東叡社での打合せ

昨年6月に注文して丸一年経つ、4Catsさんの二台目のTOEI。注文した色の記憶が曖昧になったことや小さな部品の入れ替えの必要があって再訪すると言うので、後学の為にお供させて貰いました。

お願いしたい色をプリントで持参し、色見本で注文した色に間違いがなかったかを確認。大丈夫でしたが、実際には調合の具合もありますから色はホントに難しいですね。

次は4Catsさんお気に入りのポンプを、塗装が色焼けしていないものに差し替えたり、ホースを付けて装着できるかの相談。Y社長が4Catsさんの名前が書かれた衣装ケースを持って来て、持ち込み部品と見比べたり、同サイズのフレームにあてがってみたりしていましたが、どうもうまくいかないようです。

このあたり、気持ちもよぉくわかりますが、旧パーツを使っての現物合わせはキリがないので、潔く割り切ることも大切と。ふむふむ。

その後FUJIYAでパフェと餡蜜を食べながら聞くと、すごく緊張したとのこと。知識経験が豊富な4Catsさんでも緊張するんですねぇ。そう考えれば、私は知らぬが仏で厚かましい注文をしているのかも知れず、随分と失礼なことをR&Fさんに言ってないだろうかと振り返ってみたり…。

ただ、こうした職人さんやプロデューサーが自転車を作ってくれるうちに、あるべき自転車が一台でも増えることに貢献させて貰っていると言う面も…？

今回改めて思うのは、フレームだけでなく自転車全体をどうまとめるか、その知恵を授かるような気持ちを抱いているんだよなと再確認しました。28号に乗る黒鉄党さんが、R&Fさんを家元と呼ぶ気持ちもわかりかけて来ました。