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今日の川口は、明日雨のなか初ブルべに挑戦するぼんてんさん（ポケロケ）と一緒でした。ぼんてんさんに私の泥除けを貸してあげたかったのです。私の初ブルべが雨だったらきっとDNSですもの。えらいなぁ。

ぼんてんさんは来年はLEL（ロンドン〜エジンバラ〜ロンドン）にも参加するそうで、そのチャレンジ精神が羨ましい。その為にポケロケを買ったというのがピュアですね。しかも一応ロードレーサーも買って用意しようと現在TOEIでの出来上がりを待っているとのこと。

で、東叡社は川口だから、せっかくなので覗いてみようと、ぼんてんさんに道案内をお願いしました。

社長はさっきのトークショーに参加されていましたが、年配の職人さん2人が出来上がったフレームやフォークの仕上げを黙々としておりました。川口暮らふとでもメタルワークの職人が出店していましたが、東叡社が川口の地を選ぶのは自然だったのでしょうね。少しずつ川口という街が好きになりそうです。

川口暮らふとは並木元町公園で開かれていましたが、併設されている川口市立アートギャラリー・アトリアではTOEIオーナーの自転車の展示とトークショーが行われていました。

サイクルショップ玄さんも黒のプロムナード車を出されていましたが、最も目を引いたのが写真のタンデム車。2000年記念モデルとかでレイノルズ531が使われておりました。後ろのシートチューブがタイヤに沿って曲げられているところに唸りました。このオーナーは他にもミキスト、スポルティーフを出していて全てアイボリー、キレイですねー。

オーナーたちが出展した自転車は全部で15台ほどでしたでしょうか。それらを見ながら妄想していたのは、次の自転車は何色かなぁということ。私の場合、おそらくポケロケとその自転車だけなので、生涯付き合う色を決め難い点がなかなか踏ん切りがつかない要因でもありますね。ふーむ。

川口暮らふとは意外にも屋外で開かれていましたが、関東を中心とした手仕事職人が130もテントを出しており、とても見応えあるものでした。

特に印象に残ったのが、春日部風鈴とヘブンズテーブル。春日部風鈴は真鍮削り出しで風鈴の形と厚みだけで様々な音色を作っていてグッと来ましたが、ちょっとお高く手が出ませんでした。

ヘブンズテーブルはパンづくり教室が店を出していたので、ホット柚子と苺のワッフルを買ってみましたが、素朴ながら味わい深く美味かった。こちらは川口なので、最近気になっているパンづくりに行ってみようかな？初めてならばイースト菌づくりからどうぞとのこと。

他にも房総の木製食器（水野谷八重）が手に持った感じがとても良かったけれど、これも気軽に買える値段ではなかった。残念。あー、小金持ちだったらなぁ。

けれど、こういういい仕事をする職人が日本にはまだまだたくさんいることを知る機会として、この川口暮らふとはとても好いなと思いました。川口にはこういうものづくりを大事にする人たちが集う引力が有るように思います。

4Catsさんに教えて貰った川口暮らふとで、バコースのサドルバッグを見て来ました。容量は小さいものの、写真のバッグは付けっ放しに出来るサイズでショルダーベルトも付けられる優れもの。ちょっと欲しくなりました。

キャラダイスのサイドポケットもご主人に見て貰いましたが、やはりベルトの位置と長さがヘンだよねとのこと。やっぱりなぁ。

ご主人もサドルバッグはまだ納得ゆく形が定めにくいと話してましたが、作りたい形のバッグの写真を見せて貰えれば作れると思いますとのこと。とても誠実な印象です。

お客さんが多かったので商売の邪魔をしてはいけないと早めに切り上げましたが、今度は工房にお邪魔してみようと思います。