくださいました。



↓ こちらの方には、花粉を採取して、別の木に付けるというようなお話をしていただきました。


お仕事中、ありがとうございました。 m(__)m




「みさか桃源郷公園」(笛吹市)に立ち寄りました。




「釈迦堂遺跡博物館」(笛吹市)



中央自動車道・釈迦堂PAから徒歩(下りPAから2分、上りPAから約10分)で来られるようで、今まで何度か立ち寄ろうと思った博物館です。(火曜定休 9:00~16:30 \400)





「釈迦堂遺跡」は、中央自動車道の工事に関連して行われた発掘調査(1980 - 81)により、多数の土偶や土器が出土した遺跡です。



出土した1,116個全ての土偶や土器・土製品(3,410点)、石器・石製品(915点)が国重文です!

土偶にはいずれも一部に意図的な破壊が認められ、学術的に貴重なものとのこと。

土偶「しゃかちゃん」と「しゃっこちゃん」




「土偶」と「出産土偶」



↑ 左は“出産”ではないのかな?

写実的な顔からデフォルメされた顔、動物?みたいな物まで、いやあ個性的で見ていて飽きないです!
















縄文土器も素晴らしい~










↑ 胴部に土偶が貼り付けられた土器。
上部に孔があり、煮炊きなどに使われたのではないようです。

帰りに、「釈迦堂3Dプリント土偶・ガチャ」、やってみました(\500)。


「レンコ様」が出ました~。




頭部の4つの孔は目と耳?鼻? しかしガチャの色は・・・ (*_*;)
「しゃかちゃん」か「しゃっこちゃん」がよかったな~(;^_^A)


「甲斐國一之宮 浅間(あさま)神社」(笛吹市)







富士山を祀り、武田氏からの崇敬が篤かったといいます。

1672年造営の拝殿は参道の正面ではなく、横向きに建ってました(珍しい?)。







「展望の社 差出磯大嶽山(さしでのいそだいたけさん)神社」(山梨市)







「差出の磯」に鎮座し、古今和歌集をはじめとした40首余りの和歌の聖地であり、「安住神社」(栃木県高根沢町)などと並ぶ「バイク神社」だそう。



ここから見える笛吹川の風景が海のように見えるので「差出の磯」と呼ばれるのだとか。


「乾徳山 恵林寺(けんとくさん えりんじ」(甲州市)

臨済宗のお寺で、武田信玄の菩提寺です。

「四脚門(しきゃくもん)」(国重文)


信長による焼き討ちの後、家康が1606年に再建したもの。



「三門」


1582年、織田軍は恵林寺にいた全員をここに押し込め焼き払ったという・・・

燃える三門の上で、住職 快川国師(かいせんこくし)が唱えたという遺偈(ゆいげ)が柱に掲げられてあります。


『安禅不必須山水(あんぜんかならずしもさんすいをもちいず) 滅却心頭火自涼(しんとうめっきゃくすればひもおのずからすずし)』





拝観料\500で中に入ります。基本、撮影禁止です。

「武田不動尊」(パフレットの写真)


信玄等身大の不動明王。自らの髪を焼き、漆に混ぜ胸元に塗り付けたという伝承があります。

「恵林寺庭園」


世界遺産登録の「天龍寺庭園」「西芳寺庭園」と同じく夢窓疎石の築庭で国指定名勝。

「武田信玄公墓所」は毎月12日だけ公開しているようです(1573年4月12日が信玄の命日)。すき間からチラッと見えました。





最後に立ち寄ったのは、、、

「慈雲寺(じうんじ)」(甲州市)



夢窓疎石によって開かれたと伝わる臨済宗のお寺で、「イトザクラ」(県指定天然記念物。エドヒガンの変種で樹齢は300年とも)で有名です。


駐車料\500の境内ではなく、少し離れた売店(?)の無料駐車場へ停めたので、帰りに草もちをお買い上げ~。いや、これが美味しかった!まさに花より団子(^-^;)



