
クルマ・ジャケコーナー第240回
2024年パリオリンピック(7/26-8/11)・パラリンピック(8/28-9/8)開催記念、フランス特集第11弾!
「Leonard Bernstein at Piano and Conducting Gershwin An American In Palis Phapsody in Blue New York Philharmonic and The Columbia Symphony」(1978)
George Gershwin作曲の『An American In Palis』(1928)と『Phapsody in Blue』(1924)をLeonard Bernstein(ピアノ)がNew York PhilharmonicとThe Columbia Symphonyを指揮して演奏したもの、と理解しました💦
Leonard Bernstein(レナード・バーンスタイン 1918 - 90)は“アメリカが生んだ最初の国際的レベルの指揮者”とWikipediaに紹介されてます。
作曲家として、交響曲や管弦楽、バレエ、映画や劇場音楽、オペラなど、多くのジャンルで作曲。ブロードウェイミュージカル「ウエスト・サイド物語」の音楽も手がけてます。
1958年には、アメリカ生まれの指揮者として初めてニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団の音楽監督に就任し、その魅力的な音楽、情熱的な指揮ぶり(指揮台上でジャンプすることも)などでファンを魅了しました。
そんなバーンスタインがこのアルバムに収めたのが、ジョージ・ガーシュウィン作曲の『An American In Palis』(1928)と『Phapsody in Blue』(1924)
George Gershwin(ジョージ・ガーシュウィン 1898 - 1937)は、ニューヨークのブルックリン生まれ(父親はロシア、母親はベラルーシからの移民)の作曲家。
(バーンスタインもユダヤ系ロシア移民の血を引いてます。)
“ジャズなどのポピュラー音楽とクラシック音楽の両面で活躍し、アメリカ音楽を作り上げた作曲家として知られる”とWikipediaにありました。
人気歌手アル・ジョルソンが『スワニー』(1919)を歌いヒットし、ガーシュウィンも脚光を浴びました。

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Al Jolson – Swanee [HD]
1920年代以降、作詞家の兄・アイラと組み、ガーシュウィン兄弟としてポピュラー・ソングを制作。
『私の彼氏(The Man I Love)』、『バット・ノット・フォー・ミー』、『アイ・ガット・リズム』など数多くがスタンダード・ナンバーになってます。
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George Gershwin - The Man I Love [1927]
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Elton John sings Gershwin - But Not for Me (1994)
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Gershwin plays I Got Rhythm (1931, 3 camera views)
このアルバムのA面『An American In Palis(パリのアメリカ人)』(18'24")は、ガーシュインがヨーロッパを旅したときに書いた曲。
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Gershwin: An American in Paris - Leonard Bernstein - New York Philharmonic Orchestra (1976)
パリの大通りを散歩するアメリカ人がテーマで、陽気なパリの街、ホームシックなどが描かれているそうです。
B面の『Phapsody in Blue(ラプソディー・イン・ブルー)』(16'26")は、クラシックの中にジャズを取り入れた楽曲で“ブルー・コード”が使われてます。
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George Gershwin - Rhapsody in Blue - Leonard Bernstein, New York Philharmonic (1976)
バーンスタインの即興的なピアノを聴くことができます。
LP、2枚ジャケ買いしました💦
1枚目
「Dvořák:Symphony No.5"From The New World" 」/Bernstein New York Phil(1963)
(ドヴォルジャック:交響曲第5番ホ短調 作品95〈新世界より〉・・・レナード・バーンステイン指揮/ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団)
どっちが表ジャケなのか判りません💦
↓ 売り文句
若きバーンスタインが快速テンポでかっとばす爽快な「新世界より」
第1楽章の序奏部のティンパニの打ち込み後のホルンのクレッシェンドは今聴いてもとても新鮮。
カラヤン&ベルリン・フィルとは当時対極にあった現代的でスタイリッシュなバーンスタイン&ニューヨーク・フィルの代表的な名録音。
2枚目
「Le Sacre du Printemps(春の祭典)」/Bernstein The London Symphony Orchestra(1972)
↑ 音がイイということで聴いてみましたが、確かに重低音から高音まで伸びやか~
なんか、こういうの聴いてると、自分が高尚な人間になったような気がします😅
さて、本日ご紹介のクルマ・ジャケのクルマは・・・?
パリ・モンマルトルの丘の「サクレ・クール寺院」が見える路地のクルマたち・・・
まず、右手前①のクルマ
いやあ、かなり時間がかかりましたが、「Citroën Ami 6 Break」ではないでしょうか?
「Ami」はフランス語で友達を意味するようですが、2020年に2人乗り電動マイクロカーでその名が復活しています。
次に②のクルマ
これがどうしても見つからず・・ 似てるのが「BMW 2000 CS」(1965 - 69)
雰囲気は似てますが、リアランプの位置が違います
う~ん、BMWと思うんだけどなあ・・どなたか見覚えありませんか?
・・・とブログアップしたところ、すぐに、くまとっどさんから「パナール24」ではないかとのコメントをいただきました。
確かに❣「Panhard 24」です!
パナールはフランスの自動車メーカーで、「24」は提携関係にあったシトロエンの「DS」との共通性が高いボディのクルマ
1965年、パナールはシトロエンに吸収され、1967年には「24」も消滅してしまったようです。
いやあ、BMWとは全く関係ない、格好いいクルマだったんですね!
くまとっどさん、ありがとうございます m(__)m
ルーフが少~しだけ見える③は
フォルクスワーゲン ビートルかなあ?
最後に奥に見える④のクルマ
ミニ MK I ?
フランスでも「オースチン850」、「モーリス850」の車名で販売されたようです。
どなたか、ぜひ②のクルマの情報をお願いいたします m(__)m
【登場車両】
Citroën Ami 6 Break 1961 - 78
Panhard 24 1964 - 67
Volkswagen Type 1(Beetle) 1946 - 74
BMC Mini MK I 1959 - 67
【自己採点】
クルマ度 8点(パナール24の点数 くまとっどさん、ありがとうございました!)
魅惑度 7点(サクレ・クール寺院が見える路地のクルマたち)
音楽度 7点(ジャズ+クラシック? フレンチ+アメリカン?)