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夕方頼まれたおつかいを済ませて、巣鴨の西にある江戸橋から夕暮れと山手線を眺めておりました。夕餉の匂いと共に、家に帰りたくなる風情を感じます。

iPhoneのカメラは暗部に弱いですが、HDR機能を使い露出が決まるポイントを探せば、そこそこ頑張ってくれますね。

その後、右手ビルの右下に不思議な雲（上下の太い線のような雲、飛行機雲にしては太く短く低い）が出来上がってくるのを眺めていると、別の自転車乗りも気づいたらしく、地震雲かなぁと2人で話しました。そうでないことを祈りますが。時刻は16:45。

益子陶器市での私の唯一の買物は、珈琲フィルターのホルダー。ハンガーみたいなデザインが目を惹きました。胡桃の木を使っているそうですが、KONOの桜の木のハンドルが付いたドリッパーにもよく似合いそうです。

作家は横溝創さん（HAJIME STUDIO）。見目陶苑のテント村で見つけました。真鍮を桜の木に打ち込んだ鍋敷きも欲しかったけれど、それは次回のお楽しみ。このテント村は益子の若手作家を集めていて見所が多かった気がします。見目陶苑内のKenmoku Cafeが普段は作家の交流の場にもなっているようです。

紅葉が深まる頃に、今度は個々の工房を自転車で訪ね歩いてみようかとカミさんと話しております。

益子から真岡へ戻る途中、コスモス畑を見つけました。秋桜。

日中暖かかった空気は陽が傾きかけると急に冷たくなりましたが、青空をバックにした逆光の秋桜は、つい撮ってしまう秋色の定番です。やっぱりGXRにマクロが欲しいなぁ。（写真はiPhone）

軽井沢や日光では紅葉が始まっているようですが、益子の里山が色づくのはもう少し先のようです。

陶器市に混じって、地元の農家の方が鑑賞用のトウモロコシ、蓮、真綿、赤唐辛子、カナリア茄子などを野菜と共に並べていて、これがとてもキレイ。ここにも民藝のココロが息づいているような気がしたのは気のせい？こういう自然の中で磨かれる色彩感覚には敵いませんね。