さて、ここから帰路に着くのですが、少し山道をドライブして帰ろうと思い、“大菩薩峠を経て武蔵へと至りまする”道でも行って見ようかと・・・


↑ 『信長』(原作工藤かずや、作画:池上遼一)より


“地元の猟師も冬は立ち入らぬ場所”でした~ (;^_^A)


真田昌幸は、自らの岩櫃城(いわびつじょう・群馬県東吾妻町)へ逃れること勝頼に進言案したという・・・もし、岩櫃城に行くことができていたら・・・

勝頼の菩提寺「景徳院(田野寺)」(甲州市)、見逃してきました~ (T_T)


「大菩薩峠」ではなく、「柳沢峠」を通ると・・・


見覚えのある茶屋があり、「武甲奥多摩TRG」(2017.12.10)で走ったことを思い出しました。

コペアキさん、お元気かなあ~?



「道の駅 たばやま」(山梨県丹波山村)でお蕎麦を食べ体を温め、ここからはクローズド。気温は5℃くらいでした。



青梅ICから圏央道に乗り、無事、帰宅いたしました。

まあ、“無事”ではなかったのですが・・・(;^_^A)


山梨県、いいところでした~。また行ってみたいです。

長文駄文ブログ、お付き合いいただきありがとうございます。m(__)m
Posted at 2023/04/02 15:43:50 | コメント(2) | トラックバック(0) | コペン | 日記
2023年03月26日 イイね!

甲府ドライブ(1日目)

甲府ドライブ(1日目)山梨県・甲府盆地を中心に、1泊2日のドライブして来ました。


甲府盆地、ハート型なんですね!


北斗市、韮崎市、南アルプス市、甲斐市、甲府市、笛吹市、山梨市、甲州市などを回ってきました。


甲斐、甲府、山梨、甲州・・・なんかわかりにくいですね・・・


自宅を5時過ぎに出発し、圏央道~中央道と走り、3時間弱で「実相寺(じっそうじ)」(北杜市)に到着です。



駐車料:\500(この時期だけかな?)





1375年に創建されたという日蓮宗のお寺です。



境内にはたくさんの桜の木があり、日本三大桜の一つ「山高神代(やまたかじんだい)桜」(推定樹齢は1800年とも2000年とも)もちょうど見頃でした。



ただ生憎のお天気・・・☂


次は「新府(しんぷ)城址」(韮崎市)攻城です。

武田勝頼が1581年に築城するも、翌年には自ら火をかけ城を捨て・・・という武田家滅亡の一舞台・・・





↑ 『信長』(原作工藤かずや、作画:池上遼一)より



広い砂利の駐車場がありました(地図の右上)。



本丸への登城ルートはいくつかあるようです。

A:駐車場から道路を渡り、果樹園わきの道を進み、「乾門枡形虎口」から入る
B:駐車場前の道路(交通量が多く路肩が狭い)を南下し、「藤武神社」の鳥居から直登
(かなりきつい階段。右手の「女坂」を登る道もあり)
C:もう少し南下し、「東三の丸」の方から

私はAを選択(赤い矢印)。
整備され、緩やかな勾配で歩き易かったです。

「堀跡」、「東出構(ひがしでがまえ)」


「乾門枡形虎口」


「井戸」


「本丸」




「帯郭」の上を歩けます。








「藤武神社」  裏手から回ってます。








武田氏城郭の特徴といわれる「丸馬出」や「三日月掘」などはスルーしてしまいました。後悔・・・(天気が良ければ富士山が見える眺望だそう)


「韮崎市民俗資料館」(韮崎市)に立ち寄りました。




「新府城」の模型がありました。(⇦:私の攻城ルート)




↑ スルーしてしまった「丸馬出」や「三日月掘」(T_T)

攻城前に寄ってパンフをもらうといいかもです。「続日本100名城」のスタンプもこちらです。

韮崎市で出土した土偶や土器などもたくさん見ることができます。

「ミス石之坪遺跡」




きれいに磨かれた肌と文様の溝の赤い塗料が特徴だそう。縄文時代のフィギュア?

