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昨日と違って妙に温かい風が吹く中、いつ雨が来てもよいように近場の雑司ヶ谷まで朝ポタに行ってきました。

護国寺と池袋を結ぶ二つの大通りに挟まれた雑司ヶ谷は鬼子母神（本当は鬼の字は角がない）に行ったことがあるくらいで、ちゃんと見たことが無かったのですが、都下で戦火を免れた地域だそうです。

雑司ヶ谷霊園から都電を越えて鬼子母神に入ると、七五三を祝う微笑ましい家族を数組見かけました。雑司ヶ谷辺りのつましくも温かい風景が似合いますね。そういえば鬼子母神入口脇の家屋は、TVドラマ「Woman」に使われていましたっけ。

その後、鬼子母神を大黒天とした一帯が雑司ヶ谷七福神になっていると知り一応回ってみましたが、谷中と違って狭いエリアで七福神も素っ気ないものでした。弁財天の観静院の裏を抜けると池袋ジュンク堂に出て来てびっくり。布袋尊と福禄寿を見てまた雑司ヶ谷に戻ります。

鬼子母神と雑司ヶ谷霊園の間にある東京音大あたりには時折古い日本家屋が残り、最近観光客が増えすぎた谷根千よりも情緒があります。都電を挟んで護国寺までの裏道は弦巻通りと言って古い商店街があることも初めて知りました。

持ってきた小銭はお賽銭で使い果たしましたが、朝からやっている豆腐屋やパン屋などもあり、雨さえ気にしなければもっとゆっくり出来そうなエリアですね。