南木曽の山中に泊まることになり、思いがけず見つけたのは野原工芸。ボールペンやシャーペンをさまざまな木を使って製作する工房で、文房具マニアの間では有名だとか。
工房の入店は1日3組のみの完全予約制と知っていましたが、こんな場所に次回来れる保証はないので、山を降りる前に一目見よう、と。
その日一組目の客と一緒に入れる…わけはありません。(^^)
が、この辺りは木曽の木地師の里と言われ、家具や食器を作る工房が並びます。適当に入った店で出されたお茶(湯呑み)が手に馴染んだので、夫婦湯呑みで買ってみました。
さ、今日の目的地、恵那峡へ。
30分ほどの遊覧船で巨石と紅葉を見て周ります。
遊覧船では窓越しに眺めるので思うように撮れませんが、乗り場周辺の公園では真っ赤な紅葉も見られました。
そして、中津川と言えば栗きんとん。信玄堂では栗粉餅もまだあると言うので、前日に予約。
栗きんとんを解した粉を餅にまぶしたのが栗粉餅。その栗きんとんは、まさに焼き栗と同じ風味で、焼き栗はスプーンで掬うとわずかしか食べられませんが、栗きんとんや栗粉餅は存分に食べられるのが嬉しいですね。(^^)
もう一つの季節限定が、市田産の干柿で渋皮付きの栗を包んだもので、これがもう絶品!お取り寄せもできるようなので、また買っちゃいそう。(^^)
次の妻籠宿は、30年以上前に会社の後輩らとドライブに来たことがあります。当時は車はプジョー505、カメラは京セラCONTAXだったかな?
朝ドラ「半分、青い」で気になっていた五平餅は、高速SAなどで食べて「本物は違うんだろうなぁ」と想像していましたが、やはり本物は美味い!
天皇に献上したことがある米を炊いて半殺しにし、くるみ、胡麻、ピーナッツを醤油で炊いたタレを付けて焼き上げるのだとか。
店によってタレも異なるだろうから、五平餅選手権をやって欲しいなぁ。(^^)
夕食までに上諏訪のホテルに到着したいので、先を急ぎます。
木曽の電力王と言われた福沢桃介が掛けた桃介橋。ちょっと渡るのは怖くなる木製の吊り橋ですが、きちんと復元整備されている綺麗な橋ですね。
浦島伝説もあり浮世絵にも描かれた、寝覚めの床。少し薄暗くなる時刻でしたが、巨石とエメラルドグリーンの川が印象的。
奈良井宿は真っ暗なので通り過ぎて、上諏訪の老舗ホテルぬのはんに向かいました。
此方では岩盤浴を貸切り利用出来たので、ロングドライブの疲れを解せました。が、カミさんが「明朝は諏訪湖越しに富士山と日の出を観たい」というので早起きしなきゃ。
つづく。
Posted at 2021/11/30 00:05:37 | |
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