「仮面土偶」


後田遺跡の石で構築された祭りの場らしき空間からばらばらの状態で発見されたとありました。



こちらは無料。(月曜休館、木曜日は13:00~)


「武田八幡宮 二ノ鳥居」(県指定指定文化財)




武田信虎・信玄によって再建され、武田家滅亡後、徳川家康が新府城在陣の折に修復。
現在のものは1789年(寛政元年)に再興されたもののようです。


「武田八幡宮」(韮崎市)



822年に嵯峨天皇の勅命により創建され、1140年に甲斐武田家の祖である源信義がここで元服し武田信義と名を変えたことにより甲斐武田家が発祥したと伝わります。

「随神(身)門」(楼門)




武官の装束を着て剣と弓を持つ随身姿の神像(本殿に向かって右が左大臣、左が矢大臣)。



「神楽殿」


「拝殿」


「本殿」(国重文)


武田信虎・信玄により再建されたもの。三間社流造檜皮葺という様式。
武田家滅亡後は、徳川家・甲府藩主の柳沢吉保が神社に関わっていることも確認されているそうです。令和元年に40年ぶりの屋根葺き替えが行われてます。


「南アルプス市 ふるさと文化伝承館」(南アルプス市)
 

「鋳物師屋(いもじや)遺跡」などから出土した土偶や土器がたくさん展示されてました!



「人体文様付有孔鍔付土器(じんたいもんようつきゆうこうつばつきどき」




愛称「ピース」。

確かに3本指でピースしてるように見えます。
左手部分は発見されず、両手とも上がっていた可能性もあるとのことでした。

上部に穴があり、ここに皮を張って楽器とした?ワイン樽?などの説があるそうです。

「子宝の女神ラヴィ」(国重文)


妊娠時にできる正中線やおへその様子などから、お腹に子どもを宿していると考えられており、お腹の中は空洞になっている「中空土偶」です。
粘土紐を寄せるようにして作られ、脇と底の孔は外側から突き刺して作られたとありました。腕でもケガをしていたのでしょうか?

他の土偶・土器も素晴らしい~!





「動物装飾土器」


↑ 上を向いたカエルの背中に重なるようにヘビがいるように見え、カエルは多産な女性、ヘビは男性を象徴していると考えられるとありました。


係の方が皆親切で、写真を撮って下さったり、詳しく説明して下さいました。







信玄堤から扇状地の水利について、太平洋戦争末期に造られた滑走路のことなどなど、興味深い話ばかりでした。

スタッフの皆さん、ありがとうございました。
なんと無料。「南アルプス市 ふるさと文化伝承館」超オススメです!


「信玄堤公園」(甲斐市)




武田信玄が1542年から20年近い年月をかけて築いたと言われる「信玄堤」。
400年以上たった現在でも治水機能を果たしているそうです。



堤防に配した「聖牛」



お昼は「甲州ほうとう小作 双葉バイパス店」(甲斐市)で。





きのこほうとう(\1,700)、かぼちゃほうとう(\1,250)、どちらもボリューム満点で美味しかったです。



しかし・・店の前の駐車場がやたら狭かった~。コペンでも降りられないくらい狭い・・(奥の駐車場は違ってるかも)。


「甲府城跡」(甲府市)は、武田氏とは関係ない(1590年、徳川家臣の平岩親吉が築城)と聞き、雨でもあり、駐車場もコインPを探す必要もあるのでパスしました。


「武田神社」(甲府市)




武田氏の居館「躑躅が崎館(つつじがさきのやかた)」の跡地に建てられた武田信玄を祭神とする神社です。





1919年創建で、その時に石垣の一部や三重構造の原型が崩されてしまったようですが、国史跡に指定されています。

なんでも、日露戦争(1904年)後に、神社に武神・軍神を祀ることが奨励され、武田信玄を祀る神社創建の機運が高まったとか。

戦争がらみ? 神社を建てなかった方が・・・

「甲府市武田氏館跡歴史館」(信玄ミュージアム)には入らず、周辺の「躑躅が崎館」の遺構を見て回りました。







外濠・内濠・空濠に囲まれた三重構造で、三日月堀や丸馬出などもあったことが判っているそうです。


「甲斐善光寺」(甲府市)


1558年(永禄元年)、武田信玄によって創建された浄土宗のお寺です。
山門、本堂などは国重文。







本殿での「鳴き龍」「お戒壇廻り」は体験せず・・・

勝頼を裏切り、信長の配下に加わろうとした小山田信茂は、不忠であると信長の怒りを買い、ここ「甲斐善光寺」で処刑されたそうです。

信茂は岩殿城主で「武田二十四将」の1人。

すぐ近くに信茂の首塚(墓)があったようです。


1日目の見学はここまで。
余談(発掘作業)もあるのですが、それはまた後程ご紹介できれば・・・


長文駄文ブログ、お付き合いいただきありがとうございます。m(__)m
Posted at 2023/04/01 06:43:13 | コメント(1) | トラックバック(0) | コペン | 日記
2023年03月22日 イイね!

クルマ・ジャケ「I Don't Like Summer」/FAY's

クルマ・ジャケ「I Don't Like Summer」/FAY'sクルマ・ジャケコーナー第151回は、FAY's(フェイズ)の「I Don't Like Summer」(1982)です。


FAY's(フェイズ 1981 - 84)、ご存知でしょうか?

バンド名はメンバー3人(藤巻俊夫、荒木和作、柳沢立生)の頭文字を取ったもの。リーダーは荒木和作のようです。


荒木和作は、やまだあきらと作ったアルバム「和作」(1974)で、はっぴいえんど後追い世代に絶大な支持があるらしいのですが、私は全く知りませんでした。

ネット上には、
『ナイアガラ期の大瀧詠一を思わせる芳醇なヴォーカル! 憂いを帯びた美しいメロディー、爽快でグルーヴィーなウエストコースト・サウンドは、まさに“はっぴいえんど" 』

?!

YouTubeで聴いてみたら・・・ん、ヴォーカルが大瀧詠一っぽい?!

で、買ってみました~!

「和作」/荒木和作 & やまだあきら(1974)


いいですね~!
『ドライブ日和』『僕の四月』『五月薫風』・・・春~初夏、梅雨・・五月病対策にいいかも~ オススメです!


荒木和作はガロの6thアルバム「吟遊詩人」では『一本の煙草』(12thシングル)など3曲の作曲を担当。

藤巻俊夫も「ガロ」と関わり、シングル『マミーブルー』を出してるようです。

『マミーブルー』/藤巻俊雄(1972)


↑ アレンジは大野克夫、プロデューサーはミッキー・カーティス。


柳沢立生については、その後レコード会社を立ち上げた?というネット情報ぐらいしか見つかりませんでした。


「FAY's」は解散までにシングル5作とアルバム2作を発表してます。

1stアルバム「Retreat Music」/FAY's(1981)


↑ 未聴です。


そして、本日ご紹介のクルマ・ジャケ・レコが2ndかつラスト・アルバム。

「I Don't Like Summer」/FAY's(1982)


12曲中、9曲が荒木和作の作曲。3曲が柳沢立生の詩曲。
森雪之丞が作詞が4曲。A5『想い出ピエロ』は作詞:松本隆。

ゲスト・ミュージシャンとして、国吉良一(Key)、岡田徹(Key)、白井良明(G)の名がクレジットされてます。
岡田と白井はムーンライダーズのメンバーですね。


“I Don't Like ・・”と言えば、

『I DON'T LIKE POPS』/杉真理&THE DREAMERS(1985)


↑ 曲間の英語のセリフはアン・ルイス、五十嵐浩晃、EPO、伊藤銀次、尾崎亜美、山本潤子、飯島真理、竹内まりや。この8人がTHE DREAMERS?

『I DON'T LIKE POPS』は「ポップスなんか大嫌い!」という邦題なので、『I Don't Like Summer』は「夏なんて大嫌い!」となるのかな?

♪ 水着を買ってパーマもかけた女の子が失恋・・・コチラはホントに“大嫌い”ですね。

本日ご紹介のレコは、杉真理(すぎまさみち)好きならオススメできます!


さてさて、ジャケのクルマは・・・


ここまで写っているのですぐわかるな~と思ってたのですが、これがなかなか見つからず・・・

アウトビアンキA112アバルト ?


フィアット リトモ アバルト ?


・・・どちらも違いますね・・・

で、やっと見つけました!

「イノチェンティ ミニ」!


1971年、本家BLMC(ブリティッシュ・レイランド・モーター・コーポレーション)ミニ・クーパーSの生産終了後、傘下のイノチェンティ社にイノチェンティ・ミニ・クーパーとして血統が引継がれ・・・

1974年にベルトーネ・デザインの新型ミニ(90L、120L)が発表されますが、1年も経たずしてBLMCは破産。1976年にイノチェンティはイタリアのデ・トマソ(De Tomaso 1959 - 2012)に売却されます。

「デ・トマソ・パンテーラ」でなじみがある社名ですね。



そして、1976年に登場したイノチェンティ・ミニのホットモデルが「デ・トマソ」です。

ボンネット上のエアスクープ、オーバーフェンダーがホットモデルを示してますが、ボディ下をフラットブラックに塗り分ける手法は、こののちイタリアン・ボーイズレーサーのモデルともなったようです。

1982年にはダイハツのエンジンとなり、1983年にはダイハツ製1L直3 SOHCターボエンジンを積んだ「デ・トマソ」が日本にも輸入されました。


日本ではダイハツが「シャレード・デトマソ・ターボ」(1984 - 87 ?)を生産。


「イノチェンティMiniターボ デ・トマソ」より約100万円安い123万円。

エアロパーツ、カンパニョーロ製マグホイール+ピレリP8、モモ・ステなどでドレスアップされたボーイズレーサー!
ノーマルの3ドアターボが97万円であることを考えると超お買い得?!

当時はその良さがわかりませんでした(小さいクルマやダイハツに対する偏見)(>_<)

・・・が、今はすご~く魅力的に感じます! (*^^;)v


ジャケのクルマはキャンバス・トップ?


ビキニの女性もついてます~
ダッシュボード上には1stアルバムがあるようですね。


【登場車両】
Innocenti Mini De Tomaso(イノチェンティ・ミニ デ・トマソ) 1976 - 83






“Mini”はいらないのかも?
後継車として「Innocenti Turbo De Tomaso」(1985 - 92)が生産されたようです。

【自己採点】
クルマ度   8点(ボーイズレーサー!赤&黒がいいね~)
魅惑度    7点(OPEN TOP “キャンバス・トップ”?から水着の美女が~💛)
音楽度    7点(はっぴいえんど好きなら聴いてソン無し。「和作」もオススメです!)
Posted at 2023/03/22 20:10:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ・ジャケ | 音楽/映画/テレビ
2023年03月21日 イイね!

クルマ・ジャケ「Some Peoole Can Do What They Like」/Robert Palmer

クルマ・ジャケ「Some Peoole Can Do What They Like」/Robert Palmerクルマ・ジャケコーナー第150回は、Robert Palmerの「Some Peoole Can Do What They Like」(1976)です。

Robert Palmer(ロバート・パーマー 1949 - 2003)、ご存知ですか?


いや、実は私はよく知らなかったのです。


Roxy MusicのBryan Ferry(ブライアン・フェリー)とイメージがダブっていて・・

私的には、両人ともイケメン・エロおやじ的な印象で、パーマーの方がよりスケベで親しみやすい感じ・・・(それぞれのファンの方、すいません~)

「Another Time,Another Place(いつかどこかで)」/Bryan Ferry(1974)


ブライアン・フェリーが、パーマーの『Johnny and Mary』をカヴァーしてるというつながりがあるようです。

「AVONMORE」/Bryan Ferry(2014)



ロバート・パーマーは、イギリス生まれのヴォーカリスト。



プロとしていくつかのバンドを経た後,ソロアルバム「Sneakin' Sally Through the Alley」(1974)を発表します。


この1stには、Lowell George(g)、Richard Tee(p)、Steve Winwood(p)、Simon Phillips(ds)らが参加。


2nd「Pressure Drop」(1975)


リトル・フィートが全面参加。
コードレスじゃないリモコン(?)で何を?


3rd「Some People Can Do What They Like(サム・ピープル)」(1976)が本日ご紹介のレコです。


4th「Double Fun」(1978)


脱いだ水着を見てニヤつくパーマー♡
シングル『Every Kinda People』が全米16位のヒット。


5th「Secrets 」(1979)


トッド・ラングレンの『Can We Still Be Friends』をカバーしてます。

シングル『Bad Case Of Loving You(Doctor Doctor)』が全米14位のヒット。





6th「Clues」(1980)


Gary Numan(ゲイリー・ニューマン)参加の『I Dream Of Wires』が収録されるなど、当時最先端のテクノ・ポップ・サウンドに変身。

パーマーが手にしてるのは1979年に発売されたばかりソニー・ウォークマンのようです。


「The Pleasure Principle」/Gary Numan(1979)は全英1位!



Live Album「Maybe It's Live(サム・ガイズ=華麗なるパフォーマンス)」(1982) 


ドイツのポール・ヴンダーリッヒ(Paul Wunderlich)による「ミノタウロス(Minotaurus)」のブロンズ像(?)ジャケ。アメリカではジャケ変更で売られた?


7th「Pride」(1983)


コチラもよくわからないジャケ。
テクノとワールド・ミュージックという1980年代の音楽を融合したアルバムです。
タイトル曲A1『PRIDE』は、エアロビクス・ブームに乗ったオリビア.N.Jのヒット曲『フィジカル』を皮肉った歌詩。オリビアが気になってた?

♪ Hey Olivia Newton-John
 What you say? ・・・
 I don't know why you do

オリビアはコチラで登場してます。
クルマ・ジャケ「You're the One That I Want(愛のデュエット)」/Olivia Newton-John

テクノ・カリビアン?ビート・ダンスミュージック?インド音楽っぽいのまであって、う~~~ん・・・


1985年には、当時人気絶頂だったDuran Duran(デュラン・デュラン)のサイドプロジェクト・バンド「The Power Station」に参加。
デュラン・デュランのアンディ・テイラーがロバート・パーマーに憧れていたんだとか。

『Some Like It Hot』/The Power Station(1985 1stシングル)


「The Power Station」/The Power Station(1985)


シングル、アルバムともに全米6位となるヒット!


そして、パーマーのソロ8th「Riptide」/Robert Palmer(1985)


パワー・ステーションで名が売れたこともあったのか、シングル『Addicted To Love (恋におぼれて)』が全米1位の大ヒット!
この曲で、グラミー賞最優秀男性ロック・ボーカル・パフォーマンス賞を受賞してます。

シングル『I Didn't Mean to Turn You On(ターン・ユー・オン)』も全米2位の大ヒット!


9th「Heavy Nova」(1988)


シングル『Simply Irresistible(この愛にすべてを)』が全米2位となり、この曲で2度目のグラミー賞最優秀男性ロック・ボーカル・パフォーマンス賞を受賞!


映画『プリティ・ウーマン』(1990)のサントラに、パーマーの曲『Life in Detail』が入っています。



10th「Don't Explain」 (1990)


約半数がカバー曲で、Marvin Gaye(マーヴィン・ゲイ)の『Mercy Mercy me/I Want you』はトヨタの2代目「ラウム(RAUM)」(2003 - 11)のCMでも使われた曲です。


↑ 当時としては珍しいリア左右ともスライドドア。


キレのよいハードなロックからワールドミュージック、AOR風、スタンダードジャズまで18曲。これ同じアルバム?というある意味、パーマーらしいアルバムです。
オリジナル曲#15『Not A Word』など素敵な曲もありますよ~。


ブルース、ブルーアイドソウルからファンク、レゲエ、ハードロック、テクノ、そしてバラードやスタンダードもスーツで華麗に歌いこなしたパーマー。

・・・2003年9月26日に、休暇先のパリで心臓発作で亡くなりました。

享年54才。メディアによると19才年下の女性と一緒だったそうで・・・

セクシー美女をはべらしたビデオ・クリップなどでも話題を呼んだパーマーらし過ぎる・・・。



さて、本日ご紹介のクルマジャケ・レコ

「Some Peoole Can Do What They Like(サム・ピープル)」/Robert Palmer(1976)


1曲目の『ワン・ラスト・ルック』はメロー・バラードでAORかと思うと、全体的にはパーマーのファンキー路線。

参加ミュージシャンには、ジェフ・ポーカロ(D)、スティーリー・ダン「幻想の摩天楼」参加のチャック・レイニー(B)の名が。

ジャケは写真家Moshe Brakha(モシャ・ブラカ)の手によるもので、次の作品も手掛けてます。 

「Silk Degrees」/Boz Scaggs(1976)


「Hard Candy」/Ned Doheny(1976)


な、なんだ~?! どっちもAORの超名盤じゃないですか~!

この「Some Peoole Can Do What They Like(サム・ピープル)」は名盤とは言われてませんが、パーマーのエロジャケ4部作(1st~4th)には入ってます。(笑)


タクシー(?)を待たせて、芝生の上で何してるんでしょう・・?
トランプ引いて、数の小さい方が1枚ずつ服を脱ぐ??

裏ジャケでパーマーが嬉しそうに持ってるのはパンスト!?


「なんだもう帰るのか~?もう少しやろうよ~💛」

・・・タクシーはもう帰ってしまったみたいですね(笑)


で、ジャケのクルマは・・・?


フォード・トリノ(Ford Torino)ではないでしょうか?


フォード・トリノはフォード・モーターが1968年から1976年にかけて北米向けに製造していた中型車。

大衆車であり、4ドアセダンと4ドアハードトップが販売の中心でしたが、大排気量エンジンを搭載した高性能版もありました。


トリノGTコンバーチブルは1968年のインディアナポリス500マイルレース の公式ペースカーにも選ばれてます。


3代目(1972 - 76)は「グラン・トリノ」と呼ばれ、クリント・イーストウッド監督・主演映画「Gran Torino(グラン・トリノ)」(2008)にも登場してますね。




C.イーストウッドらしい、いい映画でした。

3代目からは4ドアやステーションワゴンからは三角窓が廃止され、セダンと4ドアHTが統合されて、4ドア ピラードHTとなったので、ジャケのクルマはこれだと思います。


【登場車両】
Ford Torino 4door Pillared Hardtop 1972 - 76



【自己採点】
クルマ度  6点(イエローキャブ?「グラン・トリノ」なら8点?)
魅惑度   9点(エロジャケ4部作揃えたいな~)
音楽度   7点(ファンキーAOR? 素晴らしいヴォーカリスト!)
Posted at 2023/03/21 08:37:58 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ・ジャケ | 音楽/映画/テレビ

プロフィール

「[整備] #コペン リアフェンダー板金塗装 https://minkara.carview.co.jp/userid/2770919/car/2364173/8318510/note.aspx
何シテル?   08/02 20:13
スチグレ・タンレザーに一目惚れした「ねも」と申します。2017年3月に10年・10万km超の中古を手に入れることができました。愛車を通じて皆さんと交流できたら幸...

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はじめまして。スチグレ・タンレザーに一目惚れした ねも.と申します。2017年3月に10 ...